トイレの天井汚れの正体は? 裏技アイテムを使ったお掃除法
トイレの天井汚れは、普段気づきづらい箇所ではあるももの、油断していると黒っぽい汚れが目立ってきてしまうことも。普段掃除していない「盲点」となっている天井汚れですが、どうやって掃除すればいいのでしょうか? 今回はそんな天井汚れをきれいにする方法をご紹介します。
トイレの天井の黒汚れ、もしかしてカビ?
トイレに入ったとき、ふっと天井を見上げると「何か黒っぽい汚れがついている……?」とびっくりしたこと、ありませんか? 普段、トイレの壁や便器周りの掃除をしても、天井にまで目がいくことってなかなかありませんよね。そのため、いつの間にかトイレの天井に汚れがついていた、ということも。
トイレの天井に黒っぽい汚れを見つけたら、それは「カビ」の可能性があります。見つけてしまったら、汚れがひどくなる前にすぐお掃除しましょう。
トイレにカビが生えやすい理由
トイレは密閉空間な上、常に水がある場所なので湿度も高く、カビが発生しやすい場所といえるんです。カビ菌は空気中に浮遊する性質を持っているため、汚れが直接つかない場所だとしても、カビの餌となる条件が揃ってしまえば根をはります。ほこりは壁紙に吸着しやすいため、天井や壁際はカビの餌がはりついている状態。そのため、天井にだってカビが発生してしまう可能性があるのです。
トイレのカビをしっかり除去する方法
用意するもの
それでは早速お掃除していきましょう! 用意するものは下記です。
・塩素系漂白剤
・雑巾
・キッチンペーパー
・ゴム手袋
・脚立
ここで注意したいのは、天井の材質! たまにツルツルとしたタイプの素材を採用している天井もありますよね。そうすると掃除中、洗剤が液ダレしてしまい危険です。まずは水を入れたスプレーボトルを天井に吹きかけ、水が垂れてこないかテストしましょう。
カビ退治の手順
まず下準備として、掃除したい天井の下にモノがある場合は別の場所へ移動させましょう。そして、塩素系漂白剤が直接触れないように、手にはゴム手袋をはめます。
次にキッチンペーパーに、カビキラーなど塩素系漂白剤を染み込ませ、天井のカビ部分にキッチンペーパーを貼り付けます。量は滴らない程度、多すぎないようにしてください。さらにその上からラップをすると、液ダレを防げるほか、しっかりと密着して浸透するのでより汚れ落としに効果的です! そのまま3分放置し、あとは水で濡らし、固く絞った雑巾で洗剤を拭き取ったら完了です。
塩素系漂白剤を使う際の注意点
塩素系漂白剤はやはり強い洗剤なので、使う際には注意が必要です。場合によっては壁紙など、素材を傷めてしまう可能性があるので、初めて使う場合は必ず目立たない位置で試して問題ないか確認してから行うようにしてください。変色などの異変が起こってしまったら、迷わず使用を中止しましょう。テストをしても「やっぱり不安」という方は、水で塩素系漂白剤を薄めて使うのも一つの手です。また、天井のお掃除ですので、目に入らないようにゴーグルをつけて行うと◎。
トイレのカビを漂白剤なしで除去する方法
アルコール除菌スプレーを使って
効果があるのはわかっているけれど、子どもやペットもいるし、あまり強い洗剤は使いたくない……と悩んでしまう方もいらっしゃると思います。そんなときは市販の「アルコール除菌スプレー」を使ってみてください! 除菌効果があるアルコールを使うことで、天井についたカビを落としやすくすることができます。
掃除方法は塩素系漂白剤を使用する場合と同様、ティッシュやキッチンペーパーにスプレーを染み込ませ、カビ部分に貼り付けてから、拭き取るようにこすりましょう。拭きにくさを感じるのであれば、クイックルワイパーにアルコール除菌スプレーを吹きかけ、ワイパーの柄を伸ばして拭き取りをすれば簡単です。
トイレのカビを予防するには?
トイレのカビ掃除をご紹介してきましたが、やはり一番は「カビを生やさないこと」! これに尽きます。カビは一度根ができてしまうと、しっかり取り除かない限りまた再発してしまうため、カビが生えないようしっかり予防策をしておきましょう。
カビが好むのは「湿度たっぷりのこもった空間」。そのため、トイレのドアはいつも閉めっぱなしにせず、定期的に扉を開け、換気をするようにしましょう。また、換気扇を常に稼働させておくのもよいでしょう。
まとめ
トイレがすっきりきれいだと、来客時の印象もいいですし、こちらも気分がいいですよね。普段はなかなか天井の汚れまで気がまわらないかもしれませんが、カビは広がれば広がるほど掃除が困難になっていくので、軽めのうちに処理しましょう!