頑固な汚れに！　メラミンスポンジの洗浄力をアップさせる方法

水をつけてこするだけの手軽さが人気のメラミンスポンジですが、皆さんはどのように使用していますか？

パッケージにも書いてあるとおり、水をつけてこするというのが基本的な使い方です。メラミンスポンジはこの使い方で大体の汚れを綺麗にしてしまいます。

ですが、頑固な汚れをもっと綺麗にできる方法があるとしたら？　そしてそれが、とっても簡単だとしたら？

実は、メラミンスポンジにあるものを一つプラスすることにより、洗浄力がさらにアップするんです！

まずはメラミンスポンジの使い方をおさらいしましょう。

基本的にメラミンスポンジは

「水を含ませてこするだけ」

なのですが、水分が足りていないと元々の洗浄力を発揮できません！

メラミンスポンジで掃除するときには、たっぷりと水をつけて、ぎゅっと絞らず軽く握って水気をきるくらいにして使いましょう。

メラミンスポンジでこすっても思ったより汚れが落ちないな、というときは、まず水の量が足りているかを確認すると良いです。

水をつけてこするので、シンクなど水気のある場所以外の所では水浸しになってしまいます。また、消しゴムのようにこすった後、削りカスが出ることもあります。こすった後に水分や削りカスを拭き取る布巾を用意しておきましょう。

さらに、マイクロファイバーふきんで仕上げ拭きをすると見違えるようにピカピカにできますよ！

もっと綺麗にお掃除したいという方には、ひとまずこちらです。

メラミンスポンジに重曹をプラス！

重曹は別名炭酸水素ナトリウムとも呼ばれ、食用のものはベーキングパウダーや胃腸薬としても使われます。もちろんお掃除にも使用でき、自然由来の環境に優しいお掃除グッズでもあります。

重曹の水溶液は弱アルカリ性の性質を持つので、酸性の汚れである油汚れに効果的！

重曹を容器に少量を出し、メラミンスポンジにちょんちょんと重曹を付けながらお掃除するとやりやすいです。

使い方は水をたっぷり含んだメラミンスポンジに重曹を粉末のままふりかけ、汚れた部分をこするだけ。重曹は研磨剤にもなるので、粉状のまま使うといいでしょう。

メラミンスポンジと重曹のダブルの研磨の力は、シンクの錆や鍋の焦げつきに最適！　コンロ周りや電子レンジなどの頑固な油汚れにも大活躍です。重曹本来の消臭効果も期待できそうですね。

では、油汚れ以外の汚れには何をプラスしたらいいのでしょうか？

メラミンスポンジにクエン酸をプラス！

クエン酸とは、レモンや柑橘類に含まれる「酸っぱい成分」のこと。酸味があるものなので、重曹とは逆に酸性の性質を持ちます。そのため、クエン酸はアルカリ性の汚れにぴったり。

アルカリ性の汚れで代表的なのは、トイレの黄ばみ。他にもお風呂場や洗面台の水アカ汚れ、石鹸カスなどにも効果的です。

重曹と違って研磨剤代わりにはならないので、重曹のように粉状のまま使用せず、スプレーにした方が使いやすいです。

使い方は、汚れを落としたい部分にクエン酸スプレーをして汚れを浮かせ、その後たっぷり水を含んだメラミンスポンジでゴシゴシこすればOK。

汚れがガンコなときはスプレーをした後にキッチンペーパーやラップでぴったり覆い、しばらく経ってからこすると抜群に汚れが落とせます！

メラミンスポンジだけでも大抵の汚れは綺麗にできてしまいますが、一つ工夫をプラスすることによってもっと洗浄力がアップします。

さらに、メラミンスポンジも重曹もクエン酸も全て100均にて購入できます。環境に優しく、手軽で安価に材料が手に入るのは、嬉しいですね。

少し掃除を怠ると、ちょっとした汚れもだんだん頑固なものになってしまいます。しかし、諦めるのはまだ早い！　プラスしてパワーアップしたメラミンスポンジで一旦こすってみましょう。一度諦めた汚れも、もしかしたら綺麗に落とせるかもしれませんよ。