触ると崩れそうなドライフラワーの埃の掃除法&汚れを防ぐ方法
インテリアの一つとして、ドライフラワーを飾ることがはやっていますが、いつの間にか埃がついてしまいます。しかし、触ってしまうと崩れてしまいそうなので、なかなか掃除ができずに困っていませんか? そこで今回は、ドライフラワーについた埃を除去する裏技と、汚れ予防策についてお伝えします。
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ドライフラワーについた埃を放っておくとどうなる?
型崩れの原因に
ドライフラワーは生花を乾燥させたもので、湿気や温度の変化によって傷みやすくなります。とくに湿気が多い場所では花びらが柔らかくなり、型崩れが起こります。一方、湿気が少ない場所では花びらが硬くなって欠けやすくなるという性質があります。
埃は湿度を吸い取るため、放置してしまうと型崩れにつながります。ドライフラワーを長く楽しむためには、こまめなお手入れが欠かせません。
ドライフラワーの埃はどうやって掃除する?
ぬいぐるみについた埃は掃除機で吸い取ったり、払ったりすることができますが、ドライフラワーも同じように行うと型崩れしてしまいますよね。そこで今回は、花びらを傷めずに埃を掃除する方法をご紹介します。
カメラのブロワーブラシを使って
カメラのお手入れに使われるブロワーブラシでドライフラワーの埃掃除ができます。
ブロワーブラシとは、カメラのレンズについた埃や砂を取り除くアイテムです。風船のように膨らんだ箇所を手で押すと管から空気が出ます。埃を吹き飛ばしたい箇所に向けて、ブロワーブラシで空気を出すと埃を吹き飛ばしてくれます。
ブロワーブラシは家電量販店のカメラケアグッズ売り場のほかに、100円ショップでも展開されている場合があります。ひとつ持っておくと、手持ちのデジカメや一眼レフ、ミラーレス一眼レフのレンズ、パソコンのキーボードのお手入れにも使えますよ。
筆を使って
メイク用のブラシや絵の具筆などの柔らかい筆は、ドライフラワーの花びらについた埃を優しく取り除くことができます。強くはらってしまうと花びらが欠けてしまうことがあるので、表面をなぞるようにして使ってください。
掃除するときは必ず乾いたブラシを使用します。水に濡らしたブラシで掃除してしまうと、花びらが劣化してしまうので避けましょう。
メイク用の筆は、チークブラシやパウダーブラシなど毛量の多いものがおすすめです。お掃除用に、100円ショップなどで1本購入してもいいですね。
お手入れの際の注意点
ドライフラワーの掃除というと、ドライヤーで埃を吹き飛ばしたり、ウェットティッシュで拭き取ったりすれば簡単かも……と思うかもしれません。しかし、どちらもNGです。
ドライヤーは弱風にしても風力が強く、花びらの欠けや劣化につながります。また、ウェットティッシュなど水分を含んだティッシュや布で拭き取ると、花びらが傷んだり破れたりするので控えましょう。
ドライフラワーに埃がつくのを防ぐには?
透明ケースに入れて楽しむ
ドライフラワーに埃がつくのを防ぐには、透明ケースに入れるのが一番です。ケースに入れずに飾ってしまうと、気を遣って埃を取り除かなければならず、掃除に手間がかかってしまいますが、透明ケースに入れればケースの上の埃をたまに拭き取るだけでいいのでお手入れが楽になります。
さらに透明ケースに入れると、埃だけではなく日光やエアコンの風から守ることができ、傷みにくいです。
透明ケースはプラスチック製のクリアケースでもOKですし、瓶に入れてもおしゃれです。インテリアショップや100円ショップなどで透明の容器を探してみてください。
密閉容器に入れる際の注意点
透明のクリアケースや瓶など、密閉された容器にドライフラワーを入れる場合は湿気対策をしましょう。おすすめは、お菓子の袋に入っているシリカゲルを一緒に入れることです。シリカゲルは空気中の水分を吸収して湿気を防ぐアイテムです。ドラッグストアやホームセンター、100円ショップなどでも購入でき、ドライフラワーと一緒に入れることで花が長持ちします。
シリカゲルは空気中の水分を含むと、次第に効果が薄れます。2カ月に1回は新しいものと交換してください。
大きいドライフラワーには衣装ケースを
花束のような大きいドライフラワーの保管には衣装ケースがぴったりです。もともと衣類を長期保管できるように作られているので、デリケートなドライフラワーの管理にも適しています。衣装ケースの中に飾る場合も、ドラッグストアやホームセンターなどで購入できる湿気取り剤を入れましょう。
まとめ
ドライフラワーについた埃は、手で取ってしまうと欠けたり傷んだりしてしまいます。しかし、カメラのブロワーブラシや筆を使うときれいに埃をはらいやすくなりますよ。お手入れが面倒な場合は、透明ケースに入れるのもおすすめ。埃やエアコンの風から守られるので傷みにくく、長持ちします♪
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