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2019年03月18日 21:00 更新

床に油をこぼしたとき、どうする? 拭き掃除の裏技

調理中のハネ油や食べこぼしなど、ちょっとした汚れでも落としにくい油汚れ。ところが、キッチンに置いてある食材を使うことによって、万が一大量にこぼした場合でも、しっかり取り除くことができるんです。床にこぼした油掃除と共に、その他の床掃除の裏技テクを紹介していきます。

床にこぼした油は、小麦粉で対処

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こぼした油のうえに、小麦粉を振りかけよう

床に油をこぼしてしまったとき、とりあえず手近にある雑巾やキッチンペーパーなどで拭き取ろうとするかもしれませんが、ちょっと待って! その方法では油を取り切ることは難しいです。

そこでおすすめなのが、こぼれた油に小麦粉を振りかけるという方法です。小麦粉は油を吸収すると徐々に固まってペースト状になる性質があります。さらに放置しておけば、粘土みたいに固体に。油を吸いきった状態の小麦粉は、液体よりも取りやすくなっています。そのまま、燃えるゴミとしてポイと捨ててしまえばOKです。

使う小麦粉は、新しいものでも賞味期限が切れているものでも問題ありません。

カーペットの上にこぼしたときにも! 小麦粉を振りかけ

この方法は、カーペットの上で油をこぼしてしまったときにも使えます。毛があるため、少し躊躇してしまうかもしれませんが、まずは汚れを覆うように小麦粉をかけてください。その後、十分に油を吸収したことを確認してから、掃除機で吸い取りましょう。タオルなどで、上から拭いてもよりカーペットに染み込んでしまいます。まずは、小麦粉に油を移すことから! ぜひ試してみてください。

その他の場所のお掃除にも! 小麦粉の使い方アイデア

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油を吸い上げてくれる小麦粉を使って、その他の場所を掃除するときのも使ってみましょう。

床だけでなく、いろんな場所の油汚れを除去するのに有効です。例えば、キッチンシンクに付着した油汚れ。

これを落とすには、まずは油汚れが気になる箇所に小麦粉を振りかけましょう。そのまましばらく放置したら、後はぬるま湯ですすぐだけでOK。お湯を使うことによって、頑固化した油汚れがゆるみます。なるべくお湯を使って掃除をするとよいでしょう。

小麦粉は、換気扇やレンジフードフィルターを洗うときにも便利です。換気扇やフィルターに小麦粉を振りかけてしばらく置いておくと、こびりついた油汚れを吸着して固めてくれます。あとはこすり洗いするだけで、小麦粉と一緒に油汚れがポロポロと落ちてきますよ。

その他、床掃除に活用できる食材

重曹で床掃除

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酸性である油汚れに対しては、弱アルカリ性の重曹で中和させることによって、汚れ落としをすることができます。汚れの度合いに対して、重曹の形状を変えて対処するとよいでしょう。

例えば、軽い油汚れには液体タイプを。スプレーボトルに入れて、汚れている場所に、シュッと吹きかけてクロスで拭いてください。頑固な汚れに対しては、ペースト状のものを。しっかりと密着してくれるので、床だけではなく、液垂れしてしまう壁にも塗ることができますよ。しばらく放置して、拭き取ったらお掃除は完了です。

米のとぎ汁で床磨き

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歩くことによって、汚れや汗を吸着してしまった床。長く住んでいれば、床もどんどん汚れが蓄積して曇っていきます。

そんな床は、米のとぎ汁を使って、ピカピカに仕上げることができるといわれています。米のとぎ汁にはオリザオイルという成分が含まれていて、それがワックスのような働きをしてくれるのだとか。

米のとき汁で床磨きをするときには、ホコリが混じってしまうと取り除きにくくなるので、あらかじめ表面を掃いておきましょう。

1. 米のとぎ汁をバケツなどに移します。とぎ汁に浸した雑巾を固く絞ります。
2. 床を拭き掃除してください。フローリングの木目に沿って行いましょう。
3. あとは床が乾くのを待てばOK。しっかりと乾燥させてから、カーペットを敷いてください。

ただし、この方法で効果があるのは無垢材のみ。一般的なフローリングは、コーティング加工がされており、とぎ汁を吸収してくれません。ただ滑りやすくなってしまうので、行わないようにしましょう。

まとめ

床に油をこぼしてしまったときは、小麦粉を使うのがおすすめです。そのまま放っておくだけで、油を吸収してくれ、固めてくれるので掃除がしやすくなります。「やってしまった!」という事態にも、ぜひ覚えておくと安心ですよ♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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