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2019年04月16日 21:00 更新

【消臭の裏技】密閉容器に付いたニオイを消す方法

キムチやカレーといった、ニオイのキツイ食品を密閉容器で保存すると、どうしても容器にニオイが残ります。キレイに洗ったつもりなのに、次に入れた食品にニオイが移ってしまうことも。そこで、おすすめしたいのが「つけ置き」。つけ置き+α混ぜることによって、ニオイを消す裏技をご紹介します。

密閉容器のニオイは「塩」で消す

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濃い塩水に密閉容器をつけ置き

密閉容器といっても、ガラスのようにツルツルした表面の容器には、ニオイはつきにくくなっています。ニオイがつくのはプラスチックなどの柔らかい容器。ニオイは細かな粒子となって、容器の凸凹や溝に入り込みます。

容器にしみついたニオイは、濃い塩水で消臭できます。濃度は、100ccの水に3gの塩ぐらいに。塩には殺菌効果があり、容器についた雑菌の繁殖も抑えてくれます。容器をつけ置いたら、様子を見て取り出し、食器用洗剤で洗ってみましょう。乾燥させてもまだニオイがするようなら、再度つけ置きしてみてください。食卓で使用する塩なので、安全&手軽にニオイが消せるのがポイントです。

密閉容器のニオイは「重曹」で消す

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重曹水に密閉容器をつけ置き

ナチュラルクリーニングの素材として人気の重曹でも消臭できます。塩水と同様、重曹水に密閉容器をつけ置きするだけでOKです。100ccの水に小さじ1の重曹を目安として、溶かしましょう。

アルカリ性である重曹は、酸性のニオイに対して効果を発揮してくれます。容器についた酸性のニオイの例としてあげられるのは、魚介類やバターなど。ニオイの原因物質を中和して、消臭します。

では、アルカリ性のニオイがついたら重曹で消臭できないかといったらそうではありません。重曹には静菌作用という効果もあり、雑菌が繁殖することによって悪臭を放つことを抑えてくれるのです。久しぶりに使った容器にニオイがする場合は、雑菌が繁殖している証拠かも? そのときには重曹を使ってみてください。

重曹を使う際の注意点

重曹を使って消臭するときは、重曹水を作ってもいいですし、直接振りかけてこすっても効果的です。ただし、重曹には研磨効果があるので強くこすりすぎて、容器を傷つけないように気を付けてください。傷がついてしまうと、そこに雑菌が入り込み、悪臭を放つ原因になってしまいます。

また、重曹は水に溶けにくいので、重曹水を作るときはよく振って溶かしてください。ぬるま湯を使うとよく溶けます。

密閉容器のニオイは「米のとぎ汁」で防ぐ

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米のとぎ汁に密閉容器をつけ置き

米のとぎ汁に密閉容器をつけ置きして、ニオイを取ることもできます。ご飯を炊くついでに処理できるので、チャレンジしやすいですね。特別なものを買う必要もありませんし、捨ててしまうとぎ汁を利用するのですから、環境にも優しいといえるでしょう。

米のとぎ汁には、天然の界面活性剤といわれるサポニンが含まれています。このサポニンの働きで、油汚れがよく落ちます。容器の汚れはニオイの直接的な原因になりますから、これを落とすことによってニオイを防ぐことができるというわけです。

密閉容器のニオイは「ラップ」で防ぐ

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ニンニクを使った料理や、カレーなど、ニオイが強い食品を密閉容器で保存する際、はじめからニオイがつかないように工夫しましょう。もっとも簡単な方法は、食品用のラップを使うこと。容器の中にあらかじめラップを敷いておきます。食品が直接容器に触れないので、ニオイがつきにくくなります。

まとめ

密閉容器にしみついたニオイは、濃い塩水、重曹水を使って消すことができます。それぞれ、台所で使うアイテムですし、天然のものです。口に入れても安全な素材なので、食品を扱う容器にも安心して使えますね。また、汚れをしっかりと落とすことによってニオイをケアできるので、容器を洗うのは入念に。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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