冷蔵庫の下をキレイにする2つの裏技! 定期的に掃除すべき理由とは?
なかなか普段手をつけられない冷蔵庫の下のお掃除。掃除しにくい場所だからこそ知っておきたい、身の回りにあるもので楽にできるお掃除テクを紹介します。女性でもできる、冷蔵庫の動かし方も合わせてチェックしてくださいね。
冷蔵庫を動かさなくて大丈夫! かんたんお掃除法
みなさんは冷蔵庫の下って、定期的にお掃除していますか? 掃除機のヘッドやワイパーシートも入れにくいですし、汚れの状態がパッと見わからないのでなかなか掃除しにくい場所ですよね。
しかし、モノを冷蔵庫下に落としたとき、何かの拍子で覗き込んだとき、汚れに驚愕することも(笑)。今回はそんな冷蔵庫の下をきれいにするお掃除術をご紹介します。
用意するもの
なかなか手が届かない冷蔵庫下のお掃除。しかし、それだけのために専用アイテムを使うのは気が引けますよね。そこで使えるのが、クリーニングを出した後によくついてくる針金ハンガーと、使い古したストッキング! 伝染してしまったものなど、破れて履けないものを用意しましょう。
針金ハンガーの肩幅にあたる針金を持ちグッと伸ばしましょう。すると、横長だったハンガーが縦長になります。この状態にしたら、いらなくなったストッキングを被せて準備は完了!
掃除のやり方
冷蔵庫下には、機種にもよりますがホコリよけカバーがついているものもあります。ついている場合はそれを取り外してから掃除を行いましょう。掃除を行うときには、周辺にホコリが舞ってしまい、周りのものにホコリがついてしまうので、片付けてから行うのがベターです。
ストッキングハンガーの端を持ち、冷蔵庫下に差し込んで左右に動かしてホコリを取ります。冷蔵庫下からストッキングハンガーを取り出すと、ハンガーにべっとりとホコリがついているかと思います。 取り外したホコリよけカバーを戻し、周辺に落ちたホコリを掃除機で吸い取れば、お掃除は完了です!
冷蔵庫を移動させる場合
「1年ちょっとの話ではなく、正直何年も掃除していない……」という場合は、ストッキングハンガーだけでは取りきれない場合も。大量のホコリを冷蔵庫下に残したままだと、ゴキブリの住処になってしまうほか、火事の危険性も高まります。そんな大量のホコリを掃除するには、冷蔵庫を一度動かしてしっかり拭き掃除しなければなりません。
けれど「え、冷蔵庫って動かせるの?」「女性の力だけでは難しい……」と思いますよね。実は、ポイントを押さえれば、女性の力だけでも冷蔵庫はかんたんに動かすことができるんです。
冷蔵庫の動かし方
まずはコンセントを外して、冷蔵庫下のカバーをはずしましょう。そうするとキャスターが見えてくるので、キャスターを手でゆるめます。ゆるめてから手前に引き出すと、女性の力でもかんたんに動かすことができるんです。
掃除のポイント
冷蔵庫を動かしたあとは、雑巾やモップを使ってホコリや紛れ込んだゴミなどを取り去ります。きれいにしたあとは冷蔵庫を元の位置に戻し、キャスターをしっかり締めてカバーをかけましょう。冷蔵庫のコンセントを抜いて冷却をいったんストップするので、行うのは気温が低い時期がおすすめです。
冷蔵庫の下を掃除しないとどうなる? 3つのデメリット
冷蔵庫の掃除方法をご紹介してきましたが、「冷蔵庫下って目に見えないし、べつにそんなにホコリを気にしなくてもいいんじゃないの?」と思いませんか? 現に私も今までそう思っていました……。しかし大量のホコリを放置していると、いろいろなデメリットがあるのです。
カビやダニの住処に
冷蔵庫の下は湿気や水分がたまりやすく、それがホコリと混ざってカビやダニの温床地帯となってしまう危険性が! また、その環境はゴキブリが好む場所でもあるので、巣を作ってしまう可能性も……。食べ物を保管する場所の真下が、そんな状態では気分がよくないですよね。そうならないためにも、やはりこまめに掃除をするのが大切。キッチンを掃除するついでに、さっとストッキングハンガーを何往復かさせ、ホコリを取り去りましょう。
冷蔵効率が悪くなる
ホコリが冷蔵庫下に溜まっている状態だと、ホコリ汚れのせいで冷蔵庫の冷却機能が低下し、必要以上にエネルギーを使ってしまう可能性があります。冷蔵庫の裏には熱を逃す機能があるのですが、ホコリがその周辺に大量にこびりついてしまうと従来のパワーを発揮できず、無駄にエネルギーを消費してしまうのです。本来のパフォーマンスを発揮させるには、ホコリをきちん取ってあげることが大切。定期的にチェックするようにしましょう。
火事の危険性も高まる
身近なものが発火原因となってしまう事故のニュースが、後を絶たないですよね。「冷蔵庫」も例外ではありません。コンセントまわりにホコリがたくさん積もってしまうと、それが発火原因となってしまう危険性が考えられます。冷蔵庫のコンセントは冷蔵庫上部にある場合もありますが、もし下部にある場合は、定期的に冷蔵庫を動かし、チェックするようにしましょう!
まとめ
冷蔵庫下は普段目につかないので、頻繁に掃除する習慣がなかった方も多いと思います。しかし、トラブルを防ぐためにも、最低年1回は掃除するのがベターです。定期的に行えば手間もそこまでかからないので、冷蔵庫下の掃除のためだけに時間を確保する必要はなくなりますよ。