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2019年04月12日 23:58 更新

洗濯槽の掃除は必要? カビの除去方法&発生を防止する裏技

毎日の暮らしに欠かせない洗濯機。お家によっては毎日使っているケースも少なくないはずです。ボタン一つで洗濯から脱水まで仕上げてくれますが、使えば使うほどお手入れが必要なのも事実。とくに洗濯槽の裏側には通称ワカメと呼ばれる垢が付着しています。そこで今回は、洗濯槽のカビの除去方法や発生を防止する裏技についてご紹介します。

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洗濯槽のカビはどうして生えるの?

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洗濯槽のカビの正体

構造上、家庭用の洗濯機に垢が付着することは避けられません。悪臭のもととなるだけでなく、洗濯物に付着してしまうこともあるため放置できません。定期的に掃除する必要があります。

洗濯物と一緒に洗濯機のなかもきちんと洗えているのでは、と思ってしまいがちですが、これは間違い。とくに洗濯槽の裏側は、洗剤のカスや皮脂汚れ、泥汚れなどがたくさん付着している可能性があります。

さらに、洗濯槽には空気が流れにくく、湿気もたまりがち。つまり、カビが発生するのための好条件が整っているわけです。

ですから、汚れがたまった状態で放置すると、知らないうちにカビが繁殖。それが洗濯時に剥がれてきて、ワカメと呼ばれる小さな垢の塊となって洗いあがった洗濯物に付着してしまうのです。

せっかく洗い上がった洗濯物を垢で汚さないためには、洗濯槽の定期的な掃除が必要です。洗濯頻度にもよりますが、月に一度くらいのペースで行うことで、洗濯槽のカビは解消することができますよ。

カビを放置するとどうなる?

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垢の塊となって洗濯物に付着するだけなら、もう一度洗濯すればきれいに落とすことができます。

もっとも気がかりなことの一つが、アレルギー。実は洗濯槽のカビが原因となってアレルギー性の皮膚炎が起こることもあるのだとか。せっかく洗ってきれいにした洗濯物でも、アレルギーの原因となるアレルゲンが付着しているものを家族に着せたくないですよね。

また、洗濯槽のカビを放置すると臭いの原因にもなります。きちんと洗濯しているはずなのになんだか生臭いと感じたことはありませんか? これは洗濯槽にカビなどの雑菌が繁殖しているサインです。洗濯物にカビが原因の臭いが付着すると、乾燥させたあとにも残ってしまいます。着ているあいだずっと嫌な臭いがまとわりついて不快な思いをしないために、きちんと掃除してカビを退治することが臭いを解消する近道です。

洗濯槽のカビの取り方

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酸素系漂白剤を使って

なんとなく億劫に感じてしまいますが、洗濯槽の掃除は決して面倒な作業ではありません。月に一度くらいのペースで、その日の洗濯を終えたタイミングで行うのがおすすめです。

最近は洗濯槽を掃除するための専用クリーナーがたくさん市販されています。手軽なためそれを利用してもいいのですが、実はわざわざ購入しなくても、いつも使っている漂白剤(液状タイプ)を使って行うことができます。

漂白剤と一口にいっても種類はいろいろ。例えば、キッチンで使用することが多い塩素系漂白剤は、洗浄力が高いのですが、洗濯槽にダメージを与え、サビの原因となってしまうことがあるのであまりおすすめできません。洗濯槽の掃除には、酸素系の漂白剤を使うのがよいでしょう。

酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除に必要なものと手順は、以下の通りです。

・酸素系漂白剤(液体タイプ) 500ml
・お湯 適量
・石けん(溶かしたもの) 50g
・歯ブラシ 1本
・掃除機
・雑巾 1枚

1. まずは歯ブラシや雑巾を使って洗濯槽の周辺についているゴミを除去します。
2. 洗濯機に40~50度くらいのお湯を入れ、酸素系漂白剤と石けんを加えてよくかき混ぜてください。お湯はお風呂の残り湯を使ってもOKです。お湯は限界量入れてください。
3. 3分から5分ほど洗濯機を運転させて、洗浄液を洗濯槽全体に行き渡らせます。
4. そのまましばらく放置してつけおきしてください。
5. 洗濯槽の裏側に貼りついた汚れが剥がれてくるはずなので、これをすくい取ります。浮いて着た汚れを取り除いたらすみやかに洗浄液を流しましょう。
6. 洗濯機をフルコースで運転させます。
7. 雑巾で洗濯槽のなかを拭き掃除します。汚れも水滴も拭き取ってください。蓋を開けてなかを乾燥させたら洗濯槽の掃除の完了です。

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洗濯槽のカビを生えにくくする裏技

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洗濯物はすぐに干す

定期的に掃除するのはもちろんですが、最後に洗濯槽にカビを生えにくくする裏技をご紹介しましょう。

それは洗濯後、洗濯物はすぐに取り出すこと。洗濯槽のなかに洗濯物を入れっぱなしにしておくと湿気がこもってしまいます。すぐに取り出すことで湿気をこもりにくくできるため、カビを生えにくくすることにつながるんです。

洗濯機を使ったあとは蓋を開けておく

洗濯のあとは、洗濯機の蓋を開けておくこともお忘れなく。1時間ほど開けておくことで、やはり湿気がこもるのを防ぐことができ、カビ防止に効果的です。

まとめ

カビを発生させないためには、定期的に洗濯槽を掃除することが必要です。カビを生えにくくするよう、洗濯物はすぐに取り出したり、洗濯機を使ったあとは蓋を開けておいたりして日頃から対処するのもいいですね。

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