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2019年04月14日 15:00 更新

シーツにおねしょのシミを残さない! ナチュラル素材を使った裏技

小さなお子様がいるうちは、どうしても避けることができないおねしょ。誰も悪くないとはわかっていながらも、その対処に気が進まない人もいるのでは? 今回はそんなシーツについたおねしょのシミを残さない方法について特集。おねしょをしたときに、すぐにやっておきたい応急処置方法についても説明します。

おねしょをした後、まずやっておきたいシミ対策

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重曹を振りかける

おねしょをしてしまった布団をそのままにするのは厳禁。しかるべき処理をしないと、シミや臭いが残ってしまうことがあります。

真っ先に行いたいのが、おねしょで濡れてしまったところに粉末タイプの重曹を振りかけること。おしっこの水分を重曹が吸い取ってくれるだけでなく、特有の臭いを消してくれる効果も期待できます。

おねしょした場所を覆うように、たっぷり重曹をかけてください。そのまましばらくおいて重曹を乾燥させたあと、掃除機で吸い取ってしまえばOKです。

紙おむつで叩く

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おねしょの水分を効率よく吸収させるために、紙おむつを使うのもおすすめです。紙おむつをできるだけ大きく広げ、おねしょをしたところにあてましょう。

紙おむつの上からおねしょをした場所をたたいて、紙おむつに水分を吸わせてください。

紙おむつだけではなく、吸水性に優れた未使用のペット用トイレシートを使うのもいいですね。紙おむつよりも広げやすくて使いやすいかもしれません。

シミを残さない! おねしょシーツの洗い方

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ぬるま湯で流し洗い

おねしょしたシーツは、お手入れに仕方を誤るとシミが残ってしまうことがあります。洗濯機に入れる前に、ひと手間かけてシミが残らないように対処しましょう。

まずは、おねしょシーツをぬるま湯を使って洗い流してください。おねしょしたところに、お湯をじかにあてるようにするとよいでしょう。

このとき、くれぐれも熱湯を使わないようにしてください。おしっこに熱湯をあてるとたんぱく質が凝固してしまい、流れにくくなってしまいます。40度前後のお湯で対処してくださいね。

仕上げに乾いたタオルなどを使ってシーツを叩いて水分を移しておきます。おねしょの量が少なめのときは、お湯で洗ったあと、そのまま洗濯機に入れて洗ってOKです。

気になる臭いは?

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おしっこ特有のアンモニア臭が気になる場合は、クエン酸スプレーを使うのがおすすめです。

1. まずは、クエン酸スプレー作りから。スプレーボトルのなかに水100ミリリットルを入れ、小さじ1/2のクエン酸を加えてよく溶かしてください。
2. 自作したクエン酸スプレーを臭いが気になるところに、たっぷり吹きかけるだけでOKです。

クエン酸水は酸性を帯びていますから、アルカリ性を帯びたアンモニア臭を中和して分解してくれる作用が期待できます。

クエン酸自体は体内に入っても害がないものですから、安心して使用することができますね。最近では、既にスプレー状になったクエン酸が100円ショップでも売っているので、1本用意しておくといいでしょう。

おねしょによって、マットレスがシミになってしまったら?

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酸素系漂白剤でシミ抜き

おねしょが浸透してしまい、マットレスについてしまうこともあるでしょう。布団に比べて重くて大きいため扱いづらく、自宅ですぐに対処することが難しいイメージですが、酸素系漂白剤を使えばシミ抜きを行うことができます。

用意するのものは、
・酸素系漂白剤(液体タイプだと使いやすい!)
・タオル 数枚

1. はじめにタオルを濡らしてから酸素系漂白剤をほんの少し付けます。
2. おねしょのシミが付いてしまったところを叩きます。
3. ある程度シミが抜けたら、タオルを洗いしっかり絞ってから、再度叩いて拭き取ります。
4. 仕上げに新しいタオルで乾拭きします。
5. あとは窓を開けて風通しをよくしたり、サーキュレーターの風をあてたりしてしっかり乾燥させたら完了です。

酸素系漂白剤を付けすぎには注意してください。しっかり洗いたくてたっぷり使いたくなるところですが、すすぎに時間がかかるので、ほどほどにするのがおすすめです。

まとめ

シーツにおねしょのシミを残さないためには、まずは重曹をふりかけて、しっかりと水分を吸わせましょう。臭いが気になる場合は、クエン酸を使うと◎。マットレスに浸透してしまい、シミになってしまった場合は酸素系漂白剤を使って叩き洗いするようにしてくださいね。

頑固なシミとなってしまったときには、クリーニングすることも検討してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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