【洗濯機で上履き洗い】ひと手間を加えてしっかり汚れを落とす方法

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使ったあとの上履きでとくに気になるのが、臭いです。というのも、足裏の発汗量は多く、たった1日でおよそグラス1杯分といわれています。その足裏からでた汗が栄養源となって、雑菌が繁殖することで強い臭いを発してしまいます。

毎日清潔な靴下を履くように心がけることで、ある程度防ぐことができますが、それが一週間続くとグラス7杯も上履きの中で汗をかいたことになり、さすがに臭いが気になってきます。

上履きには黒ずみが付着することがありますが、その原因は泥や砂など。室内でしか使っていないはずなのにどうして？　と思いますが、学校内の床や体育館などには外から流れ込んできた汚れがたくさん。気がつかないうちにこすれたり、片方の足をもう片方の足で踏んでしまったりして汚れてしまうのです。

黒ずみはどんどんたまっていき、白い上履きを浸食していきます。1週間ともなるとしっかりと汚れがついているため、定期的に洗濯が必要です。なるべくためずに、毎週洗濯したいものですね。

学校や幼稚園などで使われている上履きは色が白い場合がほとんどです。そのため、黄ばみ汚れが気になるという方もいるでしょう。黄ばみ汚れの原因といわれているのが、アルカリ性の物質です。これが紫外線をあびると、みるみる色が浮き出てしまいます。

上履きに付着するアルカリ性の物質の例として、上履きを洗う際に使用される洗剤が挙げられます。洗剤でゴシゴシ洗ったあとは白くなるのですが、乾燥させる際に紫外線をあびると黄ばんでしまうことがあるのです。

つまり上履きの黄ばみの原因は、洗濯後のすすぎが不十分であり、残った洗剤が直射日光に当てることによって浮き出てしまうから。上履きをきちんと洗っているのに黄ばみが取れないという方は、すすぎを十分にやるよう心掛けてくださいね。

上履きを1足ずつゴシゴシ洗うのはなかなか大変なもの。何足もある場合、できれば洗濯機で洗いたいですよね。ですが室内専用とはいえ履物ですから、衣類やタオルなどを洗うのと同じ場所で洗うのはちょっと抵抗があります。

ですが、洗濯前につけ置きして汚れを落としておけば抵抗感が少なくなるのではないでしょうか？　頑固な汚れも落としやすくなって一石二鳥です。

1. まずは泥など目に見える汚れははらって落としておきましょう。
2. 洗面器などを用意し、ぬるま湯と洗剤、漂白剤を加えてよくかき混ぜてください。ぬるま湯の量は上履きがしっかり浸るくらい。
3. 上履きをつけ置きします。
4. 1～2時間ほどしたら洗浄液から上げて水ですすいでください。ひどい汚れがあるようなら、この時点でブラシを使ってゴシゴシしておくとよいでしょう。
5. 上履きを洗濯機でいつも通り洗います。
6. 洗いあがったら風通しのよいところに干して、乾いたら完了です。

上履きを洗濯機で洗う際は、必ず洗濯ネットを使ってください。洗濯ネットはいつも使っている衣類用のものでもOKですが、上履き専用のものを用意しておくのもいいかもしれません。

靴を洗濯機で洗う際に利用する便利な専用グッズがたくさん展開されています。例えば、ボックスタイプのもの。直方体をしているのですが、各辺にクッションが入っているため、ネットの形状が崩れにくく靴を傷めにくいのが特徴です。

洗濯機で洗った上履きを直射日光に当てると、乾燥するにつれて黄ばみ汚れが浮き出てしまいます。陰干しするようにしてください。適当な場所がない場合は、ハンガーなどに吊るして干してもOKです。

上履きのなかに新聞紙を丸めて入れておくと、つま先部分が縮んだりせずに乾かすことができます。

こちらの商品は、靴を上向きにして干せるハンガーです。厚みがあるつま先部分に水分がたまらないようになるので、しっかり乾かすことができ、乾き残しを防いでくれます。

上履きの臭い、黒ずみ、黄ばみ汚れは定期的な洗濯によって落としてしまいましょう。つけ置きしたあとなら洗濯機で洗う抵抗感もなく、何足もある場合まとめて洗濯できてしまいます！　干し方にも注意して、毎週持ち帰ってくる上履きを手間をかけずにキレイにしたいですね。

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