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2018年12月07日 18:00 更新

疲労回復に! 牡蠣の卵黄ソースグラタン【二十四節気の時短レシピ】

12月7日より、暦の上では「大雪」という時期になりました。北国では雪も降り積もる頃ですね。今回は、大雪の頃に食べるといい時短料理ということで、牡蠣の卵黄ソースグラタンのレシピをお届けします。

皆さま、こんにちは。⼆⼗四節気ホリスティッククッキングスタジオを運営する細谷ゆかりです。

今回は、連載「二十四節気の時短レシピ」にて、牡蠣の卵黄ソースグラタンのレシピをお届けします。

「大雪」とは?(12月7日~12月21日まで)

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今回のテーマは「大雪(たいせつ)」。2018年は12月7日〜12月21日になります。この時期は、いよいよ本格的な寒さが訪れ、北国では大雪が降り白い雪景色が見られ、都心でも北風が強く吹き、体感温度で冬を感じる頃ですね。

地域にもよりますが、根雪と呼ばれる下積みの雪が降り、冬眠する動物たちは冬ごもりを始める時期でもあります。

忙しくなる師走の時期でも、ぐっすり眠れてますか?

1年の最後の月に入った12月。「師走(しわす)」という漢字がぴったりな、慌ただしさを迎える方々も多いと思います。忙しいこの月、休日もゆっくり休めずにいると、疲れは溜まりやすくなりますよね。

やらないといけない事が多いと、脳はいつも何かを考えている状態で、“脳の休息”ができていないことにつながります。脳がリラックスしていないと睡眠の質が落ち、なかなか寝付けなくなったり、眠りも浅くなって夜中に何度も目を覚ますなど、不眠につながることもあります。

疲れが溜まりやすい「大雪」の時期だからこそ、動物が冬ごもりをするように、実は人間の私たちも身体を休め、睡眠時間を多めに取ることがおすすめです。

「大雪」の頃に食べたい食材のポイント

忘年会やクリスマスイベント、各家庭で決まっている年末行事などもあるのが12月。自宅でホームパーティをしたり、またお呼ばれしたりすることもあります。こんな時、少し華やかで美味しい1品が簡単に時短で作れると助かりますよね!

今回パーティでも目を引く1品になる食材は「牡蠣」。精神安定の作用もあり、不眠を解消する働きもあると言われています。

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反対に、不眠につながりやすく、この時期控えてほしい食材は、脂肪が多いハンバーグやピザ、揚げ物などです。これらのメニューは消化に時間がかかり、遅い時間に食べると胃酸が逆流しやすい状態を作り、胃もたれなどになりやすいとされているので注意が必要です。

注目の食材「牡蠣」

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牡蠣は、海のミルクと呼ばれるほど、栄養が豊富です。具体的には、ビタミンB1、B2、B12というビタミンB群とマグネシウム、カルシウムにセレンというミネラル類、DHAやEPAも含まれています。また、亜鉛の含有率は全食品のトップクラスとして、サプリにも使われているほどですね。

その中でも今回注目したい栄養成分は、タウリン。タウリンは、アミノ酸の一種で、肝臓の機能を高め疲れを取り、目の網膜の働きや角膜の修復を助けてくれます。また、飲酒機会の増える12月、アルコールの分解を助けてくれますから、肝臓の働きを強めるためにぜひおすすめしたい食材になります。

「牡蠣の卵黄ソースグラタン」の作り方

今回は、この牡蠣を使って、疲れを吹き飛ばす! パーティにもぴったりな「牡蠣の卵黄ソースグラタン」のレシピをご紹介いたします。

■牡蠣の卵黄ソースグラタン

【材料】
牡蠣 約300g(1パック)
乾燥パセリ 飾り用に少々

<ソースの材料>
卵黄 1個
白みそ 小さじ1弱
マヨネーズ 大さじ3  
塩 ひとつまみ
コショウ 少々

【作り方】
1.牡蠣を洗う。
ザルに牡蠣を入れ、そこに片栗粉(記載外)大さじ1をふりかけたあと、手で牡蠣と片栗粉を混ぜ合わせ水をかけながら、牡蠣についた片栗粉を洗い流す。

2.洗った牡蠣をキッチンペーパーなどでしっかり水分を取る。
3.フライパンに油をひき(記載外)、牡蠣を焼き色が薄くつくくらい焼く。

4.その間にソースの材料を全て混ぜ合わせておく。
5.グラタン皿に焼けた牡蠣を並べ、そこに4で混ぜておいたソースをまんべんなくかける。

6.オーブントースターの中(600W)で10分焼き、ソースに焼き色がついたら取り出し、乾燥パセリを散らしたらでき上がり。

【調理のポイント】
牡蠣は、大根おろしなどで洗う方法もありますが、片栗粉なら手間いらずで牡蠣の汚れをしっかりと取り除いてくれます。牡蠣の汚れは、食中毒の原因にもなりますし生臭さもありますから、綺麗に洗いたいものですね。

まとめ

二十四節気の大雪の時期は、忙しい年末でありながらも、12月13日に新年を迎える準備をする「正月事始め」の日もあり、年末と年始の仕事が重なる、1年で一番忙しい時期となるのかもしれません。

空気も乾燥し風邪もひきやすく、忘年会など飲酒機会も増えるので、休息はゆったりと取ってリラックスして過ごすようにしましょう。

アクティブな交感神経とリラックスの副交感神経のONとOFFを上手に切り替えて、忙しい師走を乗り越えてくださいね。

次回はいよいよ1年の最後の「冬至」をテーマにお送りします。お楽しみに!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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