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2019年02月08日 16:44 更新

家電の箱は全部捨てるべき? 捨てる箱・捨てない箱の見極め方

新しく買った家電製品は、ほぼ段ボールに梱包されていますが、皆様は家電の段ボール、どうされていますか? 全部捨てるのが正解? 実は、そうとも限りません。我が家では、あえて置いている段ボールもあります。今回は、家電を片付けるときにあると便利な段ボールについて、「なぜ取っているのか?」も合わせてご紹介します!

こんにちは! 福岡でお片付けアドバイスとお片付け講師をしている、ライフオーガナイザーⓇの甲斐祐子です。

我が家は転勤族で、間取りも広さも違う賃貸住宅に住み、定期的に引越しがあります。移動もあるし、おうちも広くはないので、あまり多くの物は持ちたくないと思い、基本的には家電の箱は捨てています。

以前、書かせていただいた「すぐに使える! 無印良品のファイルボックスを使ったテプラ収納」でもご紹介していますが、テプラの箱も捨てています。

そんな我が家ですが、今使っている家電の空っぽの段ボール箱、実は3箱くらいは持っています。このように、使っているけれど、箱をとっている物もあります。

梱包の段ボールでも「捨てる箱」と「取っておく箱」、何が違うのか、「我が家の場合」を詳しくご説明いたします。

片付けるときに便利な季節家電の段ボール

我が家で、今、中身は入ってないけれど置いている段ボールは、季節家電の段ボールです。

季節家電の段ボールを取っている理由は、シーズンオフがあり、その時は使わないので、片付けておく期間が必ずあるものだからです。

保管は段ボールでなくてもいいのですが、縦長でも家電と段ボールのサイズはピッタリでこれ以上の物はありません。箱に入っているから、ホコリもしっかりよけられるし、他の物と重ねられます。段ボールに商品名が印刷されているので、何が入っているかも一目瞭然!

「買ってきた時の箱以上の物はない」と思い、扇風機やヒーター、ストーブの箱を置いています。

置いておけるスペースの少ないお宅では難しいかもしれませんが、暖房・冷房系の家電を買う時点で「シーズンオフの時はどこに片付けるのか?」は、ある程度考えておいた方が良いですね。

我が家は、押し入れ下段に重い家電、天袋に軽い家電を収納しています。冷暖房でも、取り付けるエアコンは片付けることがないので、箱は取っていません。

家電ではありませんが、クリスマスツリーや、節句人形なども、出しておく期間の方が短いので段ボール保管しています。

持ち運びするために取っているカセットコンロの箱

普段使っているけれど、箱を捨てずに取っているのは、カセットコンロです。

我が家はキャンプに行くときに必ずカセットコンロを持って行きます。持ち運びするのでボロボロになってしまっていますが、箱に入れると運びやすいので取っています。

キャンプに限らず、持ち運びする物で、ちょうどいい袋などがない場合は、買った時の箱があると便利です。

ちなみに、保管場所はキッチン戸棚にカセットコンロと箱をセットで収納しています。同じ所に置いておくと、箱をどこに置いたか忘れることはありません。

私はどちらでもいいけれど、取っている箱

普段は出しっ放しにして使っている子供のゲームの箱は、夫と子供で決めて置いています。私の物ではないですし、置く場所もあるので、口出ししません。

置いておくメリットとしては、
・引越しや修理移動の時に箱がジャストサイズなので壊れにくい。
・売る時に多少、価値が上がる。
・最近のゲームは保証書が箱に印刷されているので、1年間は保証書でもあります。

家電ではありませんが、お客様宅でも、よくお見かけするおもちゃ類の箱。取っておくのは、「ゆくゆくはお下がりとして、譲りたいから」「遊び飽きたら、売りたいから」という理由が多いようです。我が家は、年の差兄弟2人ということもあり、おもちゃ所有期間は長めなので、後のことはあまり考えておらず、箱は捨てています。

どちらが良いとかはないので、ご自宅の収納スペースと相談して決められると良いですね!

まとめ

お片付けサポートやお片付け講座でお会いする方々もおっしゃるのですが、今、「お片付け=捨てる」とか「物はどんどん捨てなきゃ」という傾向が強いかと思います。

実際に、物の量は少ない方が管理しやすいし、管理にかかる時間も短いです。

でも、私は何でもかんでも捨てれば良いとは思っていません。それぞれのご家庭に持っているからこそ便利な理由がある物もあると思います。

今回は家電のお片付けを中心に書かせていただきました。「段ボールはいらない」という選択もありですが、箱があるからこそ重ねられたり、移動が楽になることもあります。自分の生活スタイルに合わせて、考えてみることが大事ですね!

一般論ではなく、ご自身とご家族の毎日が楽になるお片付けで、快適に暮らしていきたいですね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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