住まい 住まい
2018年12月27日 11:34 更新

100均グッズひとつでできる! 玄関に散らばる靴の整理術

家の顔、とも言われる玄関。 片付けてもすぐ靴が散らかってしまって、雑然としていることはありませんか? 今回は、我が家の実例を挙げて、100均のアイテムひとつでできる玄関の整理方法をご紹介します。

子育てをしていると、家のあちこちが散らかってしまいませんか? 私は余裕がなくなると、子どもに対して「片付けなさい!」と怒ってしまいます。何かひとつでも自主的にやってくれたら、こんなにイライラしなくて済むのにな…と思いますよね。

今回は散らかりっぱなしになりがちな玄関の靴を、ひと工夫で子どもが自ら片付けてくれるようになる方法をお伝えします。

子どもにも楽しくお片付けを手伝ってもらいましょう!

用意するものは、たった2つ! 簡単お片付け術

Lazy dummy

用意するものは、たった2つです。特別なものを準備する必要はありません。

【用意するもの】
・ビニールテープ(2色以上)※100均で購入
・はさみ

ビニールテープについては色を子どもに選ばせるとGoodです。100均では2色入りや3色入りのビニールテープも売っています。

【やり方】
「好きな色のビニールテープを用いて、縦長の長方形を作って、玄関の靴の置き場を区切る」

たったこれだけです!

長方形は、靴を揃えて置いたときよりも周囲に多少余裕を持ったスペースにします。この区切ったスペースに子どもの靴を置いてもらうようにします。

靴の着脱がしやすいように、子ども用のスペースは下駄箱のすぐ側や壁際ではなく中央に配置しましょう。
そして、子どものスペースだけでなく、必ず親のスペースも同じように区切るようにしましょう。
実際に区切った様子がご覧の通りです。
靴を置くと、このようになります。

やってみよう! 言葉を意識した声かけ

Lazy dummy

ビニールテープにより区切られた長方形のスペースは「おうち」と呼ぶようにします。子どもにとって「おうち」とは、人や物が最終的に帰ってくるべき居場所を指します。

まず家に帰ってきて靴を脱ぐ際に、
「○○ちゃんも公園からおうちに帰ってくるよね、だから○○ちゃんのお靴もおうちに帰してあげようね」
などの声かけをして、自分の靴の居場所はここなのだ、と認識させます。

「おうち」は靴を揃えて置いたときの大きさを基にしています。「おうちからはみ出しちゃったら大変だよね、お靴は揃えて置こうね」と声かけをすることで、靴は揃えて置くべきであると伝えます。子どもは目で見ながら体験していきます。

最後に「おうち」に靴を帰してあげた後の結果を伝えます。例えば、「お靴がおうちに帰ると玄関がスッキリしたね。きれいで気持ちいいね」と伝えると、自分が頑張った結果=スッキリという快い気持ちを得られたと理解し、自然と靴を揃えて置いてくれるようになります。

親もやろう! 玄関の靴を一緒にお片付け

Lazy dummy

先ほど親の靴の「おうち」も設置するようにお伝えしました。「○○ちゃん、上手にお片付けできてるね。ママもお靴をおうちに入れるね」とひと言添えると、子どもは親と一緒にお片付けできているという一体感を得て、もっとやる気を出してくれます。

悲しいことに玄関がぐちゃぐちゃに見えてしまう一番の要因は、親の靴です。理由は簡単です。単純に大人の靴の方が何倍も大きいからです。

「○○ちゃんには片付けて片付けてって言うくせに、パパとママはやってないじゃん!」と、子どもから怒られてしまわないように、必ず親も実践するようにしましょう。我が家では実際に夫が靴を揃えるようになり、劇的に玄関がきれいになりました。

まとめ

特に大掛かりな道具も必要ない、100均のビニールテープひとつでできる玄関の整理方法についてご紹介しました。

ビニールテープを貼ってから、我が家の子どもたちはお店などでもきちんと靴を揃えるようになりました。靴箱があるところでは、「ここが今日のお靴のおうちだよ」と声をかければ、率先してしまってくれます。

玄関を長方形に区切るだけで、子どもはさまざまなことを学びます。「片付けなさい!」と子どもに怒鳴る出来事があったら、それは逆にチャンスです。どこかに楽しくお片付けできるヒントが隠れているかもしれませんよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-