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2018年11月24日 18:00 更新

子どもが自分で片づけられる! 切って貼るだけの簡単片づけ術

お片づけのときに、「これはここね!」と子どもに伝えても、いつもその通りというわけにはいきませんよね。小さいお子さんならなおさら。まだ字が読めないお子さんでも、これはここ! と目印を作って戻しやすく、さらに見た目も整うお片づけのアイデアをご紹介します。

こんにちは、ライフオーガナイザーの前田梨絵です。

子どもが小さいうちは、リビングにキッズコーナーを作っているというお宅も多いのではないでしょうか。

目の届く場所で遊んでいてくれるので安心なのですが、その分キッズコーナーがどこからでも目に付きやすい場所になってしまうので、ごちゃごちゃに見えてしまいがち……。できれば避けたいですよね。

今日は、そんなリビングのキッズコーナーに片づけの目印を作ったことで、子どもも元に戻しやすく、さらに見た目もスッキリ整うようになったアイデアをご紹介したいと思います。

なだれ寸前!? 物をつい積み上げてしまう棚の上

以前は、キッズコーナーの棚の上は、息子に任せて放っておくと、えんぴつや作りかけの工作・ゲームに自転車のカギなど、「置きやすいから」という理由で、何でもかんでもどんどん置き、モノが積み上がってしまっていました。

「お母さん、片づけなさいって言うし、床に出しっぱなしのものをとりあえずこの辺りに置いとけばいいやろ!」という彼の心の声が聞こえてきそうですが、いつなだれてもおかしくないくらいに積み上がった状態です。

母としては、ここはリビングの目に付きやすい場所なだけに、前を通るたびにモヤモヤとした気持ちになり、結局自分で片づけるはめになっていました。同じように片づけてもらうにはどうすればいいものか……。

ボックスに入れてしまえば、ごちゃごちゃ感はなくなるのですが、ボックスを引き出してから入れる(出す)という動作も増えてしまいます。できれば、布をかぶせたり、ボックスの中に入れてしまったりと、中にしまって見えないようにしてしまうのではなく、出しっぱなしにのままで、子どもにとっても少しでも使いやすくしてあげたいなと思っていたので、そんなときに思いついたのが「ここに置いてね」という目印をつけることでした。

子どもでも簡単! 形を合わせるだけ

そこでさっそく「ここに置いてね」という場所に、置いてほしい物のかたちに合わせてカットしたシートを貼ってみました。

棚の上に置いてほしいものは、よく使う「筆記用具」「えんぴつ削り」「テープカッター」の3つです。

このとおり、同じかたちのものを合わせて置くだけです。

目印が何もなければ、横を向いたり、斜めを向いたり、それどころか物がどんどん積み上がってしまいます。けれども、ここに置くという目印があれば、自然と向きも揃うので、見た目もスッキリ! ここに置いてほしいと思う場所に片づくという仕組みです。

「同じ形に合わせ置いてね〜!」と声をかけて、先ほど貼ったシールの上に、同じ形のものをパズルのように合わせるようにして置いてもらいます。

今まではついつい置いてしまっていたスペースが少なくなったことによって、他の物が積み上がってしまうことも少なくなりました。

作り方は簡単! 切って貼るだけで所要時間は10分以内

作り方は説明するほどでもありませんが、カッティングシートなどを切って貼るだけなので、10分もあれば余裕でできました。

ちなみに私が使ったのは、ホームセンターなどで売っている、「アサヒペン スーパーメイクアップシート」というもので、大きいものにも対応できそうな幅45センチのタイプです。

他にも最近では100円ショップでも、柄も豊富な「リメイクシート」や「黒板シート」という名前で売られていますね。黒板シートなら、かたちにカットしてから、チョークで文字を書くというのもいいですね!

調べてみるとシートによっては、はがせるタイプとはがせないタイプがあるようです。買うとき、貼るときには注意が必要です。

まとめ

子どもにとっても、これはここに置くという物の住所がはっきりと分かるので、ただ「片づけなさい!」と言われるよりも、分かりやすく楽しんで(!?)片づけられるのではないでしょうか。さらに見た目もスッキリ整い、みんなが気分良く過ごすことができます。これはここに置いてほしい! という物があればぜひ試してみてください。参考になれば嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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