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2018年12月11日 11:00 更新

無印良品の「ドラム式洗濯機」を選んだ理由

無印良品のドラム式洗濯機を使っていると言うと「ちゃんと洗えるの?」「家電のイメージがないけど、よく決断できたね」と言われることが少なくありません。少し不安な気持ちを残しての購入でしたが、今やお気に入りの家電のひとつとなりました。今回は、まだ検索してもユーザーが少ない無印良品ドラム式洗濯機に決めた理由をお伝えします。

こんにちは、インテリア好きのライフオーガナイザー®️木原ことのです。

実は私、洗濯機買換えの下調べに丸2年を費やしています。今まで使っていた縦型洗濯機の仕上がりの満足度は低いけれど、壊れているわけではなかったので、一般的に寿命と言われている8年まで買換えを待とう、というのをマイルールにしていました。

旧洗濯機は、夫が一人暮らしの頃から使用していた5.5㎏乾燥機付き縦型洗濯機。買い換えたかったのは、洗濯中、洗濯槽の中で衣類が撹拌されていない気がしていたからです。特にオシャレ着洗いコースで顕著だったのですが、衣類の所々が水に濡れた気配がありません……。けれども、買い換えたくても、今ひとつピンとくる洗濯機に出合わないので、購入を先送りにしていたのが正直なところでした。

それが、パナソニックのキューブルの発売に気づいてから、本格的に市場調査を開始。元々「パナソニック信者」である私、デザインの素敵なキューブルに心を鷲掴みにされました。

しかし、パナソニックはメインで売り出している普通のドラム式の方が機能が充実しているし、店員さんに聞いてもキューブルについてはイマイチ物足りない回答。当時「デザインにこだわる一人暮らしの人がターゲット」との見方が強かったのです。

洗濯機に何を求める? 優先順位を決めてみた

無印ドラム式洗濯機
出典: https://kiharaspace.com

デザインにも機能にもこだわりたい私ですが、だからと言って上位機種であれば良いというわけでもありません。

写真のように、床にカゴを直置きするスタイルが好きではありませんでしたし、だからと言って専用のラックを置くのもスペースが狭くなるので抵抗がありました。

ドラム式だと洗濯機の上にカゴを置けるのがとても魅力的ですよね。

1.温水で洗えること

無印ドラム式洗濯機
出典: https://kiharaspace.com

海外にホームステイをしていた時、外国製のドラム式洗濯機ではお湯洗いができることが標準でした。

今までは、寒い時期に水で洗濯すると汚れ落ちが物足りなく感じていたので、どうせ買うなら温水で洗える機能付きが最優先!

衣類や汚れ具合によって水温を選ぶことができるため、黄ばみや皮脂汚れもしっかり落とせます。それに60℃では除菌が可能です!

2.乾燥機なし

無印ドラム式洗濯機
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ドラム式といえば乾燥機能があるのがデフォルトですが、無印良品のドラム式には乾燥機能はありません。洗濯機の乾燥機能を使うと干す手間を省けるのが利点ですが、私は可能な限り天日干しがしたいタイプ。雨天時もお風呂の浴室乾燥機能を使っていたため、必要性は感じられませんでした。

何より乾燥機能があると掃除する箇所が二つになり、乾燥機能によってホコリがたまりやすいのでこまめな掃除が必須です。これを怠ると壊れる原因になると店員さんに聞きました。(なんと使うたびごとの掃除が推奨されているそうです!)

そのため元々、乾燥機能なしが希望でした。無印良品の掃除する箇所はこんな風にとてもシンプルな構造で、掃除がとても楽チンですよ。

3.大きすぎないサイズ

無印ドラム式洗濯機
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日本製のドラム式洗濯機は「ななめドラム」が売りで、全面が出っ張っているデザインがほとんどの為、わが家のスペースには大きすぎました。なので、キューブルを見たときコレだ! と思ったのです。

しかし発売当初は①と②はクリアでしたが、③のサイズが10㎏しか製造しておらず、大きすぎないか、と引っかかりました。スペースにはもちろん置けるのですが、実際に前に立って扉を開けて、洗濯物を出し入れする作業スペースにゆとりが欲しいと考えました。

それにキューブルの扉は四角いので(それもオシャレなのですが!)開閉がスムーズに行かないような気もしました。

無印良品のドラム式洗濯機は8kgなので大人二人分には十分ですし、サイズもコンパクトで見事にスッキリ収まりました。直置きしていたカゴも上部に二つ並べることができました!

デメリットをメリットに考え直してみる

無印ドラム式洗濯機
出典: https://kiharaspace.com

気になる製造メーカーですが、アクア製とのこと。日本製ではなく、故障したら面倒な大物家電。
さらに無印良品の家電製品は保証期間が1年しかありません。家電量販店では5年や10年と保証期間も選べますよね。では、家電量販店でAQUA(AQW-FV800E)を購入すると、機能とデザインはそのままに保証も安心できると思いましたが、本体の目立つ部分にAQUAの文字が!

結局、どうしてもシンプルな無印良品のドラム式に決めたい私、このデメリットを払拭したくてさらに調べてみました。

まず、中国家電メーカーのハイアールに買収されたのが、元サンヨーの洗濯機・冷蔵庫部門。それがアクアとなり、元々はサンヨーの技術者で構成されているとのこと。サンヨーの洗濯機・冷蔵庫部門は壊れにくいと定評があったこと。

国産ではありませんが、今ほとんどの洗濯機(洋服などもですよね)の製造は中国ですし、個人的には、アクア<無印良品というブランド力が勝ちました!

それに、乾燥機なしというシンプルな作りだと、壊れにくそうかな、とも考えました。

まとめ

無印ドラム式洗濯機
出典: https://kiharaspace.com

使い始めて1年以上が経ちますが、すごく使い勝手が良いです。当たり前かもしれませんが、取り出すときに絡んでいない! しわがあんまりない! ちゃんとしっかり洗えているのです(これも当たり前ですが)。今までと比べると、ということですが、他で決めてしまわなくて良かったと思えるくらい快適です。

全ての条件を満たしていて、しかも憧れの海外製品であるミーレのようなデザイン。写真は扉をロックするステンレス製の部品ですが、この部分、日本製だとプラスチック製が多かったです。そして、ダイヤルを回す時の音もかわいいのです。

小さなお気に入りポイントが沢山で、永く付き合って行きたいわが家の家電のひとつとなりました。

このように流行りや上位機種に目を向けるだけでなく、優先順位をつけると迷わなくなります。大型家電を選ぶ際の参考になれば幸いです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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