大掃除シーズンに見直そう! 子供部屋をきれいにする方法
年末は大掃除をする機会を得やすいことから、片付けを見直すチャンス! ごちゃごちゃになっている子供部屋をこの機会に見直しましょう。子供部屋をきれいな状態に保つために、収納・掃除のポイントをまとめました。また、きれいになったら、その状態をキープすることが大切。散らからないようにするコツもご紹介していきます。
見直しポイント①:収納
子供部屋がいつもごちゃごちゃしている……という場合、部屋を埋め尽くしているものはゴミではなく子どものおもちゃというケースがほとんど。もし「遊んだ後の片付けはいつもママの仕事」になってしまっているならば、まずは子どもが自分で片付けたくなるような収納の仕組みを考えてみましょう。
子どもが自分で片付けたくなる収納とは?
おもちゃや学習道具を片付け終わるまでにいくつもの工程があると、子ども一人で行うには難しいでしょう。片付けするときには、少ない工程で簡単にできるのがポイント。
例えば、思い切って蓋のない収納を作るのがおすすめ。バスケットの中におもちゃを入れるようにすれば、「入れる」だけで片付けが完結します。小さなお子さんでも簡単に片付けられるようになるでしょう。
思い出ボックスを作る
幼稚園や保育園、小学校に通うようになると一気に増えるのが、工作品。幼稚園や保育園で作ってきた作品は、大切なものですが、すべてとっておくと部屋がいくつあっても足りません。工作品など、子どもの成長記録になるようなものは、まとめて思い出ボックスに入れるのがおすすめ。ダンボール1つなら、決まった量を決めて、その中に入る分だけ保管します。
習い事別に分けてみる
習い事に使うものなど、普段頻繁に使用するものは習い事別に分けて保管するのがおすすめです。整理整頓ができていれば、習い事のときの忘れ物防止にも役立ちます。
見直しポイント②:掃除
せっかくの大掃除。普段の整理整頓はもちろん、普段は手の届かない場所を掃除することも大切です。大掃除で掃除するべきところと、日常的に掃除しておいたほうがよい場所をチェックしていきましょう。
日頃しておくべき子ども部屋の掃除とは?
毎日の掃除は他の部屋同様、換気をしてから使ったおもちゃやプリント類を片付け、最後に掃除機をかけます。床掃除は毎日とはいわずとも、週に1回程度はやっておきたいもの。床の水拭きと共に、棚の水拭きや整理整頓も行ないましょう。また、布団を干したり、枕カバーや布団カバーを交換するのも忘れずに。
さらに、低い頻度で対応すべき箇所は壁掃除。窓掃除やスイッチ周りの掃除も月に1回程度は行うようにしましょう。
大掃除でチェックしたい場所
普段の掃除ではなかなか行き届かない場所こそ、大掃除でチェックしたいポイントです。いつもは外さないカーテンを取り外して洗濯したり、照明のホコリを取ったりするとよいでしょう。子ども部屋で遊ぶことが多い場合は、お菓子の食べカスも落ちていることもあるでしょう。また、ミニカーなど転がす場合は床をしっかり保護するために、ワックスがけをすると、傷つきにくくなります。
きれいな子ども部屋を保つためのコツ
せっかく子ども部屋をきれいにしたなら、その状態をキープしたいですよね。ここでは、子ども部屋がきれいな状態をキープするためのコツをご紹介。
子どもの意見を聞いてみる
頭ごなしに怒らずに、「どうして片付けないのか」ということを、子どもに聞いてみることが大切です。ただ面倒なだけだろうと考えていても、子どもに聞いてみると意外な答えが返ってきた……なんてことも稀ではありません。
「掃除しなさい!」と怒っても、子どもにとってはどう掃除してよいかわからない場合が多いです。そのため、まずは子どもと一緒に掃除や片付けをしてみて、子どもがやりにくそうなポイントや改善点を洗い出してみましょう。そうすることで、掃除がしやすい環境を整えます。
すべてママが行うのではなく、一緒に取り組んで子どもがママの真似をしやすい状態にしましょう。最初は時間がかかるかもしれませんが、一緒に取り組むことで、掃除や片付けのやり方を理解していってくれるはずです。
まとめ
ごちゃごちゃしがちな子供部屋は収納方法を工夫することですっきりと見せることができます。ママが子どもと一緒に掃除に取り組むことで、改善の必要性が浮き彫りになったり、自分で掃除するという自主性を育てることができますよ。今回ご紹介した方法をもとに、子供部屋の大掃除を成功させてくださいね。