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2022年07月02日 07:30 更新

エアコンと室外機の正しい取付位置は? 冷暖房効果アップのコツも

エアコンはどこに設置するかによって見栄えが違ってきますし、なにより暖房・冷房の効率が大きく変わってきます。快適な室内環境を作るためには、適切な取付位置を見極めることが欠かせません。そこで今回は、エアコンと室外機の正しい取付位置について解説。冷暖房の効果をアップさせるコツとあわせてご紹介します。

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エアコンの正しい取付位置は?

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風が部屋の長手方向へ向かうように

エアコンは、温風や冷風が部屋の長手方向へと向かうように設置するのが適切だといわれています。そうすることで風が室内全体に行き渡りやすくなり、快適に過ごすことが可能です。

ただし長手方向だからといって低い位置に設置するのはよくありません。なぜなら、エアコンはなるべく天井から近いところに設置しなくてはならないからです。低い位置に設置してしまうと、本棚などの家具と干渉してしまい、思うように室内全体に風を送ることができません。

窓のそばに

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できるだけ、窓のそばに設置することも大切です。というのも、冬の寒さや夏の熱さが室外から室内へと入ってくるのは、主に窓を通して。窓の近くにエアコンの室内機を設置し、窓に温風や冷風を当てるようにすることで、室内の気温を一定に保ちやすくするのです。

せっかく室内の空気をエアコンで温めたり冷やしたりしても、窓から外気が入ってくるとたちまち室温に影響を与えてしまいます。侵入した外気をまず温めたり冷やしたりすることで、効率的に室温をコントロールすることが可能になるというわけです。

家具の配置に注意

家具の配置もまた、冷暖房効率に大きな影響を与えるので注意が必要です。暖房使用時は、冷たい空気が足元に集まる傾向があります。そのため、エアコンのしたに大きな家具があると風がうまく流れず、足元をいつまでたっても温めることができません。

冷房使用時は、風向きを下のほうに向けたくなりますが、部屋全体を効率よく冷やすには、うえのほうへと送風し天井のあたりを冷やすのが正解。高いところにまで本棚などが達している場合は、風の通り道を邪魔しないように工夫するとよいでしょう。

エアコン室外機の正しい設置場所は?

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室内機に近い位置に

室内機だけでなく室外機をどこに設置するかによっても、効率は変わってきます。というのも、例えば冷房使用時、冷たい空気は室外機のなかで作られます。それが配管を通って室内機へと送られるわけです。

そのため、室外機と室内機がそれぞれ離れたところにあると、配管が長くならざるをえず、なかを通るうちに冷たい空気が温められてしまいます。冷たい空気をできるだけいい状態で室内へと送るには、室外機と室内機が近い位置にあるほうがよいというわけ。

風通しがよい日陰が最適

室外機が風が通りにくい位置にあると、運動の効率が著しく低下してしまいます。しかも、室外機内に熱がこもると温度が異常に高くなって壊れることもあります。風を取り込みやすい場所に設置し、室外機の温度を下げることが必要です。

直射日光が当たらないところに置くことも大切です。室外機が強い日差しや照り返しを浴びてしまうと、十分に冷却機能を果たせなくなってしまいます。すると本来の力を発揮できず、思うように室内を冷やすことができなくなってしまうのです。可能な限り日陰に設置するよう心がけ、できないようなら、すだれをかけるなどの対策が必要。

エアコンの効率をアップさせるコツ

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サーキュレーターを併用する

室内の風通しがいまひとつで、室内全体に送風できない場合、サーキュレーターを併用するのがいいでしょう。サーキュレーターとは、エアサーキュレーターともいい、室内に気流を作ることで空気を効率よく循環させるためのツール。まっすぐ進む風を発生させることができます。

風向きをうえに向けてサーキュレーターを運転させることで、うまく空気が循環させることができ、室内温度を効率的に調整できるようになります。

扇風機を使ってもOKです。ただし、扇風機はまっすぐ風を送ることに長けていないため、サーキュレーターほどの効果を期待することはできないでしょう。

部屋に気流を作る

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気流を作ることができるエアコンを取り入れるのもおすすめです。例えば、あるメーカーには、サーキュレーション気流・垂直気流という2つの気流を作ることができるエアコンがあります。

前者の気流は、天井のそばを通って室内の奥まで届き、さらに下のほうへと風を送り込みます。さらに、後者の気流が窓周辺の空気を調整し、室外の熱や冷気を室内に伝えるのをさえぎる役割をしてくれます。これにより、エアコンの風が直接体に当たるのを防ぎ、室内を快適な温度にしてくれるのです。

まとめ

エアコンは、取付位置によって冷暖房効率が大きく変わってきます。室内機の位置・風向きはもちろんですが、室外機の設置位置や環境についても配慮する必要がありますね。サーキュレーターや気流にも注目し、効率よく快適な室内環境を実現するためにお役立てください。

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