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2019年02月13日 16:30 更新

酢水パワーで裏技お掃除! 便利な生活の知恵とは?

料理のコクを出したり、味にアクセントをつけるときに使うお酢ですが、賞味期限がいつの間にか過ぎてしまい、余ってしまうことも。今回はそんな使い切れなかったお酢の、第2の活用方法をお教えします。掃除にお酢を使えば、水垢が取れてつるりんっ!! お酢にどんなパワーがあるのか、どんなところで使えるのかを紹介していきますよ。

オールマイティに使える! 酢水スプレー

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酢にはどんなパワーがあるの?

お弁当、特に夏場に作るとき、食中毒の予防として、お酢を使ったおかずを入れたり、ごはんを炊くときにお酢を少し混ぜたりしますよね。そのことからなんとなく、お酢には雑菌の繁殖を予防する効果があるのかな、というイメージを持っている方も多いと思います。

お酢には「酢酸」という酸性の成分が含まれており、これがあの「つーん」とする、独特の酸っぱさのもと。この酢酸には雑菌の繁殖を抑制する効果があるだけでなく、水垢などアルカリ性の汚れを中和させ、落としやすくする働きもあります。その作用を使って、お掃除にも使うことができるのです。お掃除にお酢を使う場合は、穀物酢やホワイトビネガーなど、砂糖を使っていないものを選ぶようにしましょう。

酢水スプレーはどんな場所に使える?

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お酢には、雑菌の繁殖を抑制したり、アルカリ性の水垢汚れを落とすのに向いているため、キッチンやトイレ、お風呂場など、水垢汚れやニオイが気になる場所の掃除に適しています。特にキッチンのシンクは、水垢汚れも雑菌も繁殖しやすい場所! お酢なら本来口に入れるものですし、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えますね。また、トイレのニオイはアンモニア臭と呼ばれるものですが、こちらも性質はアルカリ性なので、酸性のお酢で中和させ、ニオイのもとを改善することができます。

酢水スプレーを作ってみよう

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掃除に使えるお酢、もちろんそのまま原液で使ってもいいのですが、お掃除に使うのなら「酢水スプレー」を作ったほうが手軽で掃除も楽チンです。いろんなところに活用できるので、用意しておくと便利ですよ!

酢水スプレーの作り方

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それでは早速、酢水スプレーの作り方をご紹介。用意するものはお酢と水、スプレータイプのボトルです。お掃除に使うものですので、お酢は賞味期限切れのものでも問題ありません。

混ぜる分量ですが、お酢1に対して水2の割合で混ぜましょう。汚れがしつこそうな場合はそのまま原液を使ってもOKです。作ったお酢のスプレーは、なるべくすぐに使い切れるようにしましょう。

酢のニオイが気になる場合は?

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「お酢がお掃除に使えるのはわかったけれど、あのつーんとくるニオイが掃除の時に香るのは抵抗がある……」と躊躇される方も少なくないと思います。使ったその瞬間は気になるものの、蒸発すればそのお酢のニオイはある程度薄れます。けれど、気になる場合はハッカオイルを数滴、作った酢水スプレーに垂らしてみてください。あの独特なニオイがやわらぎ、ハッカの爽やかな香りが残りますよ。

酢水スプレーを使用する際の注意点

いろんな場所の掃除にマルチに使えて便利なお酢ですが、注意すべき点もあります。それは、お風呂場でよく使う「カビキラー」「ハイター」など塩素系漂白剤との併用! この塩素系漂白剤は、酸性の性質を持つ物質と混ざってしまうと有毒な塩素ガスが発生してしまいます。特にお風呂場などはカビ取り剤を使う場面も多いかと思いますので、お掃除でどちらか一方を使った場合はもう一方の使用を控えるか、しっかり成分を洗い流して換気をし、十分に時間を置いてから行うようにしましょう。

酢水スプレーを使ったお掃除術

それでは酢水スプレーを使って行う、お掃除テクをいくつかご紹介! ご自宅で気になっているところがあれば、ぜひ実践してみてくださいね♪

キッチン

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キッチン、とくにシンクは水垢汚れと雑菌が発生しやすい場所。酢水スプレーが大活躍する場所の一つですね。

水垢汚れがこびりつきやすいシンクの内側や蛇口周辺など、汚れが目立つところに酢水スプレーを吹きかけましょう。頑固な場所にはその上からキッチンペーパーをかぶせ、ラップのようにして数分放置し、成分をなじませて落とします。スポンジやブラシでこすれば、するっと水垢汚れも落ちてピカピカになりますよ。三角コーナーや排水口など、雑菌が発生しやすい場所にも酢水スプレーをシュシュッと吹きかければ予防にも! また、使い終わった包丁やまな板に熱湯をかけ、酢水スプレーを吹きかけておけば、殺菌・除菌効果も期待できます。

しかし、キッチンのお掃除で使う際、注意が必要なのが、シンクがステンレス素材の場合。お酢の成分がステンレス素材に触れてしまうと錆びてしまう恐れがあるので、ご自宅のキッチンシンクがステンレス素材の場合は使用を控えるようにしましょう。

お風呂場

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毎日使う場所なので、たくさんの水垢汚れが付着しやすいお風呂場。雑菌も発生しやすく、パッキンや排水口などは特に、カビの温床地帯となりやすいところでもあります。

お風呂上りに、バスタブやバスチェア、床などに酢水スプレーを吹きかければ、雑菌の繁殖予防に! お風呂場に酢の香りが残るのが嫌な方は、ハッカオイルを垂らすといいですよ♪

リビング

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小さな子どもがいると、食べこぼしや飲みこぼしが多く、床がべたつきがちですよね。そんなベタベタフローリングはお酢の力できれいにしてしまいましょう。

酢水スプレーをフロアワイパーのシートなどに吹きかけ、いつも行う床掃除と同じように行えばOKです。フローリングを裸足で過ごすことの多い夏場に行えば、雑菌の繁殖も防いでくれそうですね。

トイレ

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トイレの気になるニオイは「アンモニア臭」と呼ばれるもので、性質はアルカリ性。酸性の性質を持つ酢水スプレーで、ニオイも撃退しちゃいましょう! 酢水スプレーを便器や床など、気になる部分に拭きかけ、トイレットペーパーでふき取るだけでOKです。

まとめ

基本の調味料ではあるものの、醤油や砂糖、みりんと比べれば使用頻度が少なく、つい賞味期限切れになってしまうこともあるお酢。しかし万が一余ってしまっても、お掃除に有効活用できるならありがたいですね! 賞味期限切れのお酢もお掃除にガンガン活用しましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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