卵の殻でシンク・水筒がピカピカに!? 驚きの掃除・洗い物の裏技
朝食やお弁当の用意で、毎朝よく使う卵。卵の殻はシンク脇の生ゴミ入れにポイするか、そのままゴミ箱に捨ててしまうことが大半かと思います。けれどその卵の殻、実はお掃除や洗い物にも役立つこと、ご存知でしたか? 今回は、普段は捨ててしまう卵の殻を使ったお掃除方法をご紹介します。
卵の殻で掃除する裏技アイデア
食卓に欠かせない卵、みなさん冷蔵庫に必ずストックしているかと思います。我が家もみんな卵が大好きなので、なるべく切らさないように、冷蔵庫にいつも入れています。実は、卵を使った後にでるその殻、キッチン関連のお掃除に使えるのです。
キッチンシンクの掃除
なんと卵の殻を使えば、キッチンのシンクのお掃除もできちゃうんです。卵の殻にはカルシウムが含まれており、この殻が研磨剤としての役割を果たしてくれます。
今までそのまま捨ててしまっていましたが、捨てる前に活用してみましょう。卵の殻を少し砕いて小さくし、シンク内の気になる汚れを指の腹を使って擦るように磨きましょう。あとは殻を取り除き、流水で洗い流せばすっきり綺麗になりますよ!
砕いたときにとがった卵の殻がでるので、いらなくなったストッキングの中に入れて使うとより使いやすく磨きやすくなりますよ。
フライパンのこびりつき落とし
鉄製フライパンのお手入れにも、卵の殻は使えます! もし汚れがこびりついて、なかなか取れずにいたら、卵の殻を研磨剤代わりに使ってみてください。タワシやスポンジで擦るのと同じ要領で、ゴシゴシ擦るだけ! スポンジだとなかなか細かい部分の掃除がしにくく、端に汚れが溜まってしまうこともありますが、卵の殻はそんな細かい部分のお掃除だってしやすいのです。鉄製のフライパンは石けんなどを使って洗えないものもあるので、卵の殻を代わりに使うと◎。
卵の殻で磨く際の注意点
キッチンのこびりついた汚れを落とすのに使える卵の殻ですが、使用が適さない素材もいくつかあります。卵の殻はいわゆる「研磨剤」の効果を持つものなので、テフロン加工のフライパンやホーロー素材のもの、プラスチック素材のものにはNG。塗装が剥がれたり、本来の機能が低下してしまう恐れがあります。
卵の殻で洗う裏技アイデア
ミキサー内を安全にお掃除
毎朝のジューサーやスムージー作り、ちょっとしたソースを作る時など、何かと使えて便利なミキサー。スイッチひとつで素材を攪拌できて便利な反面、使い終わったのお手入れが結構面倒臭いんですよね。しかも細かいパーツも多く、ミキサーの刃の部分に洗い残しがうっすら残っていたり……なんてことも。そんなミキサーのお手入れに使えるのが卵の殻!
ミキサーに細かく砕いた卵の殻と水、少量の台所用洗剤を入れて、数十秒攪拌するだけ。いつものお手入れの延長線でできるので、とっても楽チンですね。
漂白剤なしで水筒をお掃除
毎日パパや子どもに持たせる水筒。スポンジで毎晩洗っているものの、中まで目視できないため、しっかりきれいに洗うのは難しく、茶渋や汚れが残りやすいですよね。けれど口に含むものだし、漂白剤を使うのも抵抗がある……。そんなときには、ぜひ卵の殻を使って水筒を掃除してみてください。
方法は、水筒に卵の殻を入れ、卵の殻がかぶるくらいの水を入れたら蓋をしっかり閉め、シャカシャカ上下に振るだけ。卵の殻の研磨剤効果で気になる汚れを落としてくれます。
卵の殻で洗濯する裏技アイデア
卵の殻には、漂白効果もある!?
例えば、毎日使う布巾! 洗濯していても、繰り返し使っていると布巾の黄ばみが気になってきますよね。そこで大きめの鍋を用意し、卵の殻と布巾を入れて沸騰させ、10分ほど煮立たせてください。卵の殻の作用で黄ばみを綺麗にできるだけでなく、煮沸消毒で殺菌もできるので一石二鳥!
卵の殻を加熱することによって、お湯がアルカリ性になるので、洗浄力があがり漂白効果がでるのだとか。この方法で、他の汚れも対策できそうですね。
頑固な運動靴の汚れを落とす
泥んこ運動靴の洗濯にも、卵の殻は一役買ってくれます。いつも運動靴を洗っている洗剤に細かく砕いた卵の殻を混ぜ、ゴシゴシと洗ってみてください。卵の殻の研磨剤効果が合わさって、頑固な汚れも落としやすくなりますよ。
ですが、卵の殻は研磨効果があるため、エナメル素材などデリケートなものは塗装が剥がれたり傷んでしまうこともあるので、使う際には十分注意しましょう!
まとめ
いつもは捨ててしまっている卵の殻。こんなにもいろいろ使えるとはびっくりですよね! 料理をしたついでに、ささっと気になっていたところをお掃除しちゃいましょう。ゴミになる前に有効活用でき、食べられるものでお掃除するため衛生的にも安心です♪