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2018年11月23日 22:00 更新

汗ジミを落とす裏技3つ! 洗濯用洗剤の選び方&効果的な使い方

着用するたびにきちんと洗濯していても、衣類に汗ジミが付着することはどうしても避けられません。とくにワイシャツやブラウスなど、白い衣類だと目立ってしまうことから、捨ててしまおうかと考えることも。そこで今回は、汗ジミを落とす裏技について解説。洗濯用洗剤の選び方、効果的な使い方などについてご紹介します。

衣類用酸素系漂白剤で汗ジミを落とす裏技

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衣類用酸素系漂白剤を汗ジミに塗布

襟や脇、袖口などに付着した汗ジミの原因は皮脂汚れ。洗濯機で洗うだけでは、なかなか落とすことができません。キレイに除去するには、衣類用酸素系の漂白剤を使うのが効果的です。

まずはじめに試したいのが、液状タイプの酸素系漂白剤を汗ジミにじかに塗布する方法です。やり方はとても簡単。汗ジミが気になる箇所に酸素系漂白剤を薄めずにかけるだけ。

濃度の高い漂白剤が繊維の奥にまで浸透し、汗ジミを落とします。そのあと、洗濯機で通常通りに洗いますが、塗布してからしばらくのあいだ(約5分)そのままにしておくとより高い効果が期待できます。

色落ちなど、漂白剤による繊維へのダメージが心配なときは、まず目立たないところで試してから行ってくださいね。

頑固な汗ジミはつけおきで

酸素系漂白剤をじかに塗布しても落ちない頑固な汗ジミには、つけおき洗いがおすすめです。用意するものと手順は以下の通り。

・酸素系漂白剤
・洗濯洗剤
・洗濯桶

1.まず気になる汗ジミに、洗濯洗剤をじかに塗布してください。
2.洗濯桶にお湯(40℃強)と、適量の酸素系漂白剤を入れてよくかき混ぜます。
3.そのまま10~20分ほどつけおきしてください。汚れがひどい場合は、さらに長くつけおきします。
4.洗濯桶のなかから衣類を取り出し、洗濯機で通常通り洗ってください。

はじめに洗濯洗剤をじかに塗布することで皮脂を分解し、汚れを落ちやすくします。ポイントは40℃強という温度が高めのお湯を使用すること。洗剤と漂白剤の力を引き出し、高い洗浄力を発揮します。

中性洗剤×消毒用エタノールで汗ジミを落とす裏技

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用意するもの

中性洗剤と消毒用エタノールを使って汗ジミを落とすという方法もあります。2つを混ぜて使用するだけで、汗ジミの原因となる皮脂汚れはもちろん、食べものや飲みものによるシミ、化粧品が付着した汚れなども落とせてしまうといわれています。

用意するものは、液状タイプの中性洗剤と消毒用エタノールだけ。プラスチックのボトルに液状タイプの中性洗剤と消毒用エタノールを2:1の割合で混ぜれば完成です。

ただし、中性洗剤は蛍光剤や漂白剤が配合されていないものをお選びください。中性の洗濯用洗剤がない場合は、食器用中性洗剤を使っても大丈夫ですよ。消毒用エタノールは、通販のほかドラッグストアなどで購入できます。

汗ジミの落とし方

中性洗剤と消毒用エタノールの混合液を使った汗ジミの落とし方は、以下の通りです。

1.まず、汗ジミが気になる箇所に混合液をじかに塗布してください。
2.使い古した歯ブラシを使って、混合液をたたくようにして繊維になじませます。
3.汗ジミが浮いてきたら、40℃のお湯で汚れを洗い流してください。
4.通常通り洗濯機を使って洗ってください。

軽度の汗ジミであれば、中性洗剤と消毒用エタノールの混合液を塗布し、たたき洗いせずにそのまま洗濯機に入れるだけでも落とすことができます。

消毒用エタノールにはカレーやコーヒーなどの色素を落ちやすくしたり、インクを溶けやすくしたりする効果が期待できます。中性洗剤と混ぜることで高いクレンジング力を発揮するので、汗ジミ汚れ以外にもぜひお試しください。

数日たった汗ジミにはつけおきで

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汗ジミを落とす上で大切なのは、汚れが付いたらできるだけ早く対処すること。着用後に何日か放置してしまい、汚れが定着してしまったときは、つけおき洗いを試してみてください。

とくに白い衣類には、汗ジミが目立ちますよね、今回は、白い衣類についてしまった、頑固な汗ジミを落とす方法をまとめました。

1.洗濯桶に50℃のお湯を入れ、1リットルあたりに洗濯洗剤5グラムと塩素系漂白剤5グラムを入れてよくかき混ぜます。洗濯洗剤も漂白剤も粉末タイプを使います。
2.20分から30分ほどつけおきします。
3.洗濯機で洗ったら完了。

なるべく温度の高いお湯を使うことで、汚れ落ちをしやすくします。しかし、温度が熱すぎると衣類にダメージを与えてしまうので、気を付けてくださいね。

汗ジミを「煮洗い」で落とす裏技

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煮洗いの方法

煮洗いする方法もあります。やり方は、鍋に水を入れて沸騰させ、適量の酸素系漂白剤を入れて10分ほど煮るだけでOKです。とくに白い衣類に効果的ですが、プリントTシャツなど熱に弱いものは避けましょう。

まとめ

意外と汗ジミって、目立つんですよね……。冬ものを出したときに、落としきれていなくて汗ジミが浮き上がってきた! という人も多いのではないでしょうか? ぜひそんな頑固化した汗ジミにも試してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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