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2019年02月22日 18:00 更新

皮脂汚れによるワイシャツの黄ばみを落とす裏技と予防法

きちんと毎日洗濯していても、ワイシャツに黄ばみが付着するのはどうしたって避けることができません。とくに肌に密着しやすい襟や袖口は要注意。自分で気がつかないうちに汚れがたまり、恥ずかしい思いをしてしまうことも。そこで今回はワイシャツの黄ばみを落とす裏技を特集。黄ばみ汚れを付着しにくくする予防法とあわせてご紹介します。

ワイシャツの部分的な黄ばみを落とす裏技

Lazy dummy

きちんと毎日洗濯したとしても、皮脂汚れをすべてキレイに落とすのは困難だといわれています。汚れのうちいくらかが繊維のなかに残ってしまい、酸化するにしたがって黄ばみ汚れとなります。

とくに、肌が直接触れやすいワイシャツの襟や袖口などは、黄ばみ汚れが付着しやすい場所なので注意が必要です。ワイシャツに付着した部分的な黄ばみを落とすには、皮脂汚れをしっかり落とすことが大切。

では、襟や袖口などの部分的な黄ばみを落とすには、どうしたらいいでしょうか?

用意するもの

洗濯機を使って洗濯するまえに、こすり洗いを試してみてください。そのときに必要なものは、以下の通りです。

・台所用洗剤 大さじ2
・粉末タイプの酸素系漂白剤 大さじ0.5
・水 大さじ2
・歯ブラシ

ただし、ウールやシルクを使った衣類の場合は、繊維に浸透しやすい液状の漂白剤を選ぶとよいでしょう。

黄ばみ落としの手順

1. 酸素系漂白剤と台所用洗剤、水をあわせてかき混ぜます。泡立つまで続けてください。
2. 黄ばみ汚れが気になる箇所に、1の洗剤を塗布します。歯ブラシを使ってすり込むようにすると◎。
3. そのまま1分ほど放置したあと、洗濯機を使って通常通りに洗濯してください。

洗濯機を使って洗濯するまえに一手間プラスすることで、黄ばみ汚れをキレイにすることができますよ。なお、洗剤を塗布したあとに放置する時間は、汚れの度合いにあわせて長さを調整してください。

ワイシャツをいつもきちんと洗濯しているのであれば、3カ月に1度ぐらいのペースだと黄ばみが出にくくなります。

ワイシャツの全体的な黄ばみを落とす裏技

Lazy dummy

用意するもの

ワイシャツの全体的な黄ばみは、つけ置き洗いをお試しください。

・台所用洗剤 大さじ2
・粉末タイプの酸素系漂白剤 大さじ0.5
・水 大さじ2
・お湯(40度ぐらい) 2リットル
・洗面器

黄ばみ汚れが強い場合は、台所用洗剤の量を増やしてください。

黄ばみ落としの手順

1. 酸素系漂白剤と台所用洗剤、水を入れてかき混ぜまぜてください。軽く泡立つまで続けます。
2. 洗面器にお湯を入れてください。さらに、1の洗剤をくわえてよく溶かします。
3. 黄ばんだワイシャツを入れてしっかり浸してください。
4. そのまま10分ほど放置したら、洗濯機を使って洗濯します。

黄ばみ汚れの度合いによっては、つけ置く時間を長くするとよいでしょう。

ワイシャツの黄ばみを予防する方法

お湯をかける

Lazy dummy

普段からの心がけで、ワイシャツに黄ばみ汚れをつきにくくすることができます。おすすめなのが、50度から60度ぐらいのお湯を黄ばみやすい襟や袖にかけるという方法です。

皮脂汚れはお湯に溶けやすいので、皮脂が付着しやすい襟や袖口にお湯をかけることによって、ある程度汚れ落としができます。

着る前に汚れ防止対策をする

Lazy dummy

衣類に皮脂を付けないように、あらかじめ対策を練っておくと黄ばみの発生を抑えることができます。最近では、襟・袖汚れ防止テープやパッドが売っているので、それを貼っておくのもあり。そのほか、ベビーパウダーをはたいておくという方法もあります。ベビーパウダーは、汗や油を吸収する役割があり、肌にもやさしいものが多いので、あらかじめ肌にはたいておきその上から衣類を着用するとよいでしょう。

まとめ

白いシャツでは、黄ばみはかなり目立ってしまいますよね。黄ばみを発生させないためにも、あらかじめ予防をしておくと後々楽になります。基本的には、部分的な黄ばみも、全体の黄ばみも台所にある中性洗剤と酸素系漂白剤、水を合わせたものを使うことによって落とすことができます。塗布・つけ置きする時間などを調整して、汚れをしっかり落としてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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