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2019年03月13日 20:30 更新

スーツのクリーニング頻度の正解は? 節約につながるホームケア方法

スーツのクリーニングの頻度について、どのくらいが適切なペースなのでしょうか? また、自宅でのケア方法について悩んでいる方も多いはず。今回は、頻繁にスーツをクリーニングへ出していた方に、自分でケアできる方法をご紹介。クリーニング代が節約できるかも?

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

クリーニングに出す頻度を見直す

Photo by Gez Xavier Mansfield on Unsplash

スーツをいつでも清潔な状態で保とうとして、常にクリーニングに出していませんか? もしかしたら、そのケア方法は正しいとはいえないかもしれません。

クリーニングが必要なのは?

スーツは素材やつくりによって、クリーニングに出すべき頻度が変わります。例えば、夏の暑い時期に着るスーツは、薄い素材でできており、裏地が大きくカットされています。とても軽いという利点がありますが、すぐに型崩れをおこしてしまうのが難点。毎日着ていると着崩れしてしまうため、クリーニング頻度は2週間に1度くらいが◎です。

一方で、秋や冬に着るスーツは、フェルト生地やウールなど厚手の生地で作られています。とても繊細な素材なので、夏物と同じペースでクリーニングに出すと糸切れなどをおこし、すぐに傷んでしまいます。秋冬物は、シーズンが終わったタイミングで1度クリーニングに出す程度でいいでしょう。

クリーニングの出しすぎはトラブルの元

スーツは高品質なものであればあるほど、体のラインがきれいに出るよう、立体的に作られています。そのため、クリーニングに出しすぎてしまうと生地が傷んだり、型が崩れたりします。そのため、シーズンが終わり、長い間クローゼットの中で保管する場合やひどい汚れがない限りクリーニングは控えたほうがベターです。

また、クリーニングに出す場合も「なぜ出すのか」をお店の人にしっかり伝えることが大切です。「臭いが気になるようになってきた」と具体的に伝えたり、仕上がりがどんな風になれば良いのかなど細かく伝えることで、それに合った適切な対応をしてもらえ、必要以上に生地が傷んでしまうという心配がなくなります。

クリーニングの回数を減らすホームケアの裏技

Photo by Hermes Rivera on Unsplash

クリーニングに出す頻度を減らすべき! と言われても「それならどうやってスーツをケアすればいいの?」と疑問を持つ人も多いでしょう。スーツは、クリーニングでしかケアできないと思いがちですが、家庭内でもちょっとした工夫でケアすることができます。

スーツを長持ちさせるコツ

スーツの劣化を防ぐには、毎日同じものを着用しないこと。1週間毎日同じスーツを着て、週末になったらクリーニングへというサイクルの方もいるでしょう。しかし、この方法はNG。理想は、週5日勤務なのであれば、毎日異なるスーツを着ることです。スーツを休ませる期間を作ることで、生地への負担を軽減させることができます。

また、帰宅してスーツを脱いだ後、ハンガーにかけることは基本です。しかし、それだけではなく洋服ブラシを使って、優しくなでながらスーツについた汚れやゴミを取りましょう。

さまざまな素材がある洋服ブラシの毛ですが、スーツをブラッシングするものなら、柔らかい馬の毛でできたものがおすすめです。ブラッシングは毎日行うことが大切ですが、少なくても3回に1回は行うようにしてくださいね。

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スーツの臭い対策

保管するときは、風通しの良い場所にかけて休ませてあげるようにしましょう。クローゼットは通気性があまり良くないので、脱いだばかりのスーツをクローゼットに直接しまってしまうと臭いがこもってしまいます。

自分でクリーニングする裏技

Photo by Fancycrave on Unsplash

スーツのなかには、自宅でクリーニングできるものもあります。自宅でケアできればクリーニング代を大幅に節約することができますよね。

ホームクリーニングの手順

ホームクリーニングできるかどうかは、スーツの洗濯表示をチェックすれば確認できます。洗濯機洗いOK、手洗い洗濯OK、ドライクリーニングOKのいずれかのマークが書かれていれば自宅でケアすることができます。

例えば、手洗いマークの場合は、手洗いをするか、洗濯機の手洗いコースで洗います。ドライクリーニングマークの場合は、洗濯機のドライコースかつけ込み洗いとなります。

水洗い不可のマークが書かれている場合や高価なもの、鮮やかな色のものの場合は無理に自宅で対応せず、プロにお願いしたほうがいいでしょう。

洗濯する前には、事前準備を。スーツについてほこりをブラッシングして落とします。スーツのひだはクリップで留めておくと型崩れしにくくなり、ラインをきれいにキープすることができますよ。ネットが入るサイズに簡単に畳んだら、スーツがよれないようにネットの上からクリップで留めておくと◎。

洗剤は水でよく溶かしてから洗濯機の中へ。洗濯が終わったら、シワにならないうちにすぐに取り出し、形を整えてから干しましょう。裾をクリップで留めて干せるタイプのハンガーがおすすめです。

スーツの仕上げはアイロンで

アイロンの適温も洗濯表示に記載されています。低温から中温にあわせ、あて布をしてから丁寧にプレスしましょう。スチームをかけた直後はシワがつきやすいので、すぐにハンガーにかけて寝かせておくことをおすすめします。

まとめ

スーツはむやみにクリーニングを出してしまうと、かえってスーツの素材が傷んでしまいます。夏物なら2週間に1回、秋冬物ならシーズンが終わったタイミングで出すようにしてくださいね。また、スーツの中には自宅でケアできるものもあります。購入前に洗濯表示をチェックして、自宅ケアできるものを購入するのもいいですね。

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