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2019年03月03日 20:30 更新

ガスレンジの油汚れが簡単に落ちる裏技お掃除術

毎日の料理に使うガスレンジは、油汚れがつきやすく、掃除するのが大変。「ガスレンジを掃除するのが億劫」という人も多いのでは? そんなガスレンジの油汚れを簡単に落とす方法があるんです。今回は、どのご家庭にもあるものを使って、ガスレンジのベタベタした油汚れを簡単にきれいにする裏技をご紹介します。

ガスレンジの油汚れを落とす裏技①:小麦粉

Photo by Michal Janek on Unsplash

天ぷらやお好み焼き、お菓子作りなど、料理に欠かせない小麦粉。ですが、小麦粉って意外と余りやすく、気付けば賞味期限が切れていた……なんてこともよくありますよね。

そんな賞味期限切れの小麦粉は、捨てる前に掃除に活用してみませんか? ガスレンジのベタベタした油汚れも、なんと小麦粉を使うことできれいになるんです。ここでは、小麦粉でガスレンジの油汚れを落とす裏技について見ていきましょう。

用意するもの

小麦粉を使ってガスレンジを掃除するときは、以下の3つを用意してください。
・小麦粉(薄力粉でも強力粉でもOK!)
・水の入った霧吹き
・布巾

なお、布巾は汚れを拭き取るときに使用するのですが、汚れと小麦粉のついた布巾は洗うのが大変なので、古いタオルや布の切れ端など、使い捨てできる布巾を準備すると便利です。

油汚れの落とし方

Photo by Jens Johnsson on Unsplash

必要な道具を揃えたら、さっそくガスレンジの頑固な汚れを落としていきましょう。

①油汚れでベタベタした部分に、小麦粉をふりかける。(小麦粉の量は少なめでOKです)
②霧吹きを使って、ふりかけた小麦粉の上に少し湿るくらいの水をかける。
③そのまま10分くらい放置する。
④布巾で汚れと小麦粉を一緒に拭き取る。

たったこれだけ! ですが、上記のように小麦粉をかけてからガスレンジを拭き取ると、小麦粉と一緒に油汚れがボロボロと剥がれて、簡単にきれいにすることができるんです。

食品に使う小麦粉なので、キッチン周りでも安全に使えるのがポイントですね。

どうして小麦粉で油汚れが落ちるの?

小麦粉に含まれる成分に油を吸収するはたらきがあるためです。油を吸収した小麦粉は、ひとかたまりになって、汚れをまとめて剥がしてくれます。

ガスレンジの油汚れを落とす裏技②:煮洗い

Photo by Paolo Bendandi on Unsplash

調理中に吹きこぼれた汁や油、焦げなどで汚れやすい五徳。形が複雑なので、ガスレンジでも特に掃除するのが大変な部分でもあります。そんな五徳は、掃除をしばらく怠ってしまうと、ベタベタした汚れがこびりついて、スポンジでこすってもなかなか汚れが落ちないことも。ここでは、五徳についた頑固な汚れを上手に落とす裏技をご紹介します。

用意するもの

準備するものは、次の3つです。

・鍋
・重曹
・スポンジ

鍋に入れて煮洗いする

五徳の汚れは、洗剤を加えた水やお湯にしばらく浸け置きしておくと落ちやすくなります。ですが、それでも落ちない頑固な汚れがついてしまっている場合は、五徳を煮洗いすると効果あり。

油汚れは、熱を加えると緩みます。そのため、煮洗いすることによって、頑固な汚れを落としやすくしてくれるのです。

①大きめの鍋に水を約1リットル入れ、そこに大さじ1杯の重曹を加えてよく混ぜる。
②重曹水の入った鍋の中に五徳を入れて火にかけ、しばらく沸騰させる。
③火を止めて、冷めるまでそのまま放置する。
④スポンジでこすって浮き出た汚れを落とす。

油汚れは酸性のため、弱アルカリ性の重曹で中和させて落とすことができます。

合わせて行いたい五徳のサビケア

ガスレンジの五徳は、使用しているうちに塗装が剥がれ、サビてしまうことも。五徳の掃除をしたら、ついでにサビ防止のお手入れもしておきましょう。

五徳のサビを防ぐには、サラダ油を使用すると◎。キッチンペーパーにサラダ油を染み込ませ、五徳にまんべんなく塗りましょう。これをすると五徳はサビにくくなります。

ガスレンジの油汚れを落とす裏技③:ドライヤー

Photo by Element5 Digital on Unsplash

毎日、髪を乾かすのに使っているドライヤーも、ガスレンジの掃除に大活躍。煮洗いと同じく、熱を加えることによって油汚れを落としくするのです。

ここでは、ドライヤーを使ってガスレンジをピカピカにする裏技について見ていきます。

用意するもの

準備するものは、次の5つです。

・ドライヤー
・ラップ
・キッチンペーパー
・中性洗剤
・布巾

ドライヤーの熱で油汚れを浮かせよう

①ガスレンジの油汚れの気になる部分にキッチンペーパーを敷き、その上から中性洗剤をかける。
②中性洗剤の染み込んだキッチンペーパーを覆うように、上にラップをかける。
③ラップの上からドライヤーの熱を当てる。すると、ドライヤーの熱によって油汚れが浮き上がってくる。
④ラップとキッチンペーパーを剥がし、布巾で汚れを拭き取る。

洗剤だけでは落ちない油汚れも、ドライヤーの熱を当てることで簡単に落とせるようになります。

まとめ

掃除が大変そうなガスレンジの油汚れは、小麦粉やドライヤーなど、身近のものを活用することで、簡単に落とすことができます。裏技を使えば、もう油汚れをスポンジやたわしでひたすらゴシゴシこすらなくても良くなるはず。ガスレンジにつく油汚れの性質を把握した上で、ぜひ試してみてください。

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