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2021年02月11日 16:58 更新

身近にあるもので解消! 油性ペンのにじみを防ぐ裏技5選

書きやすくて、一度書いたら落ちにくいことで知られる油性ペン。子どもの給食袋や上靴、ぞうきんなど名前を書くときに使うことも多いですが、気になるのは書いたときの「にじみ」。書いた部分の枠を縁取るように、素材によってはにじんでしまう場合がありますよね。今回は、そのにじみを解消する裏技をご紹介していきます。

水で濡らしてから書く

油性ペンのにじみを防ぐ裏技は水で濡らしておくこと。
Lazy dummy

濡れた繊維にはインクが染み込みにくい

紙やプラスチックなどにはスラスラと書けて便利な油性マジックですが、体操服など布に使うとにじんでしまい、思うように書けないことがあります。そんなときは、あらかじめ布を濡らしてから使ってみましょう。

油性マジックのインクは、濡れた繊維に染み込みにくい傾向があります。一度布を濡らしてその上から書くとにじまなくなるのです。

だだし、べちょべちょに濡らしてしまうと書きにくくなってしまうので、あくまで湿らせる程度でOK。絞るのが難しいもの、例えば上履きなどは霧吹きを使って湿らせましょう。

スティックのりを塗りつける

油性ペンのにじみを防ぐ裏技のスティックのり
Lazy dummy

よく乾かしてから書こう

あらかじめスティックのりを布地に塗りつけておくという方法もあります。

油性ペンを布に使う前に、書きたいところにスティックのりを塗ります。よく乾かして表面に膜を張ったような状態になったところで、書いてみてください。インクがにじむことなく書けるでしょう。

スティックのりがにじみを防ぐのは、のりの成分がインクの広がりを防いでくれるから。油性とはいっても、マジックのインクは液体です。そのため、インクが布につくと、繊維の糸をさかのぼって広がります。これを毛細管現象といいます。スティックをあらかじめ塗っておくことで、この毛細管現象が起こるのをおさえることができるため、インクが広がらずにじまないというわけです。

ただし洗濯したときに、落ちやすくなっています。洗濯して消えてしまったら、上からなぞるようにもう一度書いた方がいいでしょう。

ヘアスプレーをかける

油性ペンのにじみを防ぐ裏技のヘアスプレー
Lazy dummy

コポリマーの成分がインクをはじく

ヘアスプレーを使って、油性マジックのインクをにじみにくくすることもできます。まず、書きたいところにヘアスプレーをシューッとまんべんなく吹きかけてください。スプレーの水分が完全に乾いたのを確認してから油性ペンで書いていきます。

ヘアスプレーを吹きかけるとにじみにくくなる理由は、ヘアスプレーに含まれているコポリマーという成分の働きによるもの。コポリマーが布の繊維にまとわりつくことで、油性マジックのインクをはじいてくれるのです。

布によっては表面がザラザラとしていて、書きづらい場合もあります。ところが、ヘアスプレーを吹きかけておけばペン先がすべりやすくなり、紙などに書くときと同じようにスラスラと文字や絵が書きやすくなるでしょう。

チョークで塗る

油性ペンのにじみを防ぐ裏技のカラーチョーク
Lazy dummy

白布には白チョークを

もしお家にあるようならば、白チョークもにじみを防ぐ方法として便利です。油性マジックを使いたい箇所にチョークをまんべんなく塗り、そのうえから書くだけ。

ボディソープを塗る

油性ペンのにじみを防ぐ裏技のボディソープと泡だてネット
Lazy dummy

ドライヤーで乾かしてから

ボディソープを塗ることにも油性インクをにじませない効果があります。まず、マジックを使うところにボディソープを塗ってください。このとき、塗りムラができないように!

ボディソープを塗り終わったら、ドライヤーを使って乾かします。触っても手につかないぐらいに、しっかり乾いたのを確認してから油性マジックで書いてください。乾きが不十分だと、うまく書くことができません。

まとめ

布に油性マジックが広がってしまうと、文字や絵がつぶれてしまいます。特に小さいお子様がいる家庭では、学校用品に名前を書く際に、油性ペンをよく使うでしょう。その時にプチテクを使って、にじまないようにきれいに書けるといいですね。

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