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2018年10月13日 19:30 更新

楽に管理したい! やってみてわかった子供服の収納のコツ

子どもの成長と共に洋服が増えるため、衣類の管理に悩まれている方も多いのではないでしょうか? 今回はちょっとでもラクに管理できる子供服のたたみ方、収納方法、管理方法についてご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー®の原田ひろみです。

子どもの成長と共に洋服が増え、見直しが必要になる子供服。どのように収納していますか?

兄弟が多いとさらに悩みが増えますよね。わが家は子ども一人ですが、このような方法を取り入れています。

引き出し収納は、ひと目で見渡せるように!

わが家の小学3年生男児の衣類は、幅66cm×奥行き35cmの4段の引き出しケースに収納しています。引き出しの上から一段目がトップス、二段目にボトム、三段目にはパジャマ、水着、マフラーなどの季節小物、四段目には靴下、下着やシャツなどのインナー、一度着てすぐに洗濯しない洋服の一時置きスペースとして使っています。

横並びにすると一目で見渡せる

引き出しに洋服を収納する際、畳んだものを横並びにして見渡せるようにしています。

縦に並べていくと奥の衣類は見えずらく取り出しにくくなります(下記参照)。

使いやすさで配置を決める

引き出しを開けたとき、全部が引き出せないため奥のスペースが見えづらくなってしまいます。使いにくい奥側はオフシーズンの服、出し入れしやすい手前は普段着ている服(オンシーズンの服)と、エリアを分けて配置を決めると出し入れがスムーズに。

季節が変われば、前後を入れ替えるだけで衣替えが完了! 楽ちんです。

下着類は崩れにくいたたみ方で出し入れしやすく

子どもの靴下、下着類は崩れを防止するため、全て輪の中に入れてしまうたたみ方にしています。子どもが自分で衣類を出したら崩れてしまい、たたみ直すのが面倒でそのまま引き出しに放り込み、ぐちゃぐちゃになってしまうことがよくありました。

そこで折りジワなどが気にならない下着やインナーは、崩れにくい畳み方にしています。

【インナーのたたみ方】
1)全体を広げます
2)サイドを折りたたみます
3)裾部分を1/2になるよう折り返します
4)裾部分に、上部を入れ込むようにしてしまいます
https://lifestylingroom.com/
【下着のたたみ方】
1)全体を広げます
2)1/3になるようにサイドを折りたたみます
3)下着が1/2になるよう折り返します
4)下部を上部に入れ込むようにしまいます
https://lifestylingroom.com/

3つの入れ方を試した結果、見つけたベストな収納

収納方法は子どもが使いやすいように、我が家でもいろいろ試してみました。その結果、我が家のベストな収納にたどりつきました。ここでは3つの収納方法を紹介しますので、どれが使いやすくて戻しやすいか意識して確認してみてくださいね。

①引き出しに下着類・靴下を仕切らずすべて放り込むだけ

仕切りがないため戻すのはラクです。探すときは、これぐらいゆとりがあれば探しやすいですが、ギュウギュウに入れてしまうと探しづらくなります。

②アイテムごとにボックス分けして収める

戻す時、3つの場所に分けて入れる必要がありますが、探す時、アイテムごとに分かれているため①よりは探しやすくなります。

③ニトリの仕切りボックスで一つずつボックスに分けて収める

1つずつマスに入れないといけないので①・②に比べて戻す時にひと手間がかかりますが、3つの中でも一番、必要なものが見つけやすい方法になります。

また、他のものが一緒に出てくることがないので、一つずつ取り出しやすくなります。

いかがですか? 方法はこれ以外にもいろいろありますが、こうやって比較すると「これは子どもにとってやりにくいかも」「これならできるかも」などが出てくると思います。お子さんに合わせて“出しやすくて戻しやすい”を意識して収納方法を考えてみてくださいね。

我が家は、私が子供服を管理していた頃は、一つずつ仕切りボックスに入れて収納していた頃もありました。子ども自身で準備をするようになってからは、細かい仕切りがない方が使いやすいとのことで、②のアイテムごとにボックスに収める方法に変えました。

収納方法は、使う人の行動のクセに合わせてあげると管理がしやすくなりますよ。

おさがり服はもらったときに仕分けする

子どもが成長するたびに衣類を買い替えなくてはいけないので、おさがりの服をもらえるのは助かりますよね。ただもらいすぎて逆に収納に困る……という場合も少なくありません。

そこでもらったらまず、仕分けをしています。たくさんもらっても好みの服を優先して着せることが多く、あまり気に入っていない服は「いつか着せよう」と思って置いていても結局、残しているだけで着ることはありませんでした。

その経験からもらった時点で「着せたい」と思うものだけを選び、仕分けるようにしました。小学三年生にもなれば、本人の好みが出てくるので今では本人に選んでもらってます。

増えすぎるおさがりの服は「入り口で整理をする」と、後の管理がグッとラクになりますよ。選んだ衣類はサイズごとにバンカーズボックスに収め、着られるようになるまでは保管しています。

まとめ

子供の成長に合わせて衣類が増えてしまうので定期的な衣類の見直しは必要になってきます。また、親が手伝って着替える幼少期の場合と、子供自身で着替えをする年齢の場合では、同じ方法ではうまくいかないこともあります。使う人の行動のクセを考慮しながら、出しやすくて戻しやすい方法を選ばれると洋服の維持管理がしやすくなりますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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