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2019年02月15日 11:00 更新

おろし器に繊維が絡まない! 洗い物が楽になる裏技&正しいおろし方

「おろし生姜をつくったら、生姜の繊維でおろし器が目詰まりした」「おろし器を使った後、洗い物が大変……」そんなおろし器に関するストレスは、どのご家庭にもある、あのキッチンアイテムが解決してくれます。今回は、おろし器に食材の繊維が絡むのを防ぐ裏技と、生姜と大根の正しいおろし方について解説します。

目詰まりを防ぐには、おろし器にシートを敷くだけ!

Lazy dummy

おろし器で生姜やわさび、大根などをおろすと、おろし器の目の部分に繊維が絡まってしまうことはよくあること。おろし器の目に詰まった繊維は、水で流してもなかなか取れませんし、スポンジでこするとスポンジが傷んだり、スポンジの繊維までおろし器に絡んだりすることもあります。

そんなおろし器に関するイライラは、生姜などをおろすときにひと工夫加えることで解決できます。まずは、おろし器に繊維を絡まなくする裏技について見ていきましょう。

クッキングシートorアルミホイルを敷こう

おろし器の目詰まりは、クッキングシートで防ぐことができます。まずはクッキングシートを準備して、おろし器の上に敷きましょう。そして、その上から、いつもと同じように生姜や大根などをおろしてみてください。すると、おろし器の目詰まりを防ぎながら、食材をすりおろすことができるんです。

この方法で生姜などの食材をすりおろすと、おろし器に食材がほとんど触れないので洗い物がラクチン。クッキングシートを取り外して、水でサッと流すだけでおろし器がきれいになります。

また、おろした生姜や大根は、取り外したクッキングシートの上にのっているので、集めやすいですね。おろし器の目に詰まっていないので、食材を無駄なく料理に使うことができます。

もし、クッキングシートがない場合は、代わりにアルミホイルを使うのもOKです。ただし、アルミホイルはクッキングシートに比べて破れやすく、破片がおろした食材に入り込むこともあるので注意してください。

生姜を上手にすりおろす裏技

Lazy dummy

繊維を裁断するのがポイント

「生姜をすりおろしたら、繊維だらけになってしまった」という経験はありませんか? 繊維だらけの生姜は、見た目がイマイチなだけでなく、料理に使ったときの口当たりにも影響します。

生姜をなめらかにすりおろすためには、生姜の繊維を断ち切るようにおろすのがポイント。まずは生姜の繊維の方向を確認し、繊維の方向が垂直になるように生姜をおろし器に当てておろしていきましょう。そうすれば、繊維が裁断されて、口当たりの良いおろし生姜をつくることができます。

冷凍生姜はそのまますりおろしOK

ここで、生姜をなめらかにすりおろす裏技をもう一つご紹介します。実は、生の状態ですりおろすと繊維の残りやすい生姜も、冷凍することで繊維が残りにくくなるんです。

そこで、生姜を上手にすりおろすために、生姜を冷凍してみましょう。買ってきた生姜は、きれいに洗ってキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、丸ごと冷凍保存を。使いたいときは、凍ったまますりおろせば、なめらかなおろし生姜ができあがり。冷凍なら、冷蔵庫で保存するよりも長く保存できるので一石二鳥ですね。

大根を上手にすりおろす裏技

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部位によって味が違う

大根の味は、部位によって異なります。大根をすりおろす前に、まずは、どの部分をすりおろすのかを決めましょう。

大根の部位ごとの味の特徴は、次の通りです。
・上部(葉のついている側):最も甘みが強く、辛みは少ない
・中央部:甘みと辛みのバランスが良く、水分が多い
・下部(根側):最も辛みが強い

以上のことから、辛い大根おろしをつくりたい場合は下部、そうでない場合は上部か中央部を使用すると良いでしょう。

直角にすりおろす

生姜と同様に、大根も、繊維を断ち切るようにすりおろすことで、口当たりの良いなめらかな大根おろしにすることができます。大根の繊維は、上部から下部へ縦に通っています。そのため、なめらかな大根おろしを作るには、大根をおろし器に直角に当てることがポイント。そして、くるくると円を描くようにしながらすりおろします。

大根おろしの絞り方

Lazy dummy

大根をおろすと水分がたくさん出てきます。大根おろしと合わせたときに料理の味が薄まらないようにするために、大根をおろしたら余分な水分を絞りましょう。

大根おろしは、ザルを使えば上手に絞ることができます。大根おろしをザルに入れ、手でキュッと押すようにして水分を絞りましょう。絞りすぎると、大根おろしがパサパサになってしまうので注意。

ちょうどいい絞り加減の目安は、大根おろしを指でつまんでみて、汁が垂れてこない程度です。この時、しっとりさも一緒に確認しましょう。

まとめ

おろし器の目詰まりを防ぐには、キッチンペーパーを敷く裏技が効果的です。おろし器に繊維が絡まなくなると、洗い物がグッとラクになりそうですね。ぜひ、今回ご紹介した方法で、大根おろしやおろし生姜をもっと美味しく、もっとストレスなくつくってみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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