重いタンスの引き出しを軽く開ける裏技! 便利グッズも紹介
「引き出しが重くて開け閉めが大変」「木製のタンスの引き出しを開けるとき、引っかかる感じがして開けづらい」……そんな開けにくい引き出しのイライラは、裏技を使えば簡単に解決することができます。今回は、身近なものや便利グッズを活用した、引き出しの滑りを良くする裏技をご紹介します。
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引き出しの滑りを良くする裏技①:ろうそくを塗る
木製家具の場合、家具本体と引き出しの木材同士がこすれ合い、摩擦が起こることが引き出しの滑りが悪くなる原因であると考えられます。
このような引き出しの滑りづらさは、ろうそくで改善させることができます。ろうそくのロウを引き出しに塗ることで、木材の隙間にロウが入り込み、摩擦を小さくしてくれるのです。
方法はこちら。
①引き出しを家具本体から取り外す
②取り外した引き出しの側面と底のうち、家具本体と触れる部分にこすりつけるようにしながらロウを塗る。
③全体にまんべんなくロウを塗ったら、引き出しを本体に戻して、数回引き出しを開け閉めしてロウを馴染ませる。
ロウを塗るときの注意ポイント
ろうそくのロウを塗って引き出しの滑りを改善する裏技は、簡単にできて便利ですが、どんな引き出しにも使える方法ではありません。この裏技が使えるのは、木製家具のみです。プラスチック製の引き出しや、木製家具でもスライドレールが付いているタイプの引き出しには使うことができません。
プラスチック製の引き出しや、スライドレールで動くタイプの引き出しの滑りが悪くなったときには、市販のシリコンスプレーをシュッと吹きかけることで、滑りがスムーズになりますよ。
また、裏技を実践するときに使うろうそくは、家具に色が移ることを防ぐため、カラフルなものは使用しない方がよいでしょう。白いろうそくを使用するようにしてください。
引き出しの滑りを良くする裏技②:ドライヤーを当てる
湿気の多い時期に、引き出しの滑りが悪くなることがあります。
木製家具の引き出しは、湿度が高くなると木材が空気中の水分を吸収して膨張します。そのため、湿気の多い時期だけ引き出しがきつくなって、開けにくくなるのです。
このような原因で開けにくくなった引き出しは、湿度が低下し乾燥した時期になれば、再び自然に滑りやすくなります。ですが、「開かない引き出しを今すぐ開けたい!」「乾燥した時期になるまで待てない」ということもあるでしょう。そんなときは、髪を乾かすのに使うドライヤーを準備してください。湿気を含んで膨張した引き出しは、ドライヤーを当てて乾燥させることで元のサイズに戻り、滑りを良くすることができます。
ドライヤーの風を、引き出しの側面に当ててみましょう。ただし熱によって変形してしまう可能性があるので、ドライヤーは冷風を使ってくださいね。
引き出しの滑りを良くする裏技③:便利グッズを使う
実は、引き出しの滑りをなめらかにしてくれる便利グッズも販売されています。ここでは、引き出しの開け閉めをラクにしてくれる、便利な裏技グッズを紹介していきます。
「すべロウ」
「すべロウ」は、家具の滑りを良くしてくれる便利アイテム。見た目は消しゴムのようですが、「カルナバロウ」というロウが配合されているので、引き出しの摩擦を抑えてくれる効果があります。
表面が丸く細いろうそくとは違って、すべロウは形が四角く一度に塗ることができて面積も広いので、タンスの引き出しなど、大きめの家具に塗るのも楽チン。また、普通のろうそくには粘り気があるため、塗りすぎてしまうとそこにホコリが付着して、滑りをさらに悪化させてしまうこともあります。しかし、すべロウは粘り気が少ないため、ホコリがつきにくいというメリットも!
「すべらせテープ」
ダイソーの「すべらせテープ」で滑りを改善することができます。使い方は、引き出しを取り外して、家具本体側の底に、左右1枚ずつこちらのテープを貼るだけです。すると、重かった引き出しも、ラクラク引き出せるようになりますよ。
まとめ
毎日使う家具の引き出しは、スムーズに開け閉めしたいもの。開けるのが大変な引き出しも、ろうそくやドライヤーなど、どこのご家庭にもあるものを活用すれば、滑りが良くなります。ぜひ、今回ご紹介した裏技を使って、引き出しの滑りを改善してみてくださいね。
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