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2019年02月08日 20:30 更新

壁紙の落書き(油性ペン・水性ペン・クレヨン)を落とす裏技

壁紙に落書きを発見したときは、すばやく正しい方法で対処すればきれいに消すことができるかもしれません。ただし、油性ペンや水性ペン、クレヨンなど、汚れの種類によって対処法が異なるのでご注意を。今回は、壁紙の落書きを落とす裏技をご紹介します。

壁紙の落書きを消す裏技①:油性ペンの場合

Lazy dummy

小さいお子さんがいるご家庭では、画用紙にお絵かきしていたはずなのに、いつのまにかキャンバスが、壁紙に代わっていた……なんてことはよくある話ですよね。特に油性ペンで壁に書かれてしまうと落ちにくく、いろいろ試してみたけれど、結局落ちなかったり、汚れが広がってしまったりして諦めたという方も少なくないはず。

ここでは、油性ペンを落とすのに使えるアイテムを紹介していきます。

エタノールや塩素系漂白剤で落とす

油性ペンで描いた汚れは、時間が経てば経つほど浸透してしまい落とせなくなります。そのため、汚れを見つけたらできるだけ早く対処することが大切です。

油性ペンには、エタノールや塩素系漂白剤が有効。エタノールか塩素系漂白剤をコットンに湿らせて軽く叩くように汚れの上にあてていきます。

汚れの範囲が狭い場合は、コットンの代わりに綿棒を使ってもいいいでしょう。しかし、汚れの範囲が広かったり、叩いただけでは落ちない場合は、コットンにエタノールや塩素系漂白剤を染み込ませ、壁紙の上に被せてパックする方法も◎。

ただし、壁紙のデザインや素材によっては、色落ちしてしまったり、剥げてしまったりする可能性があるので、まずは見えないところで試してから行ってくださいね。

除光液で落とす

エタノールや塩素系漂白剤は、アルコール成分が含まれる除光液で代用することもできます。使い方は、エタノールや塩素系漂白剤と同じ使い方でOK。

メラミンスポンジでこする

エタノールや塩素系漂白剤などを使いたくないという場合は、少し水をつけて、メラミンスポンジでこすってみるのも一つの手です。ただし、こすりすぎると壁紙を傷つけてしまうこともあるので気をつけてくださいね。

壁紙の落書きを消す裏技②:水性ペンの場合

Photo by Estée Janssens on Unsplash

水性ペンはインクが乾ききっていなければ、水拭きで落とすこともできます。乾いてしまった場合でも、基本的に油性ペンと同じ方法で落とすことが可能。水性ペンも油性ペン同様、時間が経てば経つほどきれいに消すことができなくなってしまうため、早めに対処してくださいね。

エタノールで落とす

水性ペンは、エタノールで落とすことができます。コットンや綿棒を使って落としていきましょう。あまり強くこすってしまうと、壁紙を傷つけてしまうので気を付けてください。

また、油性ペンと同様に、除光液でもOKです。ただし、壁紙の素材によっては変色してしまうことも。始めは目立たない場所で試してから、行うようにしてくださいね。

歯ブラシでこする

水性ペンの汚れを落とすときにエタノールや除光液を使いたくない場合は、歯ブラシと歯磨き粉を活用してみてください。歯ブラシに歯磨き粉をつけたら、汚れた部分をこすりましょう。汚れが浮いてきたら、固く絞ったタオルで拭き取ります。仕上げに、乾拭きしたら完成です。

壁紙の落書きを消す裏技③:クレヨンの場合

Lazy dummy

クレヨンの汚れを見つけたときは、消しゴムで軽くこすってみましょう。消しゴムの代わりにメラミンスポンジも有効です。それでも汚れが落ちないときは、アイロンとクレンザーがおすすめです。

アイロンで溶かす

柔らかいクレヨンは熱に弱いため、アイロンを活用することができます。まずは、アイロンを低温モードにセット。汚れがある部分に、あて布をしてその上からアイロンを優しく押し当てます。クレヨンが溶けてきたタイミングで汚れを拭き取ります。

クレンザーで拭き取る

アイロンの熱でクレヨンの汚れを溶かした後、クレンザーを使うとさらにきれいになります。クレンザーは壁用を使うようにしてくださいね。

まとめ

子どもの落書きが壁にまで……! と焦ってしまいますが、対処法を覚えておけばもう安心です♪ 汚れの種類にあわせて、正しい方法で対処すれば、きれいに消すことができます。ただし、どんな汚れでもできるだけ早く対応するのが得策です。気付いたら、なるべく早く落としましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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