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2018年12月17日 17:56 更新

古着を捨てないで! 使い捨てウエスに活用する節約掃除法

今やお掃除用品として、ウェットティッシュやフローリングシートなど、使い捨ての商品がたくさん販売されています。忙しいママには、欠かせない商品ですよね。しかし、使い捨ては便利な反面、不足すれば購入する必要があります。そこで我が家では、家にある古着でウエスを作り、掃除道具を節約。ウエスの活用方法についてご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザーのうめだあさみです。

子育てをしていると、シーズンごとにサイズアウトした衣類が出てきませんか? お下がりとして使用可能な衣類は、大切に保管しておきますが、シミやほつれがある場合は、衣類として使用するには気が引けます。

そんな時にはひと手間加え、ウエスとしてお家をピカピカにするのに一役買ってもらいましょう! 使い捨てシートの使用量がグッと抑えられ、節約にもつながりますよ。

ウエスってどんなもの?

Lazy dummy

ウエスとは、布切れのことを指します。雑巾もウエスの一種と考えられます。我が家では、もともと使用済のタオルを雑巾として洗いながら何度も使用しておりました。

でも、ウエスはタオルだけではなく、古着や古布を再利用して使うものも含まれます。

家にある古着でウエスを作ってみましょう

作り方と言っても、ハサミで使いやすい大きさにザクザク切るだけ! 肌着やTシャツなど、子どもの衣類は綿100パーセントのものが多いので、子どもたちの服は基本、全てがウエスになります。

ウエスに向かない生地も。ポリエステルやナイロン100%の生地は汚れをからめとってくれないので、掃除には不向きでした。これらの素材は、大人用の衣類に多くありますよね。

キッチンやダイニングで使用するものは小さめに(子供服を1/4程度に)、床や玄関掃除に使用する場合は大きめに(子供服を半分、もしくはそのまま)と、使用場所や使用方法に合わせて好きな大きさにカット。

切り終わったウエスは1カ所にまとめず、使用するであろう各所に散りばめておきましょう。各所にあることによって、「わざわざ掃除用具の置かれた場所まで取りに行くのが面倒」と思うことがなくなり、掃除したいときにパッと取ることができますよ。

子供服の切れ端をそのまま置いておくのが気になる場合は、お気に入りのデザインの容器に入れておきましょう。お客様が来たときも、慌てて隠す必要がなくなります。

我が家のウエスの置き場所&掃除の使い方

キッチンの油汚れ掃除に

我が家では、ガスコンロ脇に常備しております。調理中、コンロに飛び散った汚れや、調理台にこぼれた調味料も、ウエスでササっと拭き取ります。油や汚れのついたウエスは、そのままゴミ箱へ。

ウエスは使ったら、洗う必要がなく、そのままゴミ箱へ捨てられるところもポイント。布巾を使っていたときは、次も使えるように洗剤で洗っていましたが、その必要がないので手間がかかりません。

また、使用済の食器を食器洗浄器に入れる前に、ウエスで軽く汚れを落としています。このひと手間で、洗い残しのイライラも、食器洗浄機内の油汚れからも解放されます。

ダイニングテーブルの食べこぼし掃除に

子どもたちとの食事中、思いがけなくこぼすことは多くありませんか? カレーをボタッとこぼしたり、醤油の瓶を倒したり……。

先述したキッチンで使用するウエスは、ダイニングテーブルからも手が届きます。ティッシュで拭き取るのもいいですが、ウエスを近くに待機させておけば、ティッシュの節約にもなりますよ。

また、床への食べこぼしも子育て中には多くあること。そんな時、ウエスを少し濡らして、サッと拭けば、雑巾を出す手間も洗う手間も省けます。

トイレのこまめなお掃除と失敗にも

においの気になるトイレは、こまめにお掃除したいものです。汚れやほこりが溜まる前の、小さな汚れのうちにやっつけてしまいましょう。

少しの汚れであれば、トイレシートや専用洗剤がなくても大丈夫です。汚れを溜めずに、トイレをきれいに保ちましょう!

小さなお子様がいるご家庭では、トイレでの失敗もあるかもしれません。我が家では失敗も減ってきましたが、まだまだ気が抜けません。そんな時のために、上部の棚に、ほとんど切っていない大きめのウエスを入れてあります。

トイレに間に合わずに、トイレの中で大泣きしている子どもを落ち着かせながらのトイレ掃除は大変! なので、まずは大きめのウエスでザザッと拭き取った後、子どもを移動させ、その後専用洗剤等を使用し、しっかりとお掃除するというのが我が家の流れです。

ウエスは使い捨てできるので、こういう掃除のときにも慌てずにできます。何よりも、その後のしっかり掃除もラクにできるのがうれしい。

洗面所の鏡や汚れにも

洗面所の棚の下に忍ばせておけば、鏡についた水はねをサッと拭くことができます。また、隣接している浴室も含め、あまり触りたくない排水溝の汚れにも使用。絡まった髪の毛を取りながら、ついでに拭き掃除をして汚れを放置しません。

まとめ

衣類としては役割が終わったものでも、布としてはまだまだ活躍できます。ウエスとして、最後まで活用してみませんか? ティッシュや、フローリングシートを購入するよりも、お金の節約になります。また、繰り返し使う雑巾を洗う手間も省けます。

まだ着られるかもしれない……とタンスの中で眠っている古着があったらチャンス! 衣類として活用されることがないのであれば、捨ててしまう前に、ウエスに変身させましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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