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2021年04月12日 11:58 更新

害虫駆除の正しい方法は? 虫のタイプ別・製品の選び方と予防策

特に気温が暑く湿度が高い夏は、害虫が発生しやすい時期。昨今は住環境がどんどん快適になってきていますが、それは虫にとっても同じこと。あなたの住まいに害虫が居候……なんてことにならないよう、害虫が発生しないよう日頃から対策しておくのがコツ! 今回は万が一発生してしまったときも踏まえ、害虫駆除のポイントについてご紹介します。

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害虫駆除の基本

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駆除と防止策をセットで行う

床を這いまわるゴキブリ、寝具に住み着いて人を刺すダニやノミ……。できれば無縁で生活していたいけど、難しいですよね。

接触をなるべく最低限にするには、日頃からお家の中に害虫を寄せ付けないよう対策しておくのがコツ! また万が一出現してしまっても退治して終わりでなく、再び姿を見かけることがないよう、防止策として手を打っておくことが重要です。

害虫駆除製品の選び方

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害虫の種類を知る

今やドラッグストアにはさまざまな害虫駆除商品が並んでいますが、害虫によって効果を発揮する商品と、いまいち効果を発揮しない商品があります。

害虫は大きく分けて、ゴキブリやダニ・ノミ、ハエ、蚊など、伝染病や寄生虫症の媒介をする「衛生害虫」、ミミズ、ムカデ、ゲジ、カメムシ、アリ、チョウバエなど、人に不快感を与える「不快害虫」の二つに分かれます。(どれも不快ですけどね……汗)

衛生害虫には専用の駆除商品もありますが、数が多い不快害虫には不快害虫をまとめて駆除できるタイプの商品を使うようにしましょう。また侵入経路がどこか、どういった場所を好むのか(餌となるのか)を知っておくのも、対策には重要なポイントです。

駆除方法は侵入シーンに合わせて選ぶ

虫が自宅に侵入してくるとき、その経路もさまざま。飛んで窓から入ってくる虫、這って入ってくる虫、服について侵入してくる虫……。早期に対策するには、その侵入経路・シーンに合わせて駆除製品を使いこなすことがキーポイントです。

飛んでくる虫には……?

窓からブーンと不快な音をたて侵入してくるハエや蚊、ハチなどの害虫には、網戸やガラス窓に虫が嫌う成分やニオイを専用スプレーで付着させたり、虫除けネットなどを窓付近に設置しておく対策がおすすめ!

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這ってくる虫には……?

ムカデやミミズ、ゲジゲジなど、這って侵入してくる害虫には、絶対に屋内に侵入させないよう、想定される場所に設置型殺虫剤を置くなど対策が必要です。家の壁面などを虫が這うのはいやだ、という方は、殺虫スプレーを該当箇所に拭きかけておくのも◎。

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大敵! ゴキブリの駆除には……?

大嫌いな害虫No.1に君臨する(?)といえるゴキブリ。

いきなり出現して焦るゴキブリですが、もちろん外から侵入してきます。可能な限り、ゴキブリの姿を見ずに暮らしたいのであれば、家に侵入する前に屋外で駆除しましょう。

屋外に設置型の専用殺虫剤を置くのがオススメです。玄関付近や、エアコンの室外機のそば、ベランダ、ガーデニングのプランターの横、窓のそばなどに置くといいですよ!

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害虫を発生しないために! 気をつけるべき予防策

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前出したとおり、害虫駆除には駆除した後、再侵入を防ぐ「防止策」が大切です。ここをしっかりやるのとやらないのとで、生活の快適度が違ってくるのでしっかり行いましょう!

発生しやすい場所はきちんと掃除

害虫が好む、狭くて湿度が高く、薄暗い場所。たとえば家具と家具の隙間、ベッドやソファの下、洗濯機や冷蔵庫の下、キッチンや洗面所の収納家具の隙間など……。こういったところは、害虫の住処になりやすいです。また、食品庫や書棚にはチャタテムシが住み着きやすいです。

ここが汚れに汚れ、換気も滅多にされていない状況は問題外! 定期的に掃除を行いましょう。

またダニやノミが発生しやすいカーペットもこまめに掃除機をかけ、天日干しを行いましょう。寝具なども同様です。

ゴミやジュースの空き容器なども害虫の大好物! 面倒だからと溜め込まないで、毎日捨てるようにしましょう。特に生ゴミには要注意です。

「閉めっぱなし」も要注意!

害虫にとって、もうひとつ大好物なのが「湿度」。押入れなどの締め切った空間は、特に注意が必要です。定期的に開け閉めして換気をする、押入れに虫除け・忌避商品をあらかじめ入れておくなど対策をしておきましょう。押入れにシーズンオフのもののみしまうのではなく、毎日取り出すものを何か数点収納しておくのも、無意識に換気ができる一つの方法です。

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手強い害虫はプロに依頼しよう!

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・自分ではどうにもできそうにない
・虫を見るのもいやだ
・シロアリやネズミなど、なかなか対処しにくい害虫を駆除したい

など、手強い状態となってしまっている場合は自分でやらずに、予算はかかりますが、その道のプロに頼るのも一つの手です。害虫ごとに的確なプランで駆除し、かつ再発防止のための保証もつけてくれる業者も多いので、迷った際にはぜひリサーチしてみてください。

ポイントは必ず複数社見積もりをとること! 基本プランが安くても、駆除に必要なメニューが別オプションになっているケースもあるので、しっかり確認するようにしてくださいね。

まとめ

できれば害虫とは無縁に生活したいですが、なかなかそうはいかないもの。しかし、対策を事前に知っているのと知っていないのとでは、いざというときに差が出ます。この機会に、対処方法を押さえておきましょう。

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