害虫駆除の薬はどれを選べばいい? ゴキブリ・ダニの虫対策
暖かくなると発生率が高くなる、ゴキブリやダニなどの害虫。もうすぐ春を迎えるにあたり、対策はできていますか? ゴキブリやダニの対策は、駆除グッズを上手に使いこなすのがポイント。スプレー・設置・くん煙タイプと、それぞれ駆除できる薬の特徴をふまえ、自分の家にどのタイプが合っているか考えてみましょう。
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ゴキブリ駆除におすすめの薬は?
ゴキブリ駆除のための対策商品は、ドラッグストアに足を運べばたくさん販売されていますが、種類が多すぎてどれを選べばいいか、どれが自分や家族、住む家にとってマッチしているのかわからなくなることもありますよね。そこで「スプレータイプ」「設置タイプ」「くん煙タイプ」と、スタンダードな3種類別に、選び方と使い方のポイントをご紹介します。
見かけたらすぐ撃退! スプレータイプ
ゴキブリをそもそも「家に連れ込まない」「発生させない」のを大前提に生活したいのですが、万が一、黒光りのアイツが侵入してしまった場合、みなさんはどのように撃退していますか?
私のように半狂乱になりながら、適当な雑誌を丸めてバンバン叩く方も(苦笑)いらっしゃるかと思いますが、殺虫剤スプレーを噴射して撃退する、という方も多いと思います。
ひと昔まえまでは殺傷力が弱く、何回も吹きかけないとなかなか撃退できないイメージがあったのですが、最近は少量スプレーしただけでもすぐ撃退できるタイプや、急速冷凍させゴキブリを一瞬で凍結させるタイプのものも登場しています。
住んでいる場所が一軒家だったり低階層の場合は、ゴキブリが外部から侵入してくる確率も高いので、自宅に一本ストックしておくと安心です。
ゴキブリの姿をみたくない方に! 泡スプレーで撃退
とにかくゴキブリの姿を見たくない。スプレーを噴射するその一瞬でも視界に入れたくない、もしくは最小限にしたい! という方におすすめなのがこちら。大量に泡を対象物めがけて噴射し、窒息死させて使うタイプの殺虫スプレーです。泡自体は合成洗剤でできているので、キッチンやダイニングで見かけた時でも使いやすいのがポイント。
迷ったらこれ! 圧倒的人気の殺虫スプレー
迷った場合「これを買っておけば間違いない」と、主婦間の信頼も厚いのが、大手・アース製薬の「ゴキジェットプロ」。即効性に優れるイミプロトリン成分配合で、ゴキブリを瞬時に殺傷できるパワーを持っている頼れるアイテム。コストパフォーマンスが高い点も人気!
ペットや小さいお子さんがいるご家庭には凍結タイプ!
見かけたゴキブリは瞬時に撃退したいけど、小さい子どもやペットがいるのであまり殺傷能力の高い薬品を使うのは抵抗がある……という方には、急速凍結タイプがオススメ。こちらのスプレーは凍結させるだけでなく、その場を除菌することもできるという一石二鳥の商品!
見えないゴキブリも退治する! 設置タイプ
「ゴキブリは一匹見かけたら、ほかに何匹もいる」ってよく聞きますよね。発見したゴキブリは殺虫剤で撃退したけれど、家具と家具の隙間や下など、人目が届かない場所に潜んでいる可能性も十分に考えられます。もしくはメスのゴキブリが侵入しており、卵を産み付けられた可能性も……。
そんな発見できていないゴキブリや、幼虫の2次被害を食い止めるには、「設置型」の殺虫剤を用いて対処するようにしましょう。設置型にも「ペイト剤」という、いわゆる毒餌を食べさせて撃退するタイプ、罠を仕掛けて捕獲するタイプ、嫌うにおいを利用して追い払う忌避剤タイプと3種類あります。確実に撃退したいなら、「殺虫剤設置タイプ」を選びましょう。毒餌を食べたゴキブリを他の仲間たちが食べれば、まとめて退治することができます。
広範囲を一度に撃退! くん煙タイプ
引越しの時や季節の変わり目など、広範囲をまとめて対策・お掃除したい時におすすめなのが「くん煙」タイプ。しかし使う時に文字通り煙が発生するので、マンションなどの火災報知器が部屋についている場合はカバーで覆ったり、電化製品などは煙の影響を受けないようビニールで覆うなど、下準備が必要なので若干手間がかかります。
くん煙タイプの中にはそのお悩みに対応するよう、写真のように煙が出ないものやにおいがつきにくいものなどもラインナップされているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
くん煙タイプはダニ対策にも効果的!
広範囲のゴキプリ駆除として効果を発揮してくれる、くん煙タイプの殺虫剤ですが、ゴキブリ以外にダニ対策としても役立ちます。ダニは肉眼では見えないので、殺虫剤などで撃退するのは困難。しかしダニがひとたび発生してしまうと、皮膚はかゆいし、なんだか気持ち悪いし、不快感がつきまといますよね。
ダニが気になる季節に差し掛かる前に、煙でもくもく部屋を覆うくん煙タイプの殺虫剤で撃退しておきましょう! くん煙タイプの殺虫剤を使用した後は、部屋のあちらこちらに目には見えなくとも害虫の死骸が落ちている可能性が高いので、しっかり掃除機をかけましょう。特にラグやカーペット部分は念入りに。
薬以外にどう対処する!? ゴキブリ・ダニの害虫対策
ゴキダリやダニなどの害虫駆除において、殺虫剤は頼れる救世主ですが、できれば使うことなく、害虫の姿を見かけることなく毎日を過ごしたいですよね。日常生活で気をつけるべきポイントを押さえておけば、害虫の発生確率・遭遇確率をグンと下げることができます。
ゴキブリを寄せ付けない部屋にするには!?
ゴキブリは、外から侵入してきます。高階層はなかなかゴキブリが侵入しづらいものの、一軒家や低階層は注意が必要です。
ゴキブリが好む、食べ残しや食材のゴミなどを放置するのは絶対やめましょう。ゴキブリの格好の餌場となってしまいます。集合住宅であればいつでもゴミを出していいごみ捨て場が完備されているところも多いですよね。生ゴミもできれば部屋に溜めず、即日に捨てるようにしましょう。即日捨てることができない場合は、費用は少しかかりますが生ごみ処理機などを活用するのもひとつの手です。
また、意外と盲点になりやすいのが、ジュースやお酒を飲んだあとの空き缶やペットボトルなどの瓶。「まとめて捨てればいいか」と、ずぼらさんの場合ついつい部屋に溜めがちですが、こういったものもゴキブリは好みます。飲んだ後はそのままにせず、すぐ水洗いし乾かしておくか、こまめに処分するようにしましょう。
また、食べかけのペットフードなどもゴキブリが狙いやすい餌のひとつです。出しっぱなしにしないように注意しましょう。
ダニ退治をするには「湿度」が鍵!?
かまれたらいや〜な気分になってしまうダニ。特にペットや小さいお子さんがいるご家庭では気をつけたいですよね。そんなダニも、日頃から気をつけることで撃退することができます。
ほとんどのダニは湿度が50%以下になると死滅してしまいます。そのため閉めっぱなしの押入れやタンスなどは定期的に開けて風通しをよくしましょう。また、ゴキブリもそうですが、食べこぼしカスはダニにとっても格好の餌! ダニが発生しやすいカーペットの上ではおやつを食べないようにし、こまめに掃除機をかけましょう。
また、布団などの寝具もダニが住みつきやすい場所の一つ。こまめに天日干しを行い、干した後はダニの死骸を取り除くため、掃除機をかけましょう。こまめな天日干しが難しい場合、ダニ除去に特化した掃除機を使うのも手です。
まとめ
ゴキブリやダニはできれば無縁で暮らしたいもの。日頃からできる対策を行いつつ、万が一出現してしまった場合は、自分にとって使いやすい撃退アイテムをうまく使って、大切なお家を守ってくださいね!
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