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2018年10月17日 14:00 更新

親必見! 子どもの防犯対策とおすすめセキュリティグッズとは?

子どもを狙った犯罪があとを絶ちません。平成28年の被害件数は13万1,148件。凶悪な犯行も多く、保護者が責任をもって守る必要があります。そこで今回は子どもの防犯対策を紹介し、子どもの犯罪被害の現状や子どもの防犯対策に有効な情報について解説。おすすめの防犯グッズも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

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子どもの犯罪被害について

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子どもが狙われやすい犯罪は?

子どもが狙われる犯罪で最も多いのが「窃盗」で、全体の85.7%を占めています。次に多いのが「暴行」、さらに「傷害」「強制わいせつ」「恐喝」と続きます。こうした犯罪にあわないようにするためには、まず大人が犯罪の現状をよく理解することが大切。そして、子どもたちに対して危険を周知し、注意喚起することが求められます。

子どもが狙われやすい場所は?

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子どもを狙った事件が起きやすい場所としては、「駐車(輪)場」が挙げられ、全体の5割を占めています。「道路上」で起きることも多く、「共同住宅」「一戸建て」がそれに続きます。「駐車(輪)場で」で起きる被害の多くは「窃盗」です。その他の被害は「道路上」が多いようです。

発生する時間にも傾向があります。事件が多発しているのは午後2時ごろから午後6時ごろにかけて。つまり、下校してから夕食まで、子どもが学校を離れて大人の目を離れる時間帯に多くの児童が犯罪にあっているわけです。また、このごろは登校時に起きる事件も増えてきています。集団で登校・下校するなどの対策が必要でしょう。

ちなみに、季節としては7月から10月に被害が起きる傾向が高いです。

子どもが狙われやすいシチュエーションって?

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自宅や学校を離れ、子どもが一人きりで行動しているときが狙われやすいといわれています。例えば、エレベーターのなか。完全な密室となってしまうため、徹底した注意喚起が求められるでしょう。エレベーターにのる際は、背中からのるようにして、いつでも出入り口付近にあるボタンを操作できるようにするという具合です。壁を背にすることで、背後から襲われにくくなります。

また、自宅の近くでも安心できません。実は、自宅から100メートル以内で連れ去られるケースが全体の30%も占めているのです。知らない大人には決してついていかないことを教えるとともに、優しそうな人や整った格好をしている女性がいても、気を許さないよう注意しましょう。

子どものための防犯対策

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危険から身を守る方法

ほとんどの場合、子どもは一人でいるときに犯罪に巻き込まれます。そのため、一人行動をなくすことが危険から子どもを守る近道です。一人で外出する際には、待ち合わせ場所まで送迎するのが安心。携帯電話をもたせるのも効果的です。

留守番させる場合は、戸締りを徹底したり、来客があっても決してドアを開けないよう教えましょう。また、誰が来たかわかるようにカメラ付きドアホンを導入するのも有効です。録画機能付きのものなら、抑止力にもなります。

子どもへの防犯教育

防犯に関する覚え言葉を使うのも子どもには効果があります。例えば、「いかのおすし」は外出時の防犯に有効。

・いか:知らない人について「いか」ない
・の :知らない人の車に絶対「の」らない
・お :「お」おごえで助けを呼ぶ
・す :安全なところまで「す」ぐに逃げる
・し :すぐにお家の人に「し」らせる

留守番用には「いいゆだな」を。

・い :「い」えの鍵を見せない
・い :「い」えのまわりをよく見る
・ゆ :「ゆ」うびん受けをチェックする
・だ :誰もいなくても「た」だいまをいう
・な :「な」かに入ったらすぐ戸締り

警視庁「子どもを犯罪から守るためのお役立ちリンク集」をチェック

警視庁では、子どもを犯罪から守るために役立つ情報を提供しています。子どものSOSを聞き逃さないために、子どもが携帯するブザー音を確認したり、「子ども110番の家」での保護方法や警察への通報など、対応方法をチェックしたりできます。その他、子どもが楽しみながら防犯について学ぶことができる資料もダウンロード可能です。

子どもを犯罪から守るためのお役立ちリンク集|警視庁
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/anzen_link.html

子どものためのおすすめ防犯グッズ3選

防犯ブザー

ソニック 防犯ブザー 軽くて丈夫な防犯ブザー バイオレット GS-7034-V
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子どもには最低限、防犯ブザーをもたせておきたいところ。紐を引っ張ると大きな音を発します。よく使うバッグに吊り下げて使用します。見た目の可愛いものであれば、子どもも持ち歩きやすくなりますね。

携帯電話

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携帯電話もあると安心です。電話やメールで連絡を取ることが可能。GPSを利用すると、親が子どのも位置を把握することができます。最近では、家に帰宅したら通知でお知らせしてくれるものも。

セキュリティ端末

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携帯電話をもたせるのに抵抗がある場合は、民間のセキュリティサービスが提供しているセキュリティ端末をもたせるのもよいでしょう。ボタン一つで通報できて、通話も可能。GPS搭載で居場所もわかります。

まとめ

子どもを犯罪から守るのは、周囲にいる大人たちです。事件に巻き込まれないためには、子どもをめぐる犯罪について知識を深め、しかるべき対応が求められます。安全に暮らせるように、日頃から防犯への意識を高めておきましょう。

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