よく見られるゴキブリの種類と対策は? おすすめ駆除グッズを紹介
できれば会いたくないゴキブリ。そんな嫌われ者であるゴキブリを退治するには、まずは特徴を知ることから始めましょう。今回は国内に多いゴキブリの種類について解説。おすすめのゴキブリ対策グッズや選び方と合わせてご紹介します。
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日本に生息するゴキブリの種類
よく見られるゴキブリの種類
世界にはいろんなゴキブリがいますが、国内でもっとも多いのがチャバネゴキブリです。成虫でも体長が12mmと小さく、成長が早いのが特徴。環境が整えば高い繁殖力を発揮します。ビル内にとくに多く、レストランの厨房内には数万匹単位で生息しているといわれるほど。
一般家庭に多いのがクロゴキブリです。名前の通り黒光りしていて、移動スピードが速く捕まえるのに厄介な思いをしている人も多いでしょう。屋内以外では、ゴミ置き場などにも多くいます。侵入経路は、植木鉢の下や、積まれた木材の隙間、通気口などあらゆる隙間。配水管やエアコンの室外機のパイプなど、穴があればどこからでも入ってきてしまいます。
そのほか、あまり見かけることはありませんが、成虫になると45mmを超える大型のワモンゴキブリという種も。ワモンゴキブリを一回り小さくしたコワモンゴキブリ、茶褐色をしたトビイロゴキブリなど、国内にはおよそ52種が生息しているといわれています。
ゴキブリは強くなってる!?
かつては殺虫剤で簡単に駆除できたゴキブリですが、どうやら薬剤への耐性が身につき、従来の殺虫剤では退治できない抵抗性ゴキブリが少なくないようです。そのようなゴキブリは、とくに殺虫剤が頻繁に使用される都市部に多いそう。効かない殺虫剤があるだけでなく、毒えさを置いておいても毒だと認識しているためか、食べてくれないこともあります。
抵抗性ゴキブリの対策方法としては、まずは食べ物を出しっ放しにしないこと。食べ物があれば優先的にそちらに引き寄せられてしまうため、毒えさによりつられにくくなってしまいます。
毒えさにニオイをつけるのも有効です。ゴキブリは毒だと分かったものに、警告のためにニオイをつけて仲間に知らせます。そのゴキブリのニオイを、ガムシロップやドレッシングなどをかけてわからなくしてしまうというわけです。
さらに、同じ毒えさでも種類を変えてみるのもいいでしょう。また置き場所を変更するだけでも、条件が変わって毒えさでないと判断する場合があるようです。
ゴキブリ対策をするには、どんなグッズがおすすめ?
一口にゴキブリ対策グッズといっても、実にさまざま。主な種類としては、以下の5タイプがあります。
・忌避剤タイプ
・捕獲器タイプ
・エアゾールタイプ
・毒えさ剤タイプ
・くん煙、くん蒸剤タイプ
忌避剤タイプとは、忌避効果があるとされるハーブなどを使ってゴキブリを寄せつけないようにするもの。退治するのが目的ではないので、ゴキブリを減らすことはできません。
捕獲器タイプとは、「ごきぶりホイホイ」のようにゴキブリを誘引して捕らえるもの。ゴキブリの通り道に設置します。ただし、すべてのゴキブリを誘引することは難しく、特に室内に繁殖している場合は捕獲しきれません。
エアゾールタイプは、スプレー型の殺虫剤。出会ってしまったゴキブリをすぐに駆除することができます。目の前にいるゴキブリをすばやく退治したいときに有効です。
毒えさ剤タイプは、設置するだけでゴキブリを巣ごと一網打尽にできるもの。毒えさを食べたゴキブリの死骸を仲間が食べることによって、数を減らしていきます。
くん煙・くん蒸剤タイプは、家にいるゴキブリを一掃したい場合におすすめ。しばらくの間、部屋が使えなくなりますが、部屋の中にいるゴキブリをまるっと退治することができます。また、ゴキブリ以外の虫を一緒に駆除できるタイプも。
ゴキブリグッズ選びのポイント
子どもやペットがいる家は?
小さな赤ちゃんやペットがいるお家では、殺虫剤をあまり使用したくないおうちを多いでしょう。そんなときにおすすめなのが、超音波を使って害虫を駆除する機器。電源をコンセントに差し込むと超音波を出してゴキブリを寄せつけなくしてくれます。人が感知することができない超音波なので、うるさいと感じる心配もありません。なんと100平方メートルの広さにまで効果が達するとのことで、マンションやアパートなら1台で十分。戸建ての場合も、複数設置することでお家を丸ごとカバーすることができます。
エアゾールタイプでも、冷却剤を使ったものなど殺虫成分を使わないものもあります。ゴキブリに吹きつけることでゴキブリを瞬間冷凍。キッチンなどでも使いやすいですね。
くん煙・くん蒸剤タイプは確かに効果的なのですが、事前の準備が大変ですし、小さな赤ちゃんやペットがいるお家ではちょっと使いづらいと感じてしまいます。となると、やはりおすすめなのが毒えさ剤タイプ。仕込んでおくだけととっても手軽。場所もとらないし、捕獲器タイプみたいに「いかにも」というデザインではないものも多く、さらにサイズも小さいので邪魔になりにくいのがポイント。しかも、勝手に巣に持ち帰ってみんなでシェアしてくれるから、ゴキブリを一掃することが可能です。ホウ酸団子のほか、いろんな種類がラインナップされています。
まとめ
不快なゴキブリは、出会ってしまう前に対策しておくのがおすすめです。食べ物を放置しておかないなど、抵抗性ゴキブリ対策も万全にして、ゴキブリのいない毎日を実現したいですね。
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