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2019年02月04日 21:00 更新

【チョウバエ駆除の方法】まずは発生源を突き止めよう!

キッチンや浴室を飛び回るチョウバエは、 数が増えるとうっとうしくなりますよね。1匹ずつ退治してもキリがないので、発生源を突き止めてまとめて駆除するのが得策! ここでは、チョウバエの駆除方法を紹介していきます。合わせて、チョウバエを侵入させない予防策もチェックしましょう。

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チョウバエ駆除のコツ

Photo by Karolina Szczur on Unsplash

チョウバエの発生源は?

チョウバエの成虫は体長が1~4mmほどと小さく、上から見るとチョウのような形をしています。家庭でよく見かけるのが、ホシチョウバエとオオチョウバエで、どちらも腐敗した水を好む性質があります。

トイレやキッチン、お風呂場など、汚れとぬめりが付着した排水まわりが発生源です。とくにトイレの浄化槽、キッチンやお風呂場の排水溝などに卵が産みつけられます。汚れやぬめりが多い場所をチェックし、卵や幼虫があったらその場所が発生源で間違いないでしょう。

チョウバエは、水まわりを好む反面、水をかけるとすぐに溺死します。浴室で見かけた場合は水で洗い流すことで駆除できますが、繁殖力が高いため、幼虫の段階でまとめて駆除しないと次から次へと数が増えてしまいます。

早めの集中駆除が大切

チョウバエは一度卵を産みつけられると、あっという間に大量発生するので、卵や幼虫の段階で駆除することが肝心です。

卵→幼虫→さなぎ→成虫の順番に成長し、成虫の発生時期は4~11月で、ピークは5~6月です。成虫が大量に飛び回ると駆除が難しくなり、キッチン周りだと特に不快感があり、食品につくと衛生的にもよくないですよね。成虫が増える前に、発生源を突き止め、卵や幼虫の段階で退治することが必要です。

チョウバエの駆除方法

Photo by Chastity Cortijo on Unsplash

60度以上のお湯

チョウバエの発生源が特定でき、卵や幼虫を発見したら60度以上のお湯をかけましょう。お湯は油分を分解することができるので、お風呂場の排水溝やトイレ、キッチンなど水回りにいるチョウバエを駆除しやすいでしょう。駆除するときは、くれぐれもやけどに気をつけてください。

コバエの幼虫駆除

お湯を流せない場所はコバエの幼虫駆除剤を使います。専用の薬剤は、幼虫の体内に入ることで効果を発揮するものが多いです。ただし、薬剤が発生源に届いていないと効果が出ないので、発生源を特定してから使うことで、より的確に駆除することができます。

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デミリン発泡錠は、チョウバエやユスリカなどのコバエの幼虫を駆除する薬剤です。

コバエの幼虫は脱皮を繰り返すことで成虫に近づきますが、デミリンが幼虫の体内に入るとうまく脱皮できずに成虫になる前に死んでしまいます。そのため、幼虫のときに散布すれば成虫が大量発生することがありません。

この商品は、錠剤タイプで浄化槽や排水口に入れるだけで約1カ月間効果が持続します。

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錠剤の薬剤を散布しにくい場所は、泡で出てくる駆除剤が最適です。コバエ用ムースは、ピレスロイド系殺虫剤と昆虫の成長を妨げるIGR剤の2つの成分が入っており、強力に駆除できます。

吹きつけると泡が表面を覆い、排水口やトイレ、キッチンの排水口の奥に散布したいときに便利です。コバエに薬剤を触れさせるため、散布した後は3時間放置します。幼虫だけではなく、排水口の中を飛び回っている成虫にも効果があります。

コバエの成虫駆除

大量発生した成虫を撃退したいときは、殺虫剤を使用する方法と粘着シートで捕獲して処分する方法の2通りのやり方があります。卵や幼虫の駆除と合わせて行うと効果的です。

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キッチンやリビングを飛び回る成虫は、粘着テープを使って捕獲します。室内に吊り下げるだけで飛び回るコバエが次々とくっつくので、ある程度捕獲できたらテープごと捨てましょう。

チョウバエの予防策

Photo by Victor Rodriguez on Unsplash

チョウバエは駆除も大切ですが、水まわりの掃除と外部からの侵入防止の2つの方法で、普段から寄せつけないようにしましょう。

水まわりを清潔に

チョウバエの発生を防ぐには水まわりを清潔に保ち、汚泥水を溜めないことが重要です。キッチンのシンク、浴室の排水口などはぬめりがつきやすく、暗いので、幼虫の繁殖に適しています。

とくにキッチンの排水口や三角コーナーは、食べ残しや野菜の切れ端などの生ごみが溜まりやすく、チョウバエが発生しやすいです。

食べ終わった食器を長時間放置したり、生ごみを置きっぱなしにしておくのは危険なので、排水口はこまめに洗浄し、三角コーナーのゴミも適宜捨てましょう。生ごみを捨てるごみ箱にはふたをして、卵を産みつけられない環境づくりを徹底してください。

成虫の侵入を防止

成虫を放っておくと、卵を産みつけてすぐに大量発生してしまいます。成虫に関しては外からの侵入を防ぐことが大切なので、窓を開けっぱなしにするのは控えるのがいいでしょう。また、食品類にチョウバエが止まらないように、出しっ放しにしないようにすることもお忘れなく。

まとめ

チョウバエは繁殖力が高く、大量発生すると厄介です。発生源を突き止めて駆除することが大切なので、チョウバエに悩まされている方は汚れやぬめりが付着しやすい水まわりをチェックしてみてください。もし発生源が分からない場合は、害虫駆除業者に相談したほうがいいかもしれません。こまめな掃除を行い、清潔な水まわりをキープしましょう。

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