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2018年10月07日 11:00 更新

捨てるなんてもったいない! 意外と使える「牛乳パック活用法」

牛乳パックは、使い終わったら捨てるものって思っていませんか? 手軽に手に入る牛乳パックは、いつも使っているものの代用品にもなって、実はとっても便利なアイテム。まな板や、子どものおもちゃの材料などとしても使えます。捨てる前に、もうひと働きしてもらいませんか?

キッチンで大活躍! 牛乳パックの意外な使い道

ライフオーガナイザー®/リユースマスター®の佐藤美香です。

使い終わった牛乳パック、キッチンで洗って、キッチンで乾かすことも多いのでは? それならば、そのままキッチンで活用してみませんか? 実は、牛乳パックを活用して作れるものがたくさんあるんです!

牛乳パックを活用すれば、新たに買いに行く手間を減らせて時短に繋がりますし、余計な出費を減らすことだってできちゃいます。

まな板に変身

牛乳パックを開いて洗った後は、底の部分を切り取り、半分にしてストックしておくと便利です。
カボチャや、人参など、まな板に色がついてしまうものや、肉や魚などの生ものを切る時に使えば、毎回まな板を消毒したり漂白したりする手間がはぶけます。

油切りのシートにも

上記で紹介した、半分にしてストックしておいた牛乳パック、内側の防水面をはがせば油切りのシートとしても使えます。お弁当のおかずなど、少量の揚げ物の油切りとして使うととっても便利♪

カトラリーの仕切りとして

キッチンツールやカトラリーなど、キッチンの引き出しの中は細かなものがいっぱい。市販のケースを使っても分けても、ケースの中でごちゃごちゃと混ざってしまいます。そんな時、ぴったりサイズの仕切りがあると、すぐに出せて、戻すときも迷わずに済みますね。

野菜室の仕切りボックスとしても

冷蔵庫の中でも、野菜室は野菜の皮や土などで特に汚れやすいですよね。にんじんやきゅうりなど、立てて入れておきたい野菜は、牛乳パックを使って、立てておくのはいかがでしょう? 汚れても牛乳パックなら処分しやすいですし、買い物やストックの量に合わせ、増やしたり減らしたりが簡単にできるのも便利です。

ケーキの型にも

小さなお子様がいると、たまには手作りのおやつも作りたいところ。しかし、たまに作るために道具を揃えるのは、ハードルが高いですよね。こんな時にも牛乳パックが活躍します。

(1)牛乳パックの1面を写真のように切り取る
(2)黄色い線の部分に切り込みを入れる
(3)ピンク色の線の部分を折る
(4)中央の面を折ったらホチキスで留める

これで牛乳パック型のできあがりです!

冷やして固めるケーキの場合は、そのまま生地を流して使用して頂けますが、オーブンやレンジを使用する場合は、中にクッキングシートをしいて使うと、焼き上がりを取り出しやすいですし、安心です。

オーブンを使う場合には、牛乳パックの下にアルミホイルをしいて使用してください。

レンジでご使用になりたい場合は、発火する危険があるので、ホチキスは使用しないようにしてくださいね。

ケーキの型に使用するときの注意点

牛乳パックの内側には、ポリエチレンがコーディングされています。そのため、高温で調理する場合は溶けてしまう可能性があり、食品に付着する場合も。無害なものといわれていますが、溶けたポリエチレンも一緒に口に入れてしまう可能性があるため、高温で調理をするときは内側にクッキングシートをしいて対応することをおすすめします。

成長の早い子どもにも、牛乳パックのおもちゃが大活躍

保育園に通っていると、先生方の牛乳パック使いをリスペクトせずにはいられません……。子どもの靴や靴下を個々に管理するためのボックス、エプロンやオムツ入れなど、いろいろなところに牛乳パックが活用されていて、アイディアとクオリティの高さに圧倒されるばかり。

中でも、感動したのは子どもたちのおもちゃ。子どもたちがとても楽しそうに遊んでいたので、私も作ってみました。

省スペース2wayキッチンセット

作ったのはシンクとコンロ。保育園では別々でしたが、自宅で使うなら収納のことも考えたい。出し入れが楽で、省スペースで済むよう、少しアレンジして作ってみました。

材料費は600円! 手軽に揃うものだけで作れます

材料は、100均で調達。

・アルミプレート
・曲がるフック
・アルミテープ
・流し台テープ
・タルトケーキ型
・パンチング ゴミ受け

すべてセリアで揃えました。子どもにおもちゃを作るなら、材料もすぐに手に入るものにしたいですよね。

製作時間は1時間! 作り方もザックリでOK

まずは土台作りです。

① 牛乳パックを好みの大きさになるよう並べる
② クラフトテープ等で固定する
③ アルミプレートが入るように穴をあける
④ 全体にアルミテープを貼る
(見える部分だけでOKです)

部品も作っていきます。

① アルミプレートに穴をあける。
(パンチング・ゴミ受けが入るサイズです)
② 型の裏に油性ペンで線を入れる
(まわりを切り取り、平面になるようにします)
③ 曲がるフックに
④ 流し台テープを巻きつける

あとは、それぞれを配置。

アルミプレートに、パンチング・ゴミ受けをセットしたら、土台にのせます。土台に蛇口用の穴をあけ、曲がるフックも差し込みます。

曲がるフックを取り外して、裏返すとコンロ面です。タルト型を2枚並べ、油性ペンでスイッチ等を書けば完成。

まとめ

牛乳パックを利用するというと、何だかチープな印象を受けるかもしれません。また、洗っているとはいえ、衛生面が気になる方もいらっしゃいますよね。ですが、お手軽でアレンジしやすく、思いっきり使えるというメリットもあります。試しに使ってみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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