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2018年09月27日 19:00 更新

スーパーで買える非常食は? おすすめの備蓄方法を解説

必要なのはわかっていても、いざ揃えようとするとなかなか思うように進まない非常食の備蓄。まずは、スーパーで手軽に手に入るものから始めてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、スーパーで買えるおすすめの非常食を種類別にピックアップ。いざというときに非常食が賞味期限切れとなるのを防ぐのに効果的な備蓄方法とあわせてご紹介します。

スーパーで買える非常食

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備蓄といえば、まずは水。普段からストックしている方は多いと思いますが、水は飲み水だけでなく、手を洗ったり体を拭いたりするのにも必要になります。必要な量は一人当たり1日3リットル程度が目安といわれています。家族4人なら1日で12リットル。3日分だと36リットルとなり、かなりの量になります。

水をストックするコツは、2リットルなど大きなペットボトルだけでなく、500ミリリットルなど小型サイズのものも確保することです。必ずしも2リットルの水を一度に消費するとは限りません。電気が使えないことを想定するなら、飲み口から入った雑菌が繁殖してしまうことも考えられます。500ミリリットルのものがいくつかあれば、携帯することができて便利。水の購入は業務スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどを利用するのがおすすめ。まとめて購入することにより、安く手に入れられますよ。

カロリーメイト

栄養バランス食品として知られるカロリーメイトも、非常食として便利です。タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルがバランスよく配合されており、栄養のバランスが考慮されているのが特徴。ビタミンに関しては、1日に必要とされる量のおよそ半分が含まれます。コンパクトで持ち運びしやすいサイズながら、少量でもカロリーを摂取することができますね。プレーン味のほか、チーズ、フルーツ、チョコレート、メープルと種類も豊富です。ブロックタイプのほか、ドリンクタイプやゼリータイプもあります。ゼリータイプは介護食としても使うことも可能。水分も一緒に摂取することができるので、高齢者がいるお宅では多めに用意しておきたいものです。

缶詰

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缶詰も長期保存が可能な非常食の定番です。ツナ缶をはじめとするおかず、フルーツ缶などがよく知られていますが、最近ではパンやご飯の缶詰もあります。お湯や水を使うことなく、開けたらすぐに食べることができるものもあって便利。しかも、味にも工夫が凝らされていて、無理なく食べ続けることができるくらい、おいしいものも少なくありません。

また、おでん缶やラーメン缶などユニークな商品もあります。どちらも水やお湯を入れずに食べられて、待ち時間も不要。フタもプルトップを採用しているものが多く、缶切りがなくても開封することができます。温めて食べるのが一般的ですが、冷めた状態でも食べることができます。賞味期限は製造日から3年~5年程度。ホームセンターやスーパーなどでも、品数多く発売されているところもあるので、一度チェックしてみてください。

レトルトご飯

レトルトご飯も備蓄しておくと便利です。レトルトご飯というと、電子レンジを使って温めるものが少なくありませんが、なかには湯煎して温めることができるものもあります。電気が使えない状態でも食べられるので、災害時にはそちらがおすすめ。

レトルトご飯として最近人気が高いのが、お湯を入れて15分ほど待つだけで食べられることで知られるアルファ米です。時間は余計にかかるものの(60分ほど)、常温の水を入れても食べることができます。電気だけでなくガスや水道など、そのほかのライフラインが完全に絶たれた状態でもOKなので、ぜひストックに加えておきたいですね。白米だけだと飽きてしまうので、五目ご飯やチキンライスなど、味が付いているものを選ぶのがおすすめです。水を入れずに、そのままお菓子感覚で楽しめるものもあります。

非常食の賞味期限切れを出さないために

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ローリングストックを心がけよう

災害時に備蓄していた食品を食べようとしたら、賞味期限が切れていたというのはよくある話です。とはいえ、備蓄している食品の賞味期限を定期的にチェックするのは難しいもの。そこで、防災用の備蓄方法としておすすめしたいのがローリングストック法です。

ローリングストック法とは、備蓄(ストック)を回転(ローリング)させることをいいます。備蓄食品を普段から消費するよう心がけ、食べた分をまた買い足し、備蓄内容を常に更新していくというものです。

せっかく災害のために備えたとしても、時間がたつと備蓄の存在そのものを忘れてしまうもの。ローリングストック法を取り入れることで、賞味期限が切れる前に無理なく非常食を使い切ることが可能です。

また、非常食を実際に食べてみたら口にあわなかったという例も少なくありません。普段から非常食を食べ慣れたり、口にあうものを選んだりしておけば、災害時にも抵抗なく食べることができるというわけです。

まとめ

非常食は、いざとなると何をどのくらい揃えていいかわからないもの。まずは、スーパーで買える身近なものから集め始めるのがおすすめです。ローリングストック法を取り入れ、常に内容を入れ替えながら、自分にあった備蓄をしてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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