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2018年11月07日 18:00 更新

風邪をひかない体づくり! レンコン団子鍋【二十四節気の時短レシピ】

11月7日は、暦の上では冬のはじまり、「立冬」です。だいぶ寒さがきびしくなってきて、お鍋が恋しい季節となりました。今回は立冬の頃に食べるといい時短料理ということで、レンコン団子鍋のレシピをお届けします。

皆さま、はじめまして。⼆⼗四節気ホリスティッククッキングスタジオを運営する細谷ゆかりです。今回より、連載「二十四節気の時短レシピ」を担当させていただきます。

「⼆⼗四節気って何?」と思われた⽅もいると思いますが、いわゆる「立冬」とか「夏至」とか「冬至」と言われれば、聞いたことある! と思われる方も多いのではないでしょうか。

⼆⼗四節気とは、太陽歴をベースにして⼀年を24で分けて考えた季節のとらえ⽅です。⼆⼗四節気を意識して暮らすと⼼⾝共に豊かで⼤らかに過ごせ、健康や美容に役⽴ちますよ。

「立冬」とは?(11⽉7⽇〜11月21⽇まで)

連載スタートの今回は、「⽴冬」がテーマ。「⽴つ」は「はじまる」という意味があり、冬のはじまりを知らせてくれる⽇がこの⽴冬です。⽇中は約18℃くらいある気温が、朝⼣は10℃を切る⽇が訪れるのもちょうどこの頃で、関東では⽊枯らし1号もこの⽇あたりに吹きます。

2018年の⽴冬は11⽉7⽇〜21⽇まで、そして⽴冬から翌年の⽴春の前までの期間が冬の季節と呼ばれます。1年のうちでも寒暖差が激しく体調も崩しやすい時期ですので、睡眠を⼗分に取り、旬の⾷材で健康管理をしましょう。

「立冬」の頃に食べたい食材のポイント

朝⼣寒くなってくる⽴冬の期間に、ぜひ⾷べて欲しい⾷材は体を温める⾷材。レンコン、ネギ、ニラ、⽩菜、ほうれん草、チンゲン菜などが旬のオススメ野菜です。

ニットやコートなどの重ね着をする冬の季節は着太りして見えるため、ダイエットのために生野菜サラダだけを食べる方も多くいますが、この時期は体の中から冷えがおこり、むくみや風邪の原因にもなります。そのため、生野菜サラダは控えてほしいメニューです。

注目の食材「レンコン」

この時期は、健康や美容にも効果的なレンコンがおすすめ! 血行を促進し、胃腸を整えてくれます。抗酸化作⽤の「ポリフェノール」が豊富で、疲れた体に元気をくれる滋養強壮作⽤があります。レンコンはレモンより「ビタミンC」が豊富で風邪予防に効果的です。また、むくみ予防の「カリウム」も多く含まれており、便秘がちの方やむくみやすい妊婦の方にもオススメの食材です。

「レンコン団子鍋」の作り方

今回は、このレンコンを使って体を内側から温め、風邪に負けない「レンコン団子鍋」のレシピをご紹介いたします。

■レンコン団子鍋(2人分)

【材料】
<レンコン団子>
レンコン 中1本(約250g)
豚ひき肉 150g
おろし生姜 小さじ1/2
おろしニンニク 小さじ1/2
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1 1/2
ラー油 少々
片栗粉 少々

<鍋に入れる野菜>
ネギ 1本
ニラ 半束
白菜 中の1/6

【作り方】
1.レンコンは半分をザクザクと大きめのみじん切りにし、残り半分はすりおろす
2.豚ひき肉と調味料全てに1のレンコンを足して手で混ぜ合わせる
3.レンコンを丸め団子を作り、片栗粉をまぶす
4.鍋に水を入れ、切った野菜を入れ一煮立ちしたら、丸めたレンコン団子を入れる
5.団子が浮いてきたら食べ頃
6.ポン酢などお好みの調味料でいただく

レンコン団子の材料を全てボウルに入れて混ぜ合わせるところ。

【時短調理のポイント】
レンコンを半分は大きめのみじん切り、半分はすりおろすことで、レンコンの食感を変えることができ、全てをみじん切りにする手間も省けます。みじん切りはフードプロセッサーを使うとより時短になりますね。

まとめ

11⽉7⽇は鍋の⽇とも⾔われ、鍋の美味しい季節が始まるのも⽴冬の時期で、冬メニューの定番です。体を温めるには鍋は最⾼のメニューですね。今回ご紹介した「レンコン」は抗酸化作⽤が⾼く、⾵邪やインフルエンザになりにくい体づくりに最適の食材です。また、レンコンは⾵邪の症状(咳の痛み)を鎮める効果もあります。ぜひご家族で、この⽴冬の期間に「レンコン団子鍋」をぜひ召し上がってみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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