住まい 住まい
2018年09月05日 16:30 更新

【性格別】仕切りのないバッグの中身を取り出しやすくする収納テク

仕事用のバッグ、お出かけ用のバッグ……いろいろと必要なアイテムを詰めたときに、仕切りがないバッグの場合、使いづらいですよね。使いやすさはどう仕切るかにかかっています。しかし、細かく仕切りたいタイプか、ざっくりでもOKなタイプかで、ぴったりな収納法は変わってきます。今回は、性格別に仕切りのないバッグの収納法を紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザーの山田りえこです。

トートバッグなど仕切りがないバッグは、どう仕切るかが使いやすさを左右しますよね。実はその仕切り方、人によってやりやすさ、使い勝手が全然違うんです。

そこで仕切りのないバッグを使いやすくする方法を、きっちり派・ほどほど派・ざっくり派、3タイプ別にお伝えします。

(1)きっちり分けたいタイプは、王道バッグインバッグ

バッグの中身を整理するものといえば、バッグインバッグを思い浮かべる方が多いと思います。

さまざまな大きさや形、種類の物が売られていますが、共通するバッグインバッグの特徴としては、

・たくさんのポケットがある
・モノ別に細かく収納できる
・小さな物でもきちんと入れる場所がある

ということですよね。

バッグインバッグには、大きなカバンの中でもモノがごちゃつかず、それ一つで整理整頓ができるというメリットがあります。そんなバッグインバッグですが、万人にとって使いやすく便利かというと、実はそうではありません。

バッグインバッグが適しているのは、細かくモノを分けて収納したい方。そして、使ったらその場所に戻せる方!

実は、この二つ目が特に重要。便利なバッグインバッグも、カバンから出したものを同じ場所に戻せてこそ、バッグの中が整頓された状態を維持でき、使いやすさを実感できるのです。たとえペン1本でも専用の場所があったほうが断然使いやすい! という方などは、バッグインバッグがおすすめです。

逆に「バッグインバッグって、何か使いにくいのよね……」という方も、中にはいらっしゃると思います。そのような方は、続いてご紹介する2つ目、3つ目の方法を参考にしてみてください!

バッグインバッグの他のメリットとしては、いつも持ち歩くものをひとまとめにすることで、使用したバッグから別のバッグへの入れ替えもスムーズにできること。「バッグを換えたら忘れ物をしてしまった!」なんてことも減りますね。

(2)ほどほどに分けたいタイプは、ポーチが便利

バックインバッグで、細かいものを分けて収納できることがメリットになる人もいれば、逆にそれがデメリットになる人もいます。

(1)でも少し触れましたが、こんな方はいらっしゃいませんか?

・バッグインバッグを以前使ったことがあるが、いまいち使いこなせなかった
・使ったリップクリームやペンを、細かい収納ポケットに戻すのは少し面倒

そのためポケットがあるにもかかわらず、ついバッグにそのままポイっとしてしまう……。

これらのように『使ったものを戻す』ことが苦手な方は、何もかも戻す場所が細かく決まっていることが、逆にストレスとなり使いづらくなってしまうんです。

そういった方は、ポーチを使って『適度に自分好みに分けて収納する』ことをオススメします!

ポーチにも、さまざまな大きさや種類がありますよね。リップクリームや薬などの大きいポーチにひとまとめにするのではなく、小さい物は小さいポーチに入れておくとバッグの中でも見つけやすくなります。その他、モバイルバッテリーとイヤホン、手帳セットなどなど、ご自身の使い勝手やわかりやすい仲間で分類して入れましょう。

ポーチの色で中身を分けても楽しいですし、わかりやすさを重視するなら、透明の物やメッシュの物など、中身が見えるポーチにすれば使い勝手は抜群ですよ!

『ポーチを活用する』というこの方法も、バッグを替える際はポーチごと入れ替えればいいので楽チンです。

また、戻すことが苦手な方におすすめな使い方として、『バッグの中でポーチのファスナーを開けておく』方法があります。薬など、特に細かい物を入れたポーチは、中身が出てしまうのでファスナーを閉めておく必要がありますが、A5以上ほどの大きさなら、ファスナーを開けたまま立ててバッグの中に入れておきます。ほんの小さなことですが、そうすることで出し入れがぐんと楽に。元に戻すのが苦手な方でも、使い勝手がよくなり、ぐちゃぐちゃになるのも防いでくれます。

(3)ざっくりタイプは、カゴやブックエンドでゆるく仕切る

3つ目は、もっとざっくりでOKな方。

「全部の物がバッグの中で重なって、ごちゃごちゃにならなければいいかな……」というぐらいざっくりとしている方は、仕切りになるものをバッグの中に入れるだけでも、使い勝手は変わります。

例えば、持ち歩くものが、ノートパソコン、システム手帳、メイクポーチ、ストールなど、割と大き目の物が多い方。そういった方は、プラスチック製のブックエンドを使えば、中に入れたものは立った状態をキープしてくれます。

何かを取り出した時に他の物が倒れてこなければ、元に戻すときも入れやすいですよね!

また、マチのあるプラスチック製や布製のケースを入れることで、柔らかい素材のバッグでも自立するのでモノの出し入れもしやすく、ポイポイ入れてバッグの中が乱れても、整理しやすいのが嬉しいポイントです。

まとめ

入れるものや入れ方の自由度が高いところが魅力の、仕切りのないバッグ。その魅力を最大限に生かすためには、自分に合った仕切り方を考えることが大切です。細かく仕切るか、ざっくり仕切るか、ご自身にとって『ちょうどいい』を見つけるヒントになれば幸いです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-