防犯用ダミーカメラは効果ある？　バレない選び方と設置方法

#防犯

防犯対策としてカメラの設置を検討する家庭も多いでしょう。けれども、本格的な防犯カメラを設置するとなると、コストがかかるため、ダミーカメラで対処するのも一つの方法です。しかし、ダミーカメラは本当に効果があるのでしょうか？　今回はダミーカメラの選び方と設置方法についてご紹介します。

防犯用ダミーカメラの効果って？
防犯用ダミーカメラ選びのポイント
人気の防犯用ダミーカメラは？
まとめ

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防犯用ダミーカメラの効果って？

物騒な世の中。もしもの時のために防犯カメラを設置するという家庭も増えてきました。でも、防犯カメラは設置時のコストだけではなく、回し続けなければならないためランニングコストがかかってしまいます。そこで、活用されるのがダミーカメラ。

けれども、ダミーカメラには防犯効果があるのでしょうか？

防犯用ダミーカメラを設置するメリット

防犯カメラの最大のメリットは設置することで、防犯意識が高い家庭であることをアピールすることができます。これにより、泥棒などが"盗みに入れる家"から外してもらえるというメリットがあります。

また、実際に防犯カメラを設置するとなると、設置費用と共に、カメラを回し続けることによるランニングコストがかかってしまいます。ダミーカメラならコストカットして、設置できるという点もポイント。ダミーであるため録画できる防犯カメラよりも安く購入できるでしょう。

防犯用ダミーカメラの注意点

ただし、ダミーカメラはその名の通りダミーです。

泥棒は、捕まらないように研究しているケースも多く、いわばダミーカメラを見極めるプロ。

ダミーカメラの中には、センサーライトの代わりにLEDライトが光るなど精巧に作られたものもありますが、ダミーカメラだと見抜かれると、対象となってしまうケースも。

また、万が一犯罪に巻き込まれてしまった場合、ダミーカメラは録画ができないので犯人を捕まえる手がかりをつかむことはできません。

防犯用ダミーカメラ選びのポイント

ダミーカメラの効果を最大限に活用したいなら、原則として偽物とばれないものを選ぶことが大切です。では、どのような点に注意して、ダミーカメラを選べばよいのでしょうか。

バレにくい防犯用ダミーカメラとは

ダミーカメラは、手軽に手に入れることができますが、あまり安価なものだと造りがどうしても雑になっているので、遠目から見てもすぐに偽物だとバレてしまいます。

なかには、本物の防犯カメラに似せて、LEDライトが点滅するという精巧な造りのダミーカメラもあります。しかし、本物の防犯カメラのライトは、点滅ではなく常時点灯しているものがほとんどのよう。点滅＝ダミーカメラだと思われてしまう可能性も高いので、ライトは常時点滅するかどうかを確認してください。

バレにくい防犯用ダミーカメラの設置場所は？

ダミーカメラは設置場所にも工夫が必要です。まずは犯人の手に届かない位置に設置することです。これは本物のカメラを設置する場合にもいえることですが、手に届く位置にあると、壊されてしまったり、偽物だとばれてしまったりします。

また、赤外線センサーが搭載されている防犯カメラは、暗所でも映し出せるため、わざわざ明るい場所に設置することはありません。そのため、LEDライトが点灯するタイプのダミーカメラを取り付けるなら、少し暗い位置にひっそりと設置すると良いでしょう。

防犯用ダミーカメラのNG例

防犯用のダミーカメラを設置するなら、まずは屋外用の形状と同じものを設置することが重要です。屋内用のモデルを取りつけると、本物であれば雨風に耐え切れず、すぐに壊れてしまいます。そのため、犯人から見れば、本物だったとしても機能していないと判断されてしまうため、防犯抑止効果が期待できません。

また、防犯カメラには無線タイプのものもありますが、どう考えても配線が足りないものはすぐにダミーだとばれてしまいます。明らかに電気がない庭などに設置するのは避け、玄関口などに設置するようにしましょう。