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2019年01月07日 17:00 更新

部屋や目的にあったカーテンの選び方、適した長さや色は?

カーテンは面積が大きく、部屋の印象を左右してしまうので選ぶときは迷ってしまいますよね。今回は、寝室、リビング、子供部屋など部屋の目的別にカーテンの選び方をご紹介します。ずっと眺めていたくなるほど素敵なカーテンを選び、居心地のいい空間を作りましょう。

部屋に適したカーテンの長さって?

Photo by Karolina Szczur on Unsplash

カーテンは窓のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。短すぎると目隠しの役割を果たすことができず、長すぎると不格好になってしまいます。

カーテンの長さを決めるために、まずは部屋の窓枠の長さを測りましょう。カーテンレールのフックの下から計測するのがポイントです。

床まである大きな窓は床までの長さを計り、そこから2cm引きます。ジャストサイズにしてしまうと、カーテンが床について恰好悪く見えたり、ほこりがついてしまったりします。2cmほど短くしておくとスムーズに引くことができます。

腰窓や出窓は、下に10~15cm垂らすのがベストです。ジャストサイズにすると隙間から光や冷気が入ってしまうので、遮光や断熱の効果が落ちてしまいます。

部屋ごとの目的に合わせてカーテンを選ぼう!

Photo by deborah cortelazzi on Unsplash

カーテンは部屋別に利用目的に合った機能やデザイン、色を選ぶと快適に過ごせるようになります。事前にほしい機能とデザイン、色の3点を決めておきましょう。

各部屋には、次のような目的があります。

寝室:安眠、リラックス、安全、くつろぎ
リビング:癒し、団らん、節電
子供部屋:子どもらしさ、勉強や遊び

寝室はぐっすり眠るという目的があるので、カーテンに求める機能は遮光や断熱、防災でしょう。カラーは目に優しい落ち着いた色合いが適しています。

リビングなど広い空間では、エアコンの節電が欠かせません。そのため、熱を逃がさない遮熱性のあるカーテンがおすすめです。カラーは、家族みんなが癒されるベーシックなカラーを選びましょう。

子供部屋では、子どもが勉強や遊びに集中できるよう子どもらしいデザインや色を選びます。規則正しい生活を送れるよう非遮光性のカーテンがおすすめです。非遮光性のカーテンなら、朝が来れば部屋の中が明るくなるので、自然と早起きする習慣が身につくかもしれません。

部屋ごとのカーテン選びのポイントはこれ!

Photo by Jarosław Ceborski on Unsplash

カーテンの選び方のポイントを部屋ごとに見ていきましょう。

【寝室】
蛍光色などはっきりとした色を避け、心身ともにリラックスできる落ち着いた色を選びましょう。遮光性に関しては、安眠を重視する方は遮光1級がおすすめです。厚手の遮光カーテンなら遮音性があり、寝つきが悪い方や夜勤で昼間に寝たい方でもぐっすり眠れます。

裏地付きの遮光カーテンは外気をシャットアウトでき、エアコンの節約もできます。遮光性の生地を裏側に縫いつけてあるので、厚みがあるのが特徴です。2、3級遮光カーテンは部屋の中を完全に真っ暗にすることはできませんが、窓際に人影が映るのを防げるため、プライバシーの保護に役立ちます。

【リビング】
リビングの窓は家の中でも窓が大きく、カーテンの存在感もバッチリです。高級感のある上質な生地を選び、デザインは無地が最適。柄物が好きな方は水玉やストライプ、植物柄など控えめなデザインを選ぶと飽きずに長く愛用できます。赤や黒など攻撃的なカラーを避け、家族全員が落ち着くと感じられる癒しカラーがいいでしょう。そのうえで遮熱性に優れたものを探してみてください。

【子供部屋】
無地よりも想像力が広がるかわいらしいイラストが描かれたカーテンがぴったりです。動物や宇宙、植物など、カラフルでポップな子ども向けデザインを選びましょう。

床の色によるカーテンの色の選び方

Photo by Raphael Schaller on Unsplash

部屋をおしゃれに演出しつつ、広々とした空間に見せたいなら床の色に合わせてカーテンの色を決めるのもおすすめです。

ダークブラウンなど濃い色の床は、暗い色のカーテンを選んでしまうと空間が狭く感じられたり、息苦しさを覚えるようになったりします。とくに黒やダークグレーとの相性はあまりよくありません。薄い色のカーテンにしたほうが、明るさと解放感が出て部屋の印象がよくなります。

また、あえて重厚感のある空間にしたい場合は、赤やオレンジ、黄色など鮮やかな暖色カラーが最適です。家具を明るめの色にすると圧迫感がなくなりなり、洗練された空間に変身します。

一方、ライトブラウン(ナチュラルブラウン)など床の色が明るいと、カーテンの色が濃くても薄くても似合います。開放感のある空間にしたいなら白や薄いグレー、ベージュなどナチュラルな色合いがぴったりです。雰囲気のいい明るい空間にはパステルカラー、高級感を演出したいなら赤やオレンジなどビビッドな暖色カラーをチョイスしましょう。

まとめ

カーテン選びでは、事前に部屋の目的を考えてみると必要な機能や最適なデザイン、色が決めやすくなります。床の色や家具などインテリアを考えながら、お部屋を素敵に演出してくれるカーテンを探してみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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