リフォームDIYの基礎知識と注意点! 人気のリノベ用壁紙・床素材は?
リフォームと聞くと、今までは専門業者に依頼するイメージがありましたが、最近ではセルフでリフォームをしている方もテレビや雑誌などでよく見かけるようになりましたよね。とはいっても難しいイメージがあるセルフリフォーム、実際難易度はどれぐらいなんでしょうか? 今回はそんなセルフリフォームの基本についてご紹介します。
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セルフリフォームで用意しておきたいアイテム
簡単に使えるDIYアイテムは「壁紙」
初心者でも簡単に使えるDIYアイテムといえば「壁紙」。ペンキを全体に塗る壁色チェンジは、ハードルが高いですが、シール式で貼るタイプの壁紙であれば、初心者でも比較的トライしやすいです。
シールタイプの壁紙は、ホームセンターやニトリなどの総合インテリアショップに行けば購入できますし、海外の輸入サイトを利用すれば、日本ではなかなか見つからないユニークな柄やおしゃれな柄の壁紙も探すことができます。サイズが小さめなので埋め尽くすことは難しいですが、部分利用ならセリアやダイソーなど100円ショップで販売されている「リメイクシート」もおすすめ!
リフォームDIYで使う道具・工具
セルフリフォーム・DIYで使う道具・工具で、基本的に用意しておきたいアイテムは以下。
・メジャー
メジャーは長く伸ばした時、折れてしまう柔らかいものではなく、しっかり自立するタイプを選ぶようにしましょう。
・サシガネ
L字型の金属工具で、表裏・内側に目盛りが付いています。直角を書き出す際に使用するアイテム!
・水平器
壁紙シールを貼る時や、壁に家具を取り付ける時など、地面から水平になっているのかわからない時ってありますよね。そんな場面で使えるのがこの「水平器」。大きさはさまざまですが、最低でも30センチ以上あるものを選びましょう。
・グルーガン
専用のグルースティックを溶かし、熱で接着させて使うアイテム。最近では、100円ショップでも手に入ります。
・タッカー
壁や厚手の布にも打ち込むことができる強力なホッチキス。壁に布を貼ったり、ポスターを貼ったりするときにも使えます。
・電動ドライバー
ドリルで穴を開けたり、ネジを締めるときに使えるアイテム。手動で行うとなかなか骨が折れる作業も、電動タイプならサクサク行えるので楽チンです。
他に必要なものはカッター、サンドペーパー、ノコギリ、カナヅチなど。基本的には上記のものを揃えておけば、さまざまなDIYに対応できるかと思います。
自分でリフォームするときの注意点
賃貸マンションは事前に確認を!
SNSやテレビ・雑誌を見ていて「こんなお部屋に住んでみたい……」と広がった妄想。これなら自分でもできるかな? と早速ホームセンターに駆け込みたい気持ちもわかりますが、ちょっと待って! 賃貸マンションの場合は、管理規約にリノベーション自体を禁止しているところも少なくありません。リノベーションそのものはOKでも、現状回復が必須の場合や、中には現状回復がいらない場合もあります。違反を犯してしまうと最悪、強制退去の可能性も考えられるので、リノベーションやDIYを検討している場合は必ず、マンションの管理規約、それも最新版を確認するようにしましょう。
設備系は業者に依頼
電気、ガス、水道などがからむ部分を素人がいじってしまうと、漏電やガス漏れ、水漏れなどのアクシデントが発生してしまう可能性があります。「自分でもできそうだしな……」と、素人見積もりでやるのは絶対NG! 最悪の場合、マンション自体を傷つけたり、火災が発生したりなど、隣近所に多大な迷惑をかけてしまう可能性もあります。この周りをリフォームしたり触りたいときは必ず、専門業者に依頼するようにしましょう。
和室もDIYリフォームできる?
日本人としては落ち着く「和室」ですが、使いすぎてボロボロになっていたり、他のお部屋がおしゃれな雰囲気にまとまっているのに、和室だけなんかミスマッチ……ということ、ありませんか? 実はリフォームをするのが難しいイメージがある和室ですが、ポイントを押さえて行えば、リフォームはできるんです!
畳のリフォーム方法
昔に住んでいた一軒家(実家)では、和室が2部屋あったため、和室のひとつを子供部屋にしていました。けれど、子どもの頃は、和室の素晴らしさがわからず「和室じゃなくて、フローリングの床がいいな……」とずっと思っていたのです。けれど、和室の畳をフローリングにするには手間もコストもかかりそうですし、賃貸マンションの場合だとまず実行そのものが難しそうですよね。そんなときに使えるのがこちら!
なんと、カチッとはめるだけで簡単にフローリングの床を自分で作れてしまう「フローリングタイル」。のりや接着剤を使わない置き敷きタイプなので、賃貸マンションでも利用可能です。裏面には滑り止めシートがついているので、ずれる心配もありません。
ふすまをプリーツスクリーンにチェンジ
床をフローリングタイルにしても、ふすまがある状態だと、なんだかちぐはぐな状態に。思い切ってふすまを取り去り、代わりにプリーツスクリーンを取り付けてみてはいかがでしょう?
フローリングとプリーツスクリーンで和室をコーディネートすれば、今風の「和モダン」なインテリアを作ることができます。
まとめ
フルリノベーションは素人が行うにはなかなか大変な作業ですが、壁紙を変えたり、床を変えたりするなど、部分部分をDIYするだけでもインテリアの印象はかなりがらっと変わります。和室から、使いやすい洋室にかえることだってできるので、セルフでできるリフォーム内容を確認して、試してみてくださいね!