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2019年02月23日 15:00 更新

デッドスペースで大活躍! 突っ張り棒で作る棚

突っ張り棒は新たな収納スペースを生み出せるアイテムです。アイデアや他のアイテムとの組み合わせ方次第で、いろんな使い方ができます。そこで今回は、突っ張り棒の上手な使用例や正しい取り付け方について解説。突っ張り棒専用棚や、すのこ、ワイヤーネットなどを使ったおすすめの収納アイデアとともにご紹介します。

どんなところに突っ張れる? 突っ張り棒で棚をつくろう

Photo by Timothy Buck on Unsplash

突っ張り棒を使うことで、持て余しがちなスペースを上手に使いこなすことが可能になります。

まずは、突っ張り棒を利用して、空間を有効活用できる例をいくつか紹介していきます。

靴箱

Lazy dummy

玄関の靴箱では、ペタンコパンプスなど高さのない靴が多かったり、棚板の数が少なかったりして、空間を無駄にしていませんか? そんなとき、靴箱のなかに突っ張り棒を2本並べて設置すると、棚板がわりに使うことができます。

さらに縦に長い空間だったら、棚板をはずして突っ張り棒を代わりに靴箱内に突っ張ることで傘掛けのスペースを作ることができます。傘立てに折り畳み傘を置いている場合は、埋もれてしまいがちですが、ここならすぐに取り出すことができますね。また、玄関掃除で使うほうきなども合わせてかけておけます。

クローゼット内

Lazy dummy

持て余しがちなクローゼットの高い位置に2本の突っ張り棒を並べると、帽子置き場に早変わり。押入れなら、深い奥行きを利用して突っ張り棒を設置し、S字フックをかけておくことで、バッグやベルトなどの小物類をまとめておくこともできますね。

洗濯機の上

Lazy dummy

洗濯機の上に突っ張り棒を設置するのも定番ですね。ラックを設置するよりも断然お手軽で、洗剤の収納に使ったり、ハンガー置き場として利用したり、幅広く使うことができます。

食器棚のなか

Lazy dummy

突っ張り棒は食器棚のなかでも大活躍してくれます。例えば、縦に突っ張ればトレーや大き目のお皿を立てて収納することが可能。突っ張り棒がディッシュスタンドや仕切りの代わりになってくれるというわけですね。スペースを有効活用できるだけでなく、食器を重ねないぶん、取り出しやすさがグンとアップします。

突っ張り棒を正しく取り付けて落ちない棚づくり

Photo by Kari Shea on Unsplash

とっても便利な突っ張り棒ですが、構造上、ずり落ちやすいという特徴があります。せっかく作った棚が収納物ごと落下しないためには、正しく使うことが大切です。「バネ式突っ張り棒」と「ジャッキ式突っ張り棒」のそれぞれの取り付け方について解説します。

「バネ式突っ張り棒」の場合は、取り付けたい部分の幅よりも若干長めに設定するのがルール。バネを十分に縮ませられるので、突っ張る力が強く、しっかりと固定できます。はじめに突っ張り棒の片側を押し付け、力を入れてバネを縮ませながら、もう片側を取り付けたい部分に押し込みます。細い側をはじめに壁に入れ込むと取り付けやすくなりますよ。

「ジャッキ式突っ張り棒」は、ネジを締めて長さを設定するのが特徴。ある程度ネジを締めると固くなってしまいますが、根元までしっかりネジを入れ込むことが大切です。

ダイソーの突っ張り棒専用棚が便利!

ダイソーでは、突っ張り棒を収納に使うための関連商品が充実。なかでもおすすめしたいのが、突っ張り棒用棚です。1枚あたりおよそ39.5cm×25cmの棚板で、壁に渡した突っ張り棒に固定できる仕組みになっています。素材はポリプロピレン。棚板全体に穴を開けることで軽量化がはかられています。直径1〜1.3mまでの突っ張り棒に対応しています。

突っ張り棒を2本並べただけよりも安定感がグンと増すので、いろんなものを収納することが可能。例えば、洗濯機の上に設置してドライヤーをのせておくのに便利。トイレならトイレットペーパーのストック置き場としても重宝しますね。

すのこやワイヤーネットを使って棚づくりしてみよう!

Lazy dummy

突っ張り棒をワイヤーネットと組み合わせて使うのもおすすめです。突っ張り棒を2本並べて設置し、ワイヤーネットをのせるだけと簡単。タオルなど軽いものを収納するだけなら、そのままでもOKです。ちょっと重いものをのせたい場合は、結束バンドを使って突っ張り棒をワイヤーネットと固定するのがおすすめ。

突っ張り棒をすのこと組み合わせるという手もあります。設置方法はワイヤーネットと同じですが、すのこの大きさによっては突っ張り棒を3本並べるのがよいかもしれません。

ワイヤーネットもすのこも100均で手に入るのでとってもリーズナブル。どちらも通気性に優れているので、シンク下や押し入れなど、湿気がこもりやすい場所に◎。

まとめ

持て余してしまいがちなスペースを有効活用できる突っ張り棒は、効率のいい収納に欠かせない存在です。正しく設置し、便利グッズや他のアイテムともうまく組み合わせながら、ご自宅にあった使い方をいろいろお試しください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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