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2018年09月01日 19:00 更新

郵便物が溜まらなくなる! 収納の仕組みと3つの習慣

あとで見ようとテーブルの上に仮置きした郵便物が、いつのまにか山になっていること……ありませんか? 見直したら、もう期限が過ぎていたお知らせやクーポンなどが出てくることもありますよね。せっかくのオトクな情報を逃がさないための工夫をお伝えします。

こんにちは、ライフオーガナイザー®︎の松谷麻子です。

ご家庭でのお困りごとの一つに「郵便物」が挙げられます。

「ついつい溜めてしまって、山となってしまいます……」
「大事なお知らせを必要な時にすぐ出せなかったり、探すのが大変になってしまいます……」
「気づいたらキャンペーンやクーポンの期限が切れています……」

という声を聞くことがよくあります。

そんなお悩みですが、実はちょっとした心がけで解決できるのです。今回は、郵便物が溜まらないように私が気をつけていることをお伝えします。

郵便物が溜まる理由

Lazy dummy

郵便物が溜まる理由、それはズバリ「いつか見よう」と思っているからです。「いつか」と思って置いてしまうと、その「いつか」はどんどんと先延ばしになります。先延ばしにすることにより、開けてみたら締め切りが過ぎていたり、クーポンは期限が切れていたり、イベントも終了していたり……。

誰でも経験あるかと思います。

溜めてしまった結果、せっかくのチャンスまで失ってしまって、探すのにも時間がかかってと、悲しいことに何も良いことがありません。

では、「いつか見よう」にしないために、どうしたらいいのでしょうか。

郵便物が溜まらない家の仕組み

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郵便物を溜めないためには習慣も大切ですが、その前に環境作りが重要です。環境作りというのは、郵便物が誰がいつどこで必要なのか、を考えて収納を作ること。

そのためには、2つの大切なことがあります。

家の中にも郵便物の住所を作る

郵便物が届いたら、いつか見よう、後で見よう、とついダイニングテーブルにまとめてざっと置きたくなりますが、そうしないために、郵便物の住所をさらに家の中にも作り、ルールを決めることが大切です。

例えば、
・人別の場所を作る
・一時保管コーナーを作る
・保管するものは、専用の保管場所を作る
など。

そうすると郵便物を手に取った瞬間、「私は家の郵便屋さん」になりきって分けることができます。

郵便に関するルールを決める

次にルールを決めます。

・チラシは紙ゴミへ移動
・期限のあるものは目に見えるところに貼る
・スマホの書類保管アプリを使う
・シュレッダーを使う頻度を決める

など、いろいろありますよね。
ご自身がこうしたいな、こうなったら楽だな、と思うようなことを考えてルール化してみましょう。

郵便物を溜めない3つの習慣

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環境が決まったら、あとはルールに合わせて3つの習慣に気をつけて行動します。環境が整っていると、行動しやすくなりますので習慣につながりやすいです。逆に習慣が続かなかった場合には、もしかしたら環境が自分に合っていないのかもしれません。そういう時はまた、環境作りを見直してみましょう。

ポストは毎日見る

実際に、日々気をつけておきたい3つの習慣の一つめは「ポストを毎日見る」ことです。

働くママは保育園に子どもを迎えに行き、帰宅時は両手いっぱいに荷物を抱えていたり、子どもと手を繋いでいたり、まず手がふさがっていることがほとんどです。だんだんとポストを開ける手間さえ惜しくなり、2〜3日放置してしまうこともあるかもしれません。

でも期限のあるものが入っていることもありますし、数日分郵便物やチラシなどを溜めて少し量が多くなってしまうと「後でやろう」という気持ちが先行してしまいます。

お子様に手伝ってもらうのもいいですし、家族で分担するなどして、できるだけ毎日ポストを見るように心がけましょう!

郵便物は帰宅後すぐ開ける

Lazy dummy

2つめの習慣は、「郵便物は帰宅後すぐに開ける」です。

一般のご家庭であれば、毎日受け取れば郵便物もそんなに量はないですよね。封筒に入っているものは、すぐに開けるようにしましょう。

例えば、冷凍食品を買ってきたら溶けないうちに冷凍庫にしまいますよね? 郵便物を「いつか見よう」にならないようにするためには、郵便物も同じように生きたものと理解し、封を開けることが大切です(ご家族のものを開けるかどうかは、きちんと家族間のルールを決めてくださいね)。

パッと見て必要なものと必要ではないものがある場合、すぐに分けましょう。同封されていたチラシなどで不要と判断したら、すぐに紙ゴミ用のゴミ箱に。シュレッダーに入れるもの、人別に収めるもの、など事前に決められたルールと住所に沿って行動します。

急を要さないものの、どれが必要かどうか分からないな……と、困るときもあるかと思います。

そういうときは、すぐにやろうとせず一旦保留にしても良いと思います。その代わり、その保留にしたものは、できるだけ見えるところに置く、一時保管コーナーや一時保管用のファイルを作る、など各自のルールを決めて、あまり先延ばしにしないようにしましょう。いつの間にかどこかに行ってしまった……ということが防げます。

期限は「今」と心得る

3つめの習慣の最後は、「期限は【今】と心得る」です。

期限が先のものは「後でやればいいや」とつい思いがちです。でも、ギリギリになってしまって慌てること、ありますよね。その時できそうなら、すぐにやってしまいましょう。すぐにできない場合も、いつでも取りかかれるように見えるところに置くようにしましょう(この場合、目障りだな……と思うくらいのところがおすすめです)。

家で溜めておくものを極力減らしておくと、次に来た締め切りのものにもすぐに着手できるようになります。「やること」を溜めておくとかえって億劫になります。そして締め切りに間に合わなかった……などということになりかねません。

まとめ

私も新婚当初は、ダイニングテーブルの一角の椅子に、郵便物やダイレクトメールなどが大量に山積みになっていた一人です。

共働きで、朝早く帰りが遅い日ももちろんありましたし、休日も予定を入れていたりしたので、郵便の山を見て見ぬ振りしていました。そして来客があるとその山ごとどこかの引き出しに押し込んだりしてしまい、結果「あの書類はどこにやったっけ?」と探すことも。

しかし、この3つの習慣のおかげで、ダイニングテーブルの上には郵便物が溜まるということは起きなくなりました! よかったら参考にしてみてくださいね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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