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2018年11月01日 07:00 更新

お風呂リフォームをする前に! トレンド&タイミング・価格をチェック

毎日使用する水まわり。今回は、お風呂リフォームの最新トレンドについて解説します。おおよその価格やリフォームするのに適切な時期など、事前に知っておきたい情報と合わせてご紹介。リフォームをして、よりお風呂空間をリラックスできるものにしてくださいね。

お風呂リフォームの流行りをチェック!

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最近のお風呂リフォームとして特徴なのは、
・掃除がしやすい
・中干しで、いつでも洗濯ができる
・リラックス効果を高める
これらの目的でリフォームするご家庭が増えてきています。

・掃除がしやすい
タイル張りの浴室と違って目地がなく、カビが生えやすい場所が少ないため、掃除がしやすいのが特徴。ほかにも、排水口にたまった皮脂や髪の毛が簡単に除去できるもの、ドアパッキンがなくカビが生えにくいものなどがあります。鏡がくもりにくいようコーティングを施してあるものや、浴槽に自動洗浄装置が付いているものも。

・中干しで、いつでも洗濯ができる
浴室換気乾燥機をリフォームでつけるご家庭もあります。浴室に換気は欠かせませんが、窓が付いていれば大丈夫と考えている人も多いでしょう。ところが、とくに湿度の高い梅雨など、窓を開放するだけでは水滴が乾ききらないことも少なくありません。水分が残っていると、浴室内にぬめりができたり、コーキング(継ぎ目に埋められたゴム素材)に黒カビが生えたりする原因にも! 浴室換気乾燥機があれば、換気も乾燥もできて安心です。

・リラックス効果を高める
浴室をただ体をキレイにする場所としてではなく、リラックスするための場所と考える傾向があります。ミストサウナなら、ストレスがかかった体や気持ちを癒すのに最適。ミストサウナは、浴室乾燥機のオプションとして取り付けることができるので、工事も簡単ですし期間も短くてすみます。

お風呂リフォームの価格は?

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価格別に見るお風呂リフォーム例

約3万円でできるお風呂リフォーム

お風呂は予算に合わせてリフォームすることができます。例えば、予算が3~20万円と少なめでも機器を新しくして機能を向上させることが可能。

機器代金
・シャワーヘッド 1万円
・シャワー水栓 1万円

工事費用
・取替え工事 1万円

自分で付け替えることができるものがあり、気軽にできるプチリフォームのひとつです。

約15万円でできるお風呂リフォーム

15万円あれば、浴室乾燥機の取り付けが可能になります。

機器代金
・浴室暖房乾燥機 10万円

工事費用
・取替え工事 5万円

ミストサウナ機能のある浴室暖房乾燥機の場合は、機器代金が10~15万円ほどになるでしょう。

約20~60万円でできるお風呂リフォーム

在来工法(※)の浴室にFRP製の浴槽を取り付けたり、新しい給湯器に交換したりすることができます。工事費用と合わせると、30万円ほど。

機器代金
・FRP製浴槽 16万円

工事費用
・浴槽の取替えと下地の補修工事 14万円

(※)下地材で防水処理を行い、床や壁をタイルで貼って仕上げる方法。

約60~100万円でできるお風呂リフォーム

予算が60から100万円の場合、ユニットバスを新しいものに取り替えることができます。費用相場は以下の通りです。

機器代金
・ユニットバス 60万円

工事費用
・ユニットバスの取替え工事 30万円

ユニットバスは、サイズが大きければ大きいほど、また機能が増えれば増えるほど価格が高くなります。給湯器や給排水管を新調すると、さらに20~30万円の費用が必要です。

お風呂リフォームの時期は?

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お風呂は劣化や腐食が起こりやすい場所の一つ。リフォームする時期の目安は、およそ20年だといわれています。機器さえ故障しなければ、我慢して使い続けたくなってしまいがちですが、早めにリフォームするのがおすすめです。

その理由は、3つ挙げられます。
1. 適切なリフォーム時期を逃すと、かえって費用がかさんでしまう
2. 省エネ機器を使用することで、ランニングコストを軽減できる
3. 掃除にかかる時間/費用を軽減することができる

例えば、浴室の壁や床にヒビが入ったまま放っておくと、構造部にまで水が入り込み、土台が腐食してしまうことがあります。すると、工事費がかえって高くなる傾向があるのです。

また、最新の省エネ機器を使うことで、水道費・光熱費を大幅に削減することが可能。湯沸かしにかかるエネルギーは大きいため、お風呂のリフォームは、ランニングコストに大きな影響を与えます。

掃除の楽さもリフォームする上で、選ぶポイントの一つになっています。例えば、タイル張りの浴室に使われている目地は、カビが繁殖しやすい場所。カビが生えないようするには、毎日5分でも掃除をする必要があります。それが1年だと、1800分(約30時間)。10年だと約304時間の短縮ができることに。

このように、長い目で見たときにお得になるメリットがあるので、お風呂のリフォームは気になったら早めに取り掛かるのが吉。

まとめ

お風呂のリフォームは、築20年ぐらいが目安です。タイミングを逸してしまうと、大きなダメージに発展し、かえって費用がかかってしまう可能性があるため、早めに実行するのがおすすめ。予算やライフスタイルに合わせて、お得にリフォームしてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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