【専門家のリメイク術】家にあふれるタオルで子育てを楽にしよう!
タンスで眠っている、いただき物のタオル。使い古して普段使いしなくなったタオル。吸水性抜群のタオルは、有効に活用したいものです。いただき物の新品のタオルはもちろん、これまで使っていた使い古しのタオルも含め、お家にたまりがちなタオル。簡単なひと手間をかけて、日々の家事と育児を、楽にしてみませんか?
こんにちは。ライフオーガナイザーのうめだあさみです。
タオルは生活の中で、欠かすことのできない必需品ではないでしょうか。
そんな、タオルに少し手を加え、子育てに大活躍している我が家のリメイクアイデアをご紹介します。
タンスで眠ったままのいただき物のタオルや、何度も使用した古タオルの活用に悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
フェイスタオルでタオルキャップ
洗い倒して、吸水性がよくなったタオル。そのままぞうきんにするのは、まだまだもったいない気持ちになりませんか? そんな時は、濡れた髪をまとめるタオルキャップにしてみましょう!
作り方は簡単。
1.まずは、フェイスタオルの短い辺を縫い合わせます。
2.縫い合わせた後、上辺にゴムを通し、ボタンを付けます。
3.もう一方には、ボタンに引っ掛けるための輪っか状のゴムを縫い付けます。
それだけで、お風呂上がりや、プール上がりの濡れた髪をまとめる、タオルキャップに!
上手く髪を拭けない子どもにおすすめ。衣類が濡れてしまうのを防ぐことができます。
これがあれば、髪の毛が濡れたお子様を追いかけることが減るかもしれません!?
バスタオルでラップタオル
プールで使うラップタオルも、バスタオルで作ることができます。
こちらも簡単、長い辺にゴムを通し、スナップボタンを付けるだけ。保育園では、プールの際に「バスタオルを持ってきてください」と指示があるかと思いますが、我が家ではこのラップタオルを持たせています。
未就学児の短い腕では、大きなバスタオルを扱うことが難しく、うまく拭くことができない背中も、このタオルをすっぽりかぶれば、自然と背中の水滴も拭くことができます。
もちろん、お風呂上がりでも、十分に活用できますよ。
購入したら意外と高い、ヘッドタオルとラップタオル。直線縫いと、ゴムとボタンがあればできてしまいます。
その上、今まで使っていたタオルであれば、吸水性も確認済なので、購入してから、水を吸わなかった! ということもありませんね。
ザブザブ洗える食事エプロン
フェイスタオルを二つ折りにし、輪になっている部分をゴムが通る幅で縫います。
(分かりやすいように黒い糸を使用し、手縫いをしております)
子どもの首に合わせて、ゴムを通します。
使い方は簡単! エプロンを机の上に広げ、その上にお皿を並べます。こうすれば、お皿から口に運ぶ際にこぼしてしまっても、膝の上に落ちることはありません。スプーン練習中のお子様でも安心です。
また、テーブルの食べこぼしも少なくなりますので後片付けが楽になりそうですね。
食事後は、タオルの上のお皿をよけ、タオルの裾からくるくると巻いていきます。最後に首のゴムを外してタオルをまとめれば、周りに落ちることも、洋服が汚れることもありません。
そのまま流しに持っていき、ザブザブ洗いましょう。
ハンドタオルでミニポーチ
ファスナーとハンドタオルがあれば、写真のようなミニポーチも作れます。タオルはもともと、端の処理がされているので、折り返してアイロン掛けをする手間も省けますよ。
筆者は化粧ポーチとして使用しています。ポーチが汚れても、気兼ねなく洗えるので、重宝しています。
また、サニタリー用品を忍ばせておいてもいいですね! 見た目はハンドタオルなので、持ち歩きの際も気になりません。
お昼寝タオルのシーツとして
保育園児の持ち物として、必須のお昼寝タオル。以前は専用のシーツをかけていましたが、外すのもセットするのも意外と手間がかかり、週末は少し億劫でした。
敷きパッドの要領で、お昼寝布団と同じくらいの大きさのいただき物のバスタオルに、2本ゴムを付けました。
使い方は、敷きパッドと同様に、布団に引っ掛けるだけ。ファスナーもなく、四隅を合わせることもないため、取り外しが簡単になりました。
使い込んだら最後はお掃除に
たくさん使ったタオル。最後までしっかり使い切りたいものです。ぞうきんとしては、皆さまも使用しているかもしれません。
同時に、繰り返し使用できるハンディモップとしても、活用してみませんか。
二つ折りにしたタオルの端を縫います。ハンディモップの大きさに合わせ、短い辺を重ね合わせ、両端を縫います。
乾いたままでも、濡らして使っても、どちらでも使えるのが良い点です。汚れたら本体から外し、洗って使いまわすことができます。使い捨てのシートに比べ、経済的です。
まとめ
タンスで眠っている、いただき物のタオル。柄が好みでなく、子ども向けとして使えそうであれば、子どものタオルアイテムに作り変えてしまいましょう。
使い古して普段使いしなくなったタオル。吸水性がよく、手触りがよいタオルは、もっと活用できるかもしれません。
雑巾にする前に、捨ててしまう前に、ちょっとしたひと手間であなたの暮らしに役立つアイテムとして、再利用してみませんか。