IKEAのおすすめチェストは？　アレンジ術や使用についての疑問を解説

IKEAのチェストで人気があるのは、シンプルでスタイリッシュな白いチェストです。どんなインテリアにもあわせやすい点が好まれているようです。もちろん、色だけではなく機能性もあり。両面を兼ね備えているチェストをピックアップしました。

シンプルで飾りがなく、取っ手は引き出しのくぼみを利用したものです。ワイドタイプ、ロータイプ、コンビネーションと、さまざまなスタイルで活用できます。引き出しにはレールが付いているので、開け閉めは楽々♪　足の高さを調整できるので、平ではない場所でも設置できます。

ヘムネスは、ヨーロッパの伝統的なデザインを採用。海外のインテリア雑誌や映画などで見たことがある形ですね。引き出しには、取っ手がふたつついていて、実用的かつシンプルなデザインポイントになっています。壁に固定して使用することが推奨されていて、あらかじめ固定用の金具がついています。

マルムは、見た目は非常にシンプルでオーソドックスなデザイン。しかし、細かな部分に配慮が行き届いています。引き出しはレールがついていて、中にたくさんの衣類を収納しても楽に引き出せます。引き出しの上部が斜めにカットされていて、指をかけやすく、開閉がスムーズ。

シンプルな白いチェストのほか、木の雰囲気を生かしたナチュラルなタイプもあります。新シリーズも合わせてピックアップしました。

木目がやさしいナチュラル系チェストなら、RAST ラストが人気です。無塗装の無垢材が使われていて、自然な木目が美しいのが特徴です。DIYが得意なら、ステインやラッカー、オイルなどを使って仕上げると、耐久性もアップしますよ。引き出しには、握りやすい取っ手がふたつついています。

新シリーズのBJÖRKSNÄS ビョルクスネースは、個性的なデザインが特徴。丈夫なバーチ材が使われています。引き出しの取っ手はなんと革製。ベッドやベッドサイドテーブルとコーディネートできます。

価格が手頃で買いやすいヘムネスのチェストには、オプションとしてガラストップが用意されています。天板の上に敷くと、光沢が出て高級感がアップ！　花瓶や香水瓶などを置いて飾り棚のように使うとすてき♡

IKEAの家具は、購入者が自分で組み立てるタイプ。ということは、DIYで簡単にリメイクできちゃうのです。いきなり大きなリメイクは自信がない、という方には、取っ手の交換がおすすめ。ホワイトのチェストにゴールドのつまみタイプの取っ手をつければ、一気にゴージャス感が出ます。真鍮色のアンティーク風の取っ手や、陶器でできたものなど、つけかえるだけでオリジナルのチェストに。

無垢材のチェストは、ペイントでリメイクするのも簡単です。ラッカーやステインのように、木目が生きるタイプの塗料と、しっかり色がつく絵の具のようなタイプの塗料があるので、好きなものを選びましょう。まず、どこを何色に塗るか決めます。IKEAの組み立て説明書にある完成図に色づけしてみると、イメージがつかめますよ。ペイントはムラなくきれいに仕上げるために、組み立て前に行いましょう。

IKEAの家具は、コストが安く抑えられている分、基本的に自分で組み立てなくてはなりません。DIYに慣れている人なら、組み立て動画や仕様書を見るだけで組み立てられます。チェストは、全体に大きく重いので、数人で協力するようにしてください。

料金を払えば、組み立てサービスを利用することもできます。家具の大きさや価格によって料金は異なります。ネット注文の場合は、サービスを利用できないので要注意。自宅近くの家具組み立て業者に頼むこともできますが、代金は1万円前後かかるようです。

IKEAのチェストは、日本の安全基準を満たしています。しかし、2014年にアメリカで子供の死亡事故が起きてしまい、リコールをかけたことも。IKEAは対策として、家具を壁に固定するパーツをつけ、必ず固定して設置するよう呼びかけています。日本は地震大国でもあり、事故を防止するためには大きな家具は必ず固定するようにしましょう。

IKEAのチェストは、飽きの来ないシンプルなデザインで人気があります。特に白いチェストはいくつかシリーズがあり、好みによって選べます。寝室や子供部屋にも違和感なく馴染み、収納力も十分！　無垢材を使用したチェストは、ペイントでリメイクすることもできますよ。