【時短家事テク】毎日の洗濯を楽にする! 干し方・しまい方の裏技
身軽な独身時代は週に数回まわすだけで良かった洗濯物も、家族が増えると洗濯物は増え続け、毎日2〜3回洗濯機をまわすのが当たり前になってきますよね。毎日のことなのでできるだけ楽に簡単にしたい! と悩むママさんに、私なりに工夫している洗濯の時短テクをご紹介します。
こんにちは、ライフオーガナイザー®︎の松谷麻子です。
経験値が上がれば短時間でできるようになることはたくさんあるかと思いますが、家事に関していえば、家事効率は上がっているはずなのにいつまでたっても終わらない……という感覚に陥ることも少なくありません。
その理由の一つに、家族の人数が増えることと比例して、量もかける時間も増えていくことが考えられます。
特に代表的な例が「洗濯」。ドラム式乾燥機の登場により洗濯家事が楽になった方も多いと思いますが、実は洗濯物が多くなれば、ドラム式乾燥機での乾燥だけでは追いつかないこともあります。
洗濯には、一口に言っても「洗う」「干す」「取り込む」「しまう」と幾つもの段階があります。段階ごとに、それぞれポイントを押さえた時短テクニックをご紹介します。
洗濯は種類別に分ける
種類別に分けて洗う理由は、色移り防止だったり汚れの種類だったり人別だったり、各ご家庭によってさまざまかと思います。参考までに我が家の場合は、大抵2回に分けて洗っています。
・白物(タオル・パンツ以外の肌着、白いTシャツなど)
・色物(衣類・下着パンツ)
と分けています。
タンクトップやキャミソールなどの下着類はタオル類と一緒に洗いますが、下のパンツはタオル類とは洗いたくないので、色物にして色物と一緒に洗うようにしています。
また朝晩に洗濯をやるタイミングを分ける時にも、種類が分かれていると、その後の流れがスムーズになります。
トップスはハンガーに掛けて干す
トップスはできるだけ、掛けて収納できるようにするのが時短にもなり、オススメです。そして使うハンガーは、物干しとクローゼットと共用できるものを使い、干したハンガーのままクローゼットに収めてしまいます。
そうすることで、たたむ時間を減らすことができますよ!
ちなみにハンガーは、揃えることによってハンガー同士の絡まりを防ぐことができます。
干す時はグルーピングする
時短のため、しまう場所が同じ衣類同士は、なるべくまとめて干しています。
(この日は夫の出張帰りで夫の衣類が多い日でした。)
我が家のケースでは
①父衣類&パジャマ、母衣類
②母子肌着・パジャマ
③長女長男衣類
④次男肌着衣類
というカテゴリーにわけて、まとめて干します。
取り込む時のかごは一つにしない
洗濯物を取り込む時、一つのかごに山のように入れていませんか? そうすると、一つ一つこれは誰ので、と出した後に分ける作業が必要になります。
すでに干した時にグルーピングしていますので、そのグルーピングにあわせて、取り込んだものをそれぞれのかごに入れるだけでOKです。
たたむ作業は分担! もしくは時間差で
取り込んだ衣類は、人別にかごを用意して、それぞれのクローゼットの横に置くだけ。ここで私はあえて作業を"完了"とします。
忙しい夕方などに行うと、ピンチハンガーからはずしてかごに放り込んで移動させる、という一連の作業だけでも、そこそこ時間を費やします。さらに、たたむとなるとかなり時間がかかってしまうのです。
私は、夕方の忙しい時間帯のなかで、なかなかまとまった時間が取れませんでした。そのため、洗濯物の山がどっさり放置されてしまい「やっていない……やらなきゃ……」という義務感に追われるのが、とてもストレスに。
そこで場所別に山を分け、さらに、その山をクローゼットの近くに置くまでで完了にすると決めると、楽になったのです。たたむ作業は残っていますが、その量自体は少ないので、サッとやれる気がするようになりました。
例えば、パジャマ類は、洗面所にしまっているので、かごを洗面所に一旦置いておきます。そしてお風呂に入る前に、ちゃちゃっとしまっていきます。(たまに子どもたちは、そこから着替えを取ることもありますが、それもあり◎)
また、長男長女のカゴは子どもたちの寝室のクローゼットの脇に。これを寝る前にキレイにおさめる……のが目標です。今は3日〜1週間くらい山があるので、タイミングを見て声がけし、まとめて片づけてもらっています。
そして最後、次男の衣類とキッチンで使うリネン類を持って一階におります。これらもその場でできるときはサクッとしまうこともありますが 、"とりあえず置き" として、次男の衣類収納の前に置きます。
まとめ
大量の洗濯物にお悩みの主婦は多いかと思います。そして、洗濯はかなり時間を費やす家事の一つです。ぜひポイントを押さえて、時短につなげてみてくださいね。