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2018年09月14日 07:00 更新

おいしい食事のそばにいる! こだわりのカトラリーコレクション

フォークやスプーンなど、毎日何気なく使っているカトラリー。あなたはこだわっていますか? 「おしゃれで機能的」と支持を集めるカトラリーを、インスタグラムで探してみました。お気に入りのカトラリーを見つけて、ワンランク上のおうちご飯を楽しんでみてくださいね♪

フォルムによって顔を変えるカトラリー

北欧食器に、モダンな和食器、気に入った作家さんの食器……。料理にこだわると、食器にもこだわりたくなるもの。でも、ナイフやスプーンといった「カトラリー」の存在を忘れてはいませんか? 食器と同じように、カトラリーを変えるだけでテーブルの雰囲気をガラリと変えることができるんです。

カトラリーを探してみると、さまざまなメーカー・ブランドが存在することに驚く人も多いでしょう。同じフォークやスプーンでも、ディナー用、デザート用、コーヒー&ティー用など、用途別に展開されているのも特徴です。

そこで今回は、「たくさんありすぎて、どれにしようか迷ってしまう」という人のために、インスタグラムで支持されている人気カトラリーをご紹介。カトラリー選びの参考にしてくださいね。

愛されるカトラリー! どんなものがある?

はじめにご紹介するのは、1920年、ポルトガルでカトラリー専門店として生まれた「クチポール」。なかでもインスタグラムでは、華奢な細身のハンドルが特徴の「ゴア」シリーズが大人気です。

柄の部分のカラーは、ブラック、ホワイト、グレー、レッド、ブルー、ピンク、ブラウンの計7種類。さらにステンレス部分は、シルバーとゴールドから選べます。料理が高見えする「ホワイト×ゴールド」、かわいらしさナンバーワンの「ピンク×ゴールド」、テーブルをキリリと引き締めてくれる「ブラック×シルバー」、ナチュラルでいて上品な印象の「ブラウン×ローズマットゴールド」など、「ファーストクチポールをどの色にしようか、本当に迷った」という声がインスタグラムでも多く聞かれるくらい、どのカラーも悩ましくて魅力的!

クチポールは見た目のよさだけでなく、人工工学に基づき、一本一本、職人の手仕事によって作られているため、軽くて手にしっくりとなじむ使い心地にも定評があります。

種類は、デザートスプーン・フォーク・ナイフ、ディナースプーン・フォーク・ナイフのほか、ティースプーンやフルーツフォークなど10種類を展開しています。

日本を代表する世界的プロダクトデザイナー、柳宗理のカトラリーは、曲線が美しく、どこかユニークなフォルムが特徴的です。ごはんがすくいやすい楕円に近いスプーン、食材を「刺す」ほかに「のせる」ことも考えられたフォークなど、使いやすさを追求したからこそのシンプルなデザインで、どんな食卓にも主張しすぎずしっくりなじみます。ステンレス製で耐久性があり、お手入れも簡単なのがうれしい。

スプーンとフォークだけでもそれぞれ8種類、ナイフが6種類もあり、用途に合わせて選ぶことができます。

ものづくりの街として注目を集める新潟県燕市にある燕振興工業と、デザイナー集団grafとがコラボしたカトラリー「SUNAO(スナオ)」は、“日本人の食卓に合うカトラリー”がコンセプト。小さめの作りは、私たち日本人の手に馴染みやすく、食卓でお箸と一緒に並ぶことを考えて作られました。スプーンとフォークの持ち手は裏がかまぼこ型になっていて、持ったときに優しく手にフィットします。

ディナースプーン・フォーク・ナイフ、ティースプーン、ケーキフォークなど、全8種類がラインナップ。そのほか、キッチンツールとして、レードルやターナーなども展開しています。

新潟県燕市で作られたカトラリーを、もうひとつご紹介。柄についたツバメのワインポイントがかわいいこちらのカトラリーは、グローカルスタンダードプロダクツの「ツバメ カトラリー」シリーズです。最大の特徴は、ステンレスにガラス質の釉薬「琺瑯」を塗布していることにあります。琺瑯は匂い移りが少なく、食材や料理そのものの香りを楽しむことができるので、いつでも清潔に使えるのがポイント。

種類は、スプーン、フォーク、コーヒースプーン、ケーキフォーク、先割れスプーンの5種類のほか、コロンとした形がかわいらしいコーヒー用のメジャースプーンも。カラーは、ブラック、ホワイト、ネイビー、グレーから選ぶことができます。

北欧雑貨がリーズナブルな価格で手に入るイケアでも、カトラリーセットがあるのをご存知ですか? スモーキーなパステルカラーが大人かわいい写真の上2段のカトラリーは、「KALAS(カラース)」というIKEA定番のカトラリーシリーズ。スプーン、フォーク、ナイフの3種類が6色セットになってなんと18本で199円というから驚きです! 軽くて割れにくいプラスチック製だから、子どもが大勢集まるパーティや、バーベキュー、お花見などで大活躍間違いなし。ほかにも、同シリーズにはプレート、ボウル、コップがあるので、セットで集めてみては?

料理との距離を縮めてくれるカトラリー

それでは実際に、お料理やうつわとコーディネートしたカトラリーを見ていきましょう。こちらは、インスタグラムで絶大な人気の「クチポール」のカトラリー。洗練されたフォルムは、テーブルに置くだけで、いつもの料理がよりおしゃれに見えると評判です。クチポールのブルーの柄に合わせて、イッタラの「ティーマ」や「カステヘルミ」もブルー系で合わせれば、何気ないパンやサラダもカフェ風に!

寒い日の朝食にぴったりな、牛すじと根菜のポトフ。柳宗理のスプーンでアツアツのスープをゆっくり口に運べば、身体がポカポカになりそう。ステンレスのシンプルなデザインだから、北欧食器の代名詞、イッタラのうつわとも相性抜群です。

色合いがきれいな野菜パンケーキと野菜スープを、北欧カラーのうつわと合わせたコーディネート。料理もうつわも優しい色合いだから、柳宗理の黒柄のカトラリーでテーブルをキリリと引き締めて。クールな見た目とは裏腹に、黒柄部分は柔らかで温かみのある持ち心地が魅力です。

ふわふわのフレンチトーストを盛り付けたすみれ色のプレートに、ライヨールのナイフとフォーク……。まるでフランス映画のワンカットにあるような素敵な写真。かっこいい系のカトラリーを代表するライヨールですが、合わせるプレートによってこんなにエレガントに決まるだなんて! もっといろいろなコーディネートにチャレンジしてみたくなります。

つや消しのステンレスが美しいカイボイスンのカトラリーは、おもてなしにも普段使いにもぴったり。パンケーキを少しおめかしして、カイボイスンのフォークとナイフをセットしたら、あっという間にカフェ風おやつのできあがりです。シンプルなデザインだから、いろいろなうつわに馴染み、使い勝手も◎。

旨味たっぷりの骨付き肉には、ゲンセの「オールドファーマー クラシック」の出番。カーブが施されていて滑りにくく持ちやすい持ち手、波型で鋭い切れ味のナイフの刃は、肉料理に最適です。武骨でワイルドな佇まいですが、全体的にスマートでスタイリッシュなデザインが特徴的。

東屋の「姫フォーク」は、その名の通り小さくて可憐な真鍮製のフォーク。水気をよく拭き取らないと、すぐにサビてしまう手間がかかるカトラリーですが、洗ったあとは乾いたしっかりふきんで拭いて、また使ってあげる。そんなていねいな暮らしをしてみたい人に、おすすめしたいフォークです。ケーキやみずみずしいフルーツにもよく似合う、真鍮ならではの華やかさが素敵ですね。

まとめ

お気に入りのカトラリーは、見つかりましたか? ある程度目星をつけたら、百貨店や取扱店で、実際に手に取ってみるのがおすすめです。デザインはもちろん、重さや長さなど、カトラリーとの相性は人それぞれ。最終的に、自分の手にしっくりなじむものを選んでくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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