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2020年10月28日 20:12 更新

夏に涼しいを叶える!フラワーベースの選び方とは?

夏の暑い時期でも生花をお部屋に飾りたい。でも、すぐにダメになってしまうし……。そんな時は、比較的長持ちするお花を使い、フラワーベースで変化をつけて楽しんでみましょう! 夏の季節だけでなく、通年で使えるテクニックもご紹介いたします。

暑さを和らげる! フラワーベースの選び方

こんにちは! テーブルウェアスタイリストプロ®の吉川純子です。

今はいろんな形のフラワーベースが、雑貨屋さんや100均などでも手に入るようになりました。陶器やガラス、そしてプラスチックやアルミ製など、多種多様な中からセレクトできますが、逆にたくさんあって選べない……そんな時もあります。

では、どうやって選んだらいいのでしょう? ここでは、フラワーベースの選び方をご紹介。それぞれのスタイルにあったお花の生け方で、涼しさを感じさせるような工夫をしてみましょう!

丸いフラワーベース×ブーケ

わりと大きめの丸い形状が、可愛らしいガラス製のフラワーベース。この形状を活かしてお花を飾るには、ブーケ型にすると可愛らしさがアップします。

今回は、カーネーションとグリーンを合わせて飾ってみました。カーネーションや南国のお花は比較的、暑い時期でも長持ちします。そこに、グリーンや季節に応じたお花などをプラスしてあげると、お客様を招いた時のテーブルフラワーとしてもオシャレに演出できますよ♪

そして、お花がばらついてしまうのを防ぐため、麻ひもなどでまとめて生けると形がつけやすいです。

麻ひもも今では、一般的なカラーだけでなく、ピンクやグリーンなども手に入ります。お花の色や種類に合わせて、楽しんでみるのもいいですね!

ただし、このように麻ひもや輪ゴムでまとめた部分は傷みやすくなります。何日もこの方法で生けるのではなく、ゲストを招いた日など、特に華やかさをプラスしたい時にお試しください。

グラスのようなフラワーベース×グリーン

グラスの高さはそんなになく、お花を飾るのにちょっと難しそうなこのフラワーベース。しかし、100均のアイテムを使えば、上手に生けることができるんです。それが、ゼリー状の栄養剤。今回はダイソーで手に入れました。

お水を加えると何度でも使える優れものです! このゼリー状の栄養剤は、夏でしたら2~3日に一度、お水を足してあげると長持ちします。冬など暖房で乾燥するお部屋以外でしたら、4~5日はほっといても大丈夫です。

そして見た目も涼しげなので、葉っぱだけをいくつか差し込んで飾ってみました。グラスからはみ出るように、少しボリューミーに飾ってみて。

爽やかで、こちらはパウダールームなどにピッタリですね! 置く場所を先に決めて、フラワーベース→お花のスタイル(高さがあるものか、横に広がりがあるものかなど)を考えて、お花屋さんに行くことをおすすめします。イメージが決まっていると、お花選びも迷いません。

高さのあるフラワーベース×短いお花

こちらのフラワーベースは陶器ですが、とても小ぶりで狭い場所に飾るのも便利なサイズ感。そんなフラワーベースを使って飾るお花は、あえて小さいものがいい。

カーネーションなど、一本にいくつかのお花がついているものを生ける際、短いものをカットしてしまう場合がありますよね。

そのカットしたお花を無駄にしないように、このような小さなフラワーベースに、こんもりと茎が見えないくらいの長さで、小さめブーケ風に生けると可愛い!

場所も取らないので、ユニットバスの洗面台などにも飾っていただけます。

ボックス×短いお花

購入して持ち帰る時に、ポキッと折れてしまうこともありますよね。

そんな時は思い切って、小さな器に短く生けてみましょう! さらに、今回はボックスと合わせて飾ってみました。

私はこんなオリエンタルな小物入れにセットして、トイレに飾っています。

トイレを明るい雰囲気にしたい時や、ゲストが来る時に飾っておくと、お花も見てもらえる回数が増え、生き生きとしてくる気が……?

そのまま飾るよりも、ダークブラウンのボックスでより引き締まった印象に。

自宅にあるアイテムを活用したお花の飾り方

お花を飾るといっても、高価なフラワーベースや付随する小物をわざわざ購入する必要はありません。

何かの折にプレゼントでいただいたものや、100均で購入したものなどを利用して、素敵に見えるようお花を飾ってみましょう。ここでは、身近にあるものでできるお花を素敵に飾るためのアイディアをご紹介。

お酒の瓶をフラワーベースにする

こちらのフラワーベースとして利用したものは、実は引き出物についていたお酒が入ったボトルなのです。

口の部分が一輪分なので、背の高いインパクトがあるお花を一輪生けるとスタイリッシュな印象になりますね!

お花を生けるためにわざわざフラワーベースを用意しなくても、日常的に利用できるものもたくさんあります。こちらのように、ワインなどのボトルもオシャレですし、紅茶の缶なども素敵です。

フォトフレームをフラワーベースの台にする

こちらは玄関に置いてあるチェアにお花を飾りたかったのですが、フワフワと柔らかいので苦肉の策で、100均で購入したフォトフレームを台にしてみました。

フォトフレームも今はいろんな種類のものが安価で手に入るので、小物として利用するのに何種類かあると便利です。

ご自宅にあるものも、工夫次第で本来の使い方とはまた違った楽しみ方ができるかもしれませんよ!

まとめ

お花があるとないとではお部屋の印象もがらりと変わります。「小ぶりに・明るいカラーで・長持ちする種類を」という目線で、お花やフラワーベースを選んでみることがおすすめ。

普段から、ご自宅にある小物などをいろいろとチェックしておいて、お花やフラワーベースと合うものを見つけておくと便利です!

100均に行くときも意識して見て回ると、楽しい発見があると思いますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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