無印良品の冷蔵庫はどうして人気？　意外なおすすめポイントを解説

無印良品の家電といえば、シンプルでスタイリッシュなデザインが最大の魅力で、冷蔵庫も例外ではありません。一般に冷蔵庫というと、使いやすさを重視したデザインが一般的。国内の有名メーカーのものは、確かに機能は優れているんですが、デザイン面ではあまり注力していないものが多い印象です。

しかし、無印良品の冷蔵庫は、フラットな箱型のボディにハンドルが付いただけ。壁に同化できるような無駄のない、超シンプルなデザインになっています。そのため、圧迫感のないキッチン空間に仕上げることができます。

137リットルの小型タイプは、どこかヨーロッパ的な雰囲気があるのが特徴。明るいカラーの収納ボックスなどと並べても、まるで違和感がありません。ストライプなどポップな印象の壁紙との相性も◎。

157リットルや270リットルの中型タイプは、シルバーの取っ手が印象的。洗練されたデザインで、生活感をまるで匂わせません。白いボディは木目調のキッチンとの相性が抜群。また、白を基調としたインテリアと合わせると、キッチンを白化することができ、すっきりとした印象に仕立てることができますね。

355リットルの大型になると、ステンレスタイプを選ぶことができます。無印良品ならではのシンプルなデザインはそのままに、業務用かと思わせるプロっぽい雰囲気が加わって、唯一無二の存在感を発揮。木目調の壁や棚とも相性がいいですし、レンガ調のリメイクシートを貼ったシステムキッチンのそばに設置してもおしゃれです。ゴツめのマグネットを貼るなど、テイストに合わせて、自由に冷蔵庫アレンジもできそう。

デザインのよさばかりが注目されがちな無印良品の冷蔵庫ですが、意外に実用性にも優れています。

冷蔵庫に付いている取っ手。シンプルでどんな角度からも握りやすいのが特徴で、冷蔵庫を開けるのがとても楽ちん。しかも、取っ手が冷蔵庫の幅いっぱいに伸びているため、クロスをかけるのに便利なんです。大きく広げてかけておけるから、乾きやすい！

冷蔵庫には、シールやマグネットなどを貼って自分らしく楽しむのが定番。無印良品の冷蔵庫は、表面がフラットなためカスタマイズしやすいです。ゴミの日や学校のお便り、レシピなどを貼っておけば、忘れにくくなりそうですね。

冷蔵庫の上部もフラットなので、キッチン道具をおくのにも便利です。

内部のつくりもシンプルで使いやすいと評判です。瞬間冷凍や扉ごとの温度設定などの機能は付いていませんが、そのぶん、庫内を広く使うことができます。また、最近の冷蔵庫内には白い明かりが一般的になってきましたが、無印良品の冷蔵庫のなかには黄色系の照明が付いています。温かみがあって、食材が美味しそうに見えるという声も。

無印良品の冷蔵庫がおすすめなのは、やはりデザイン重視という方です。一般的なメーカーの冷蔵庫は、いかにも家電らしいルックスのものがほとんど。せっかくナチュラルな雰囲気のキッチンに仕上げても、冷蔵庫を設置するとたちまち空間の印象を変えてしまいます。主張が控えめで、あまり家電らしくない無印良品の冷蔵庫なら、どんな部屋にもほどよくなじんでくれるのです。

おしゃれでスタイリッシュなデザインは、生活感を匂わせることもありません。空間に極力ものを置きたくないというミニマリストのインテリアづくりにも、無印良品の冷蔵庫は重宝するはず。

冷蔵庫はどんどん多機能化していますが、使いこなせていない方も多いはず。冷蔵庫には、食材などを冷やす機能があればそれでいいという簡単でシンプルな操作性を望む方におすすめです。

さらに、容量が少なめなので、場所をとらないのも無印良品の冷蔵庫の利点の一つ。ご家族でお住まいの場合でも、ご夫婦と小さなお子様だけという家族構成や、あまりまとめ買いをしないお宅にも向いています。270リットルまでのモデルなら、背丈が低いため、冷蔵庫の上のスペースを有効活用できるのも便利ですね。

シンプルかつスタイリッシュなデザインで知られる無印良品の冷蔵庫。意外といっては失礼ですが、デザインだけではなく、使い勝手にも優れているのも人気の理由です。どんどん進化している冷蔵庫ですが、今一度どんな機能が必要かをふまえて、選んでみるのもよいのではないでしょうか？　意外と多くの機能は必要ないのであれば、無印良品の冷蔵庫、おすすめですよ。