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2020年10月28日 19:28 更新

多肉植物の寄せ植えがかわいすぎる! 正しいやり方と飾り方

むちむちでツヤがあるもの、ぷっくりちまちま小さいもの、シルバーリーフがクールでかっこいいもの、緑と赤のコントラストが美しいもの……。生花とはまた違ったかわいさがある「多肉植物」の寄せ植えに、インスタグラマーが夢中! あなたも、奥深き多肉植物の寄せ植えの世界に、足を踏み入れてみませんか?

多肉植物の寄せ植えってどんなもの?

Photo by Neslihan Gunaydin on Unsplash

プニプニとした見た目と質感、個性的な見た目で人気の多肉植物。インスタグラムでは、「多肉女子」「タニラー」なんてハッシュタグもあるくらい、盛り上がっているのをご存知ですか? 近年では、 園芸店やフラワーショップ以外に、100円ショップでも見かけるほど身近になりました。

多肉植物とは、そのぷっくりした葉や根に水を貯めることができる、乾燥に強い植物のこと。世界の乾燥地帯や高山地帯などに自生していて、その種類は1万種類以上にものぼるとも言われています。一般的な草花に比べて水やりの頻度が少なく、比較的手軽に育てられることや、そのぷくぷくと愛らしくも個性的な見た目が人気の秘密のようです。

こちらの写真を見てみても、それぞれ葉の色や大きさ、形が異なり、なんともバラエティ豊かですね!

そんな種類豊富な多肉植物のなかから、好みの種類を集め、自分のセンスで一つの鉢に植える「寄せ植え」は、ひとつの作品を作り上げたかのような達成感が味わえるとあって、インスタグラムでは大人気。

そこで今回は、多肉植物の寄せ植えを楽しむためのアイデアをまとめてみました。インスタグラムに投稿された写真をヒントに、多肉植物の魅力に迫ってみましょう。

寄せ植えの"鉢"にこだわって、むちっと感を演出

調べてみると、多肉植物を植える鉢は十人十色。多肉ファンは、市販の鉢や空き缶などを上手にリメイクして寄せ植えを楽しんでいる人が多いようです。こちらのインスタグラマーさんは、市販の植木鉢をコーヒーのテイクアウト容器に見立ててリメイク! バラの花のような姿のエケベリアや、メインの引き立て役には欠かせないセダムでむっちり感を出しつつ、ひょろりと長いグリーンネックレスをアクセントに。自作のストローまでついて、お見事です!

缶詰などの空き缶にアクリル絵の具やペンキを塗装し、ヴィンテージ加工をした「リメイク缶」(通称リメ缶)は、多肉植物との相性抜群。こちらのインスタグラマーさんは、フリルが特徴のエケベリア(シャビアナ)を中心に、イエローやグリーン系の多肉植物をバランスよく配置しています。シャビーシックな雰囲気が素敵ですね。

こちらは、同じリメ缶でも一手間加えた「リメ缶バッグ」。取っ手を付けて使う、ハンギングタイプのリメ缶です。ヴィンテージ風なリメ缶が多いなか、こんな夏らしい素敵なリメ缶を発見しました。マリンっぽさがグッとアップする、太めのロープがポイント。多肉のみずみずしいグリーンが引き立ちますね。

こちらは、スパムの空き缶を利用したリメ缶。まるで、数種類のエケベリアを中心に、グリーン系でまとめたフレッシュな雰囲気のアレンジメントが素敵ですね。

パウンド缶をリメイクしたスクウェア型の寄せ植えは、ブルーの塗装で爽やかに。ボリューム満点のエケベリアが、ギュッと詰まっている姿がかわいい♪

男前な雰囲気漂うこちらの容器は、なんと工具箱。「工具箱寄せ」なんてハッシュタグも存在し、700件以上もの投稿があります。大きめの多肉植物をたくさん寄せ植えしたい人は、参考にしてみて。

ナチュラルな雰囲気漂うカゴへの寄せ植えは、多肉植物がお花畑で積んできた花のようで、お庭にも室内にもよく似合いそう。こちらもやっぱり、「カゴ寄せ」というハッシュタグで約300件の投稿がありました!

なんと、流木にまで寄せ植え! ドリルやノミ、彫刻刀などで流木にくぼみを作り、その中に土を盛って寄せ植えするそう。こんなにもいろいろなものに寄せ植えする多肉ファンのアイデアに、脱帽です!

夏のインテリアとしておすすめな、多肉テラリウム。カラーサンドが南国の砂浜のようで、清涼感がありますね。ジャングルのように野性味溢れるもの、白い小石を敷き詰めたナチュラルなものなど、自分好みの多肉テラリウムを作るのも楽しそう♪

玄関のおもてなしに、壁に掛けられる多肉のウェルカムリースはいかが? 多肉植物を飾り付ける土台部分は、ホームセンターで売られているワイヤーネットを切って自分で作る方法のほかに、100円ショップのザルや茶こしで作る方法もあります。

むちむち感の決め手は、植物の配置

むっちり感のある寄せ植えを作るには、はじめに主役とする大きめの多肉植物を決めておきましょう。メインが決まったら、周囲を小さい多肉植物で埋めていきます。この写真の場合は、ピンク色のとがった葉先が特徴のエケベリア、ぷっくり長めの葉をしたセデベリア、白い肌で肉厚な丸い葉のパキべリアの3つをメインに。隙間は、いろいろな種類のセダムをコツコツと埋めていけば完成です。

寄せ植えに慣れてきたら、こんな上級アレンジメントに挑戦してみては? バラのように咲くエケベリアをメインに、縦に重なるように葉を付けるクラッスラで高さを出し、ハートカズラを流れるように配置。シャビーシックで女性らしい素敵なアレンジメントですね。

まとめ

種類が非常に多い多肉植物だからこそ、その植え方は自由自在。植える容器も、自分でリメイクしたり、DIY作家さんのかわいい作品を探してみたりと、いろいろな楽しみ方ができます。

ただ、選択肢が多いだけに「何から手をつけていいかわからない!」と迷ってしまう人もいるはず。そんな人は、多肉植物の寄せ植えワークショップを検索して、参加してみるのがおすすめ。お気に入りの寄せ植えが完成したら、日々の成長を見守って、楽しい多肉ライフを過ごしてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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